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日本時代のたばこ工場、80周年で「同窓会」 合計年齢8千歳超

2019年07月17日 | 台湾ニュース

松山たばこ工場で働いた黄長江さん(左、94)と孫胡珍さん




「松山文創園区」




(台北 16日 中央社)日本統治時代に建設された旧松山たばこ工場が今年で80周年となるのを祝う記念行事の一環として、同工場を前身とする文化施設「松山文創園区」(台北市)で13日、元工員約120人を集めた「同窓会」が催された。

松山たばこ工場は台湾総督府専売局によって1937(昭和12)年に建設され、39(同14)年に操業開始。戦後は台湾省専売局に接収され、台北たばこ工場に併合される98年まで紙巻たばこや刻みたばこ、葉巻などを生産した。2001年に台北市の古跡に登録され、改修などを経て11年に松山文創園区として生まれ変わった。

同窓会の出席者は80~90代の人が多く、最高齢は97歳。合計年齢は8000歳を超える。誰もが数十年ぶりの再会を喜び、ボイラー室で食事をしながら思い出話に花を咲かせた。渉外課の職員だったという黄玉燕さんは、見学に来る訪問客を毎日のように案内していたと振り返り、「懐かしいこの場所に戻って来られて本当にうれしい」と喜んだ。

たばこの葉を整理する部門に41年勤務した孫胡珍さん(82)は、同部門は300人以上の大所帯だったが皆仲が良く、けんかも起きなかったと回想。だが、工場が閉鎖されてから互いの連絡は途絶えていたといい、懐かしい仲間の顔を見て感極まった様子だった。

松山文創園区ではこのほかにも80周年記念として、工場の歴史を振り返る特別展を開催している。旧工場の写真100枚以上を展示するほか、「長寿」「新楽園」などのロゴマークや手作り葉巻「紳士牌雪茄」、80年前の手書きの工場設計図などが初公開される。また、工場でロケを行った台湾映画「良心与罪悪」(仮訳:良心と罪悪、1960年)の上映会なども催される。8月18日まで。

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