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日本統治時代「台南水道」の建築、台南市に寄贈

2014年09月06日 | 臺南



(台南 2014年9月6日 中央社)台湾自来水公司(水道会社)が日本統治時代の旧「台南水道」の建物を台南市政府に無償で譲渡することになり、このほど寄贈式が行われた。大正時代に完成した「台南水道」は当時、飲み水の供給とともに台湾の人々の衛生状況を大幅に改善したとして現在でも高い評価を受けている。

4日地元で行われた寄贈式には頼清徳・台南市長、台湾水道会社の胡南沢総経理をはじめ、地方の関係者が多数列席した。

「台南水道」は日本の台湾総督府の委託で英国人衛生顧問、ウィリアム・バートンの下、浜野弥四郎により設計されたもの。1911(明治44)年から計画が始まり1922(大正11)年に竣工した。戦後は水道会社が引き継いだが1982年にその役目を終えた。

「水源地」と「浄水区」に分かれ、日本統治時代から残されている建築物には「水源地」の濾過室・水道事務室、加圧室、「浄水区」の浄水池、量水器室の各施設があり、これらは2002年に台南県(当時)の指定古跡、2005年には国の指定古跡となった。

頼市長は浜野弥四郎(千葉県佐倉市出身)の「台南水道」と八田與一(石川県金沢市出身)の「烏山頭ダム」は、当時台湾の衛生環境改善と農業の発展に貢献したばかりでなく、今日においても台湾と日本の絆を強める役割を果たしており、毎年台南を訪れる日本人観光客は18万人にも上るとし、今後は周辺の蘭花植物園や大内南瀛天文台などと結びつけて観光促進に力を入れたいと述べた。

台南市文化局では浄水池の修復工事終了後の12月初めにも一般開放し、文化観光と生態保護を同時に進めていきたいと話している。

(編集:谷口一康)


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