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外交部長、香港政府は「不道徳」と批判 台湾が法改正案審議延期の口実に

2019年06月17日 | 台湾ニュース
 
呉ショウ燮外交部長





香港の林鄭月娥行政長官





(台北 16日 中央社)呉ショウ燮外交部長(外相)は15日、香港の林鄭月娥行政長官が同日の会見で、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の審議を延期するのは台湾が香港政府の提案を受け入れないためだと発言したことを受け、外交部の公式ツイッターに英文のコメントを投稿した。呉氏は台湾のせいにするのは「不道徳かつ恥ずべきことで、全く受け入れられない」と批判した。(ショウ=金へんにりっとう)

台湾では去年2月、台湾旅行中の香港人の男が同行の女性を殺害し、香港に逃亡する事件が発生した。台湾側は香港政府に容疑者の引き渡しを繰り返し求めたが、両者間には犯罪人引き渡し協定が結ばれておらず、実現が難しかった。香港政府は今年初めに、解決策として「逃亡犯条例」の改正案を提出。一旦成立すれば、立法会(議会)の審議を経ずに中国当局に容疑者の身柄を引き渡すことが可能になる内容だったため、香港社会の不安をあおった。

同事件の容疑者引き渡しについては、台湾の対中国政策を担当する大陸委員会の邱垂正報道官が5月9日、同条例の改正を前提とした状態では香港と協議しないと強調。もし改正案が成立しても、香港にいる台湾人が中国大陸に移送される恐れが排除されない限り、政府は容疑者の引き渡しに同意しないと述べていた。林鄭氏は会見中、邱氏のこの発言を理由に、法改正の「切迫性はなくなった」とした。

法務部も同日、報道資料を発表。法改正が人権を損なう恐れがあるという焦点をはぐらかす無責任な行為だとして強く非難した。

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