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中国、台湾のWHO総会参加を今年も妨害 外交部「最も厳正な抗議」

2019年05月07日 | 台湾ニュース
 
世界保健機関(WHO)会場



(台北 7日 中央社)台湾はスイス・ジュネーブで20日に開幕する世界保健機関(WHO)年次総会に3年連続で招かれなかった。出席手続き締め切り日の6日、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は定例会見で、「一つの中国」原則の維持に言及した上で、中国は台湾のWHO総会出席を認めないと決定したと述べた。中華民国(台湾)外交部は同日、中国による「横暴な妨害」だとし、「最も厳正な抗議と強い非難を表明する」との報道資料を発表した。

台湾は2009年から16年までWHO総会にオブザーバー参加していたが、17年と18年は中国の圧力により出席できなかった。

耿爽報道官は、台湾がWHO総会に「中華台北」名義で参加していたことに触れ、「一つの中国」を原則とした「92年コンセンサス」の下、両岸(台湾と中国)間の協議によって実現させた特殊な配慮だったと説明。中国の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官も、民進党が92年コンセンサスを認めていないとした上で、台湾がWHO総会に参加できないのは「完全に民進党当局の責任だ」と述べた。

外交部はこれらに対し、「台湾は国際社会が称賛する民主国家」だとした上で「台湾は台湾」「中国の一部ではない」と報道資料で主張。台湾のWHO総会や関連イベントへの参加について、すでに多方面から支持を得ていることにも言及し、中国政府の邪悪な本質を正視するよう国際社会に呼び掛けた。

米国務省は6日、台湾の国際機関への有意義な参加を支持する立場を改めて表明。また、台湾が国際保健や安全、法執行のネットワークから締め出されることで抜け穴ができ、悪意のある者に利用されかねないと指摘した。

呉ショウ燮外交部長(外相)は同日、外交部と衛生福利部(保健省)は参加に向けて最後まで努力を続けると説明。出席できなかった場合も、台湾は会場の外で他国の代表と会談や交流を行う方針を示した。(ショウ=金へんにりっとう)
 


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