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休耕田に落下した照明弾の一部(滋賀県高島市安曇川町上古賀)

2019年09月21日 | 滋賀県



発射地点と落下地点の位置関係




 滋賀県高島市安曇川町上古賀の畑で19日、近くの陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場(同市)から発射された照明弾の一部が見つかったと、防衛省近畿中部防衛局が20日に明らかにした。18日夜に試射したうちの1発が誤って演習場外に落下したといい、目標から南東に2・3キロずれていた。燃焼物を搭載していたが、けが人や周囲への延焼はなかった。陸自は当面、当該の照明弾に限って射撃訓練を中止する。

 照明筒などは、近くの農業男性(72)が19日午前9時ごろに見つけ、同10時すぎに陸自今津駐屯地(同市今津町)に通報したが、防衛省は丸一日公表しなかった。同防衛局の島眞哉局長は「事案の概要調査や関係機関との調整に時間を要した。市には迅速に連絡した」と釈明した。

 同防衛局によると、見つかったのは赤外線を使った特殊な「IR照明弾」の一部で、発光するアルミ製の照明筒(直径7センチ、長さ12センチ)とゆっくり降下させるためのナイロン製パラシュート(直径1メートル、長さ1・5メートル)で、重さ計約600グラム。筒には照明薬や着火薬、黒色火薬が入っていた。通常は高度250メートル程度で発火する。燃焼したまま落下すれば、可燃物に引火する可能性があったという。

 同防衛局などの説明では、18日午後6時ごろ、防衛装備庁が、信太山駐屯地(大阪府和泉市)の陸自第37普通科連隊や照明弾を開発した民間企業と、性能試験のため、81ミリ迫撃砲を用いて、照明弾16発を発射した。すべて上空で燃焼を終えたことを目視しており、約4キロ西の「目標区域」に落下する予定だったが、演習場の敷地から約1キロ南の畑に落下した。射撃方法に問題はなかったといい、発射地点の風速は毎秒2・4メートルの微風だったが、「風に流された可能性はある。人為的ミスも含めて原因を調査する」としている。残る15発の照明筒も捜索する。

 島局長は20日、高島市を訪れ、福井正明市長や住民に「昨年の誤射に続き、このような事態が起きたことを重く受けとめている」と謝罪した。

 同演習場では昨年11月の実弾射撃訓練でも、今回と同じ連隊の迫撃砲弾1発が誤って国道303号近くに落下し、同市の男性が乗っていた民間車両を損壊した。

 京都新聞  
 

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