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3月に別園児O157感染確認、市が公表せず 4月に1人死亡

2019年06月15日 | 京都のニュース

O157に感染し死亡した女児の通っていた長岡京市立滝ノ町保育所




京都府長岡京市滝ノ町2丁目の市立滝ノ町保育所で4月以降に園児5人が腸管出血性大腸菌O157に感染しうち1人が死亡した問題で、同保育所では3月にも別の園児1人が感染していたことが14日までに分かった。4月の感染と関連があったことは否定できず、3月の時点で速やかに公表し、注意喚起などを行うべきだったとの声も上がっている。

 市や乙訓保健所によると、同保健所は3月20日に医療機関からの連絡で同保育所の4歳男児の感染を把握。市は同日、男児の保護者から感染の連絡を受けた。男児は同19日から体調不良で休園していたが、2回の検査で陰性が確認されたため、29日に通園禁止措置が解除された。

 その後、4月18日にも5歳女児1人の感染が見つかり、5月3日までにさらに4人の感染が確認された。5歳女児は、症状が悪化し4月30日に死亡した。市はこの間、4月21日に保護者説明会、22日以降に報道発表したが、3月の感染については公表していなかった。

 公表を控えた理由について、市は「乙訓保健所との協議の上で決めた」としている。同保健所は、市とのやりとりについて、「3月に感染した男児は同月内に陰性となっていることなどから、4月の感染と直接の関連性は低い、と同市に伝えた」としている。

 一方、同保健所がこのほどまとめた報告書によると、3~5月に感染が確認された計6人から検出された菌の遺伝子型はすべて同一だった。園内で感染の広がりの可能性を示唆する結果だったが、4月の感染と発症の間隔が3週間以上空いていることなどから「感染源および感染経路の特定には至らなかった」と結論づけている。

 乙訓保健所が当初、3月と4月の感染の関連性が低いと判断したことについて、感染症の専門家は「同じ保育所で感染が発生しており、関連の可能性は考えられた。3月の感染を速やかに公表し、園児や保護者に注意喚起を行うなどの対策もあり得ただろう」と話している。

 6月14日に開かれた市議会6月定例会でも、一連の対応について問う一般質問があった。中小路健吾市長は「今回の事案を教訓とするため、振り返りの検証作業を行っている。その内容を踏まえ、健康や衛生の管理を一層徹底したい」と答弁した。

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