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「緑のポスト」知ってる? 故人への思い、手紙に託して

2019年06月18日 | 京都のニュース

亡くなった人への手紙を受け付ける「緑のポスト」




大切な人を亡くした人たちの気持ちに寄り添おうと、京都府舞鶴市北吸の大聖寺(だいしょうじ)はこのほど、亡くなった人への手紙を受け付ける「緑のポスト」を境内に設置した。円筒形の旧型郵便ポストを使っており、同寺は「文字に思いを託すことで故人とのつながりを確かめる機会になれば」と願っている。

 ポストは、30年ほど前、特定郵便局長だった檀家から寄贈された。本物のポストと間違われないよう、本堂左側奥の藤棚の下に設置。色も緑に塗り替え、近くにある不動滝や護摩壇のさい銭箱として利用してきた。

 15年ほど前、流産したとみられる女性が子どもへの思いをつづった手紙がポストから見つかった。その後も数度、手紙が入っていたことから、松尾眞弘住職(59)が檀家総代の牧野博行さん(75)=同市行永東町=に相談。牧野さんの勧めで、「緑のポスト」と名付けて手紙を受け入れることにした。

 手紙は切手不要で、開封せずに春と秋のお彼岸に合わせ、同寺が火にくべて、たきあげる。また、本堂隣の庫裏・本坊「継心館」には、牧野さんが封筒と便せんを用意しており、その場で手紙を書くこともできる。

 今後、希望者を募り故人へ手紙を書く会を開くことも検討している。松尾住職は「メールやSNS(会員制交流サイト)の時代だが、手紙を書くと考えがまとまり、気持ちも整理されるのでは」と話し、牧野さんは「人々の心に寄り添うことが今の寺院に求められている。檀家だけでなく多くの人にお寺に親しんでほしい」としている。

京都新聞

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