・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

日々一連想:19 議論とQA

2020年03月16日 | つぶやきの壺焼

国会の中継を見る気がしないのはなぜだろうか考えてみて、単純な原因に気づきました。

議会と呼ばれるところで行われないはずのない、議論の様子が報じられないからでした。

いま、中継で放送されるのは、議論ではなくQAルームなのです。
そのQAの多くが、国の政治にかかわることではなく、議員や関係者の日常行動についての、枝葉末節どころか、枯れ葉の先についた鳥のフンのようなことを何度も何度も繰り返しながら立ったり座ったり、質問者の割り当て時間を食いつぶしている、場末の劇場でも観客が寄り付きそうにない田舎芝居しか想像させないからです。
田舎芝居になぜ見えるのか、それは運営の基本にも問題があるように見せられているからです。

立法府としての議会は、出された法案を審議し修正して法律を作る仕事をすることと、私たちは認識しいています。
ところが。国会中継と称して放送される範囲では、法案の審議以前、あるいは審議とは言えない根底から政治とは無関係のことついてのQAの状況しか公表されません。

報道する人たちが、QAのやり取りが議論であるかのように勘違いしているのであれば、それを改めさせればよいのですが、もしこれが、議論の場を見せずに茶飲み話のQAごっこだけを、意識して見せようとしているなら、大きな問題と言わなければなりません。

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