・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

青い船

2011年10月24日 | つぶやきの壺焼

「青べか物語」という小説があった。
森重久弥が足の爪を切っているところだけが印象に残っている映画もあった。

これはべかではないが、写真になって川面が暗く写ると船の色がこんなに青かったのかとあらためて思う。

現場百回というが、現場で気づかなかったことに写真で気づくこともある。
いや、そうではない。現場はまだ二、三回しか見ていない。
しかも色はどうかなどという見方をしていなかった。

どこに行っても、うつろな眼でぼんやり眺めているだけでは「見た」ことにはならないのだ。