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「牡丹図」「梅図」鮮やか 二条城障壁画を特別公開

2019年04月20日 | 京都のニュース

初公開となる梅図



二の丸御殿障壁画の牡丹図



世界遺産・二条城(京都市中京区)の障壁画展示収蔵館で18日、二の丸御殿の障壁画である「牡丹(ぼたん)図」と「梅図」の原画の特別公開が始まった。梅図は初公開。金地に映える紅白の牡丹の華やかさと、地にどっしり根を下ろし寒風の下で花をつける梅の雄渾さを感じさせる。

 牡丹図と梅図は二の丸御殿の黒書院(くろしょいん)にある東廊下(牡丹の間)を飾っていた。今回公開されるのは壁貼付(かべはりつけ)とふすまの計20面で、いずれも重要文化財。

 牡丹の間は通路と部屋の機能を併せ持つ特殊な廊下で、1626(寛永3)年の後水尾天皇行幸時にはここで公家衆に膳が振る舞われた。牡丹の間の障壁画は、岩や雲の重なりや根元を描き込んで奥行きを表す桃山期と、平面性を強調する寛永期という異なる時代の絵画様式が併存する。

 紅梅のふすまはタカを描いた墨線が金箔から透けて見える。タカの絵が何かの理由で不採用になり、金箔を上に貼って紅梅図を描いたが、経年変化で金箔が薄くなり墨線が現れたと考えられる。障壁画の制作過程を伝える貴重な史料といえる。

 6月16日まで。入城料一般600円に収蔵館の入館料200円が必要。5月11日は午後2時から学芸員による解説を行う(先着40人)。

京都新聞

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