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台湾の絵画600点超、米から“帰郷” 日本時代から戦後までの美術史伝える

2019年08月24日 | 台湾ニュース

順天美術館で保管されていた絵画に見入る鄭麗君文化部長



(台北 23日 中央社)日本統治時代や戦後に活躍した台湾人画家の作品計652点を米国から台湾に“里帰り”させる作業が今月中旬に終了した。鄭麗君文化部長(文化相)が22日、自身のフェイスブックで公表した。作品は中部・台中市の国立台湾美術館に収蔵され、来年下半期に公開される予定。

絵画は、台湾の製薬メーカー、順天堂製薬の創業者である故・許鴻源氏のコレクション。日本統治時代の陳澄波、廖継春、李梅樹や戦後の呂基正、張義雄、廖修平など、台湾の美術史に名を残す画家の作品が含まれる。許氏は1975年に米国に移住しており、収蔵品は許氏の死後、遺族がカリフォルニア州アーバインに設立した順天美術館で保管されていた。文化部(文化省)と同美術館は昨年9月、館内の全所蔵作品を同部に寄贈する基本合意書に調印。今月11日までに全数が台湾に輸送された。

鄭氏は文中で、許氏が生前、「これらの絵画は私個人のものではなく、台湾人の財産」だと話し、「いつか必ず、分散させずに全て故郷・台湾に戻したい」と願っていたエピソードを紹介。海外に流出した貴重な絵画を再び目にすることができて「とても感動している」と喜びを示した。
  

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