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国土最南端の太平島で救助訓練 急患空輸も初実施 台湾

2019年05月23日 | 台湾ニュース

訓練に参加したC130輸送機



(太平島 22日 中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)は21日、国土の最南端にある南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の太平島で、交通部(交通省)、国防部(国防省)、外交部(外務省)などとの合同海難救助訓練を行った。同海域における台湾の救難体制を検証するとともに、同島を人道支援の拠点にするという蔡英文政権の政策の徹底を目指す。

訓練は同島の沖合で緊急着陸を迫られた外国籍の小型旅客機が漁船に接触し、複数の死傷者が出たという想定で行われた。艦艇4隻、航空機2機、無人航空機(UAV)4機が出動したほか、重症患者を乗せた救急車をC130輸送機で台湾本島まで搬送する急患空輸にも初めて取り組んだ。

同島から台湾本島までは輸送機で約3時間半かかるため、急を要する場合に不利という課題も残る。これについて海巡署の陳国恩署長は、周辺国との協力や合同訓練を今後進めていきたいと述べて救援体制のさらなる強化に意欲を示した。

太平島は台湾が実効支配する、面積0.51平方キロメートルの島。島唯一の病院「南沙医院」には医師と看護師が24時間体制で勤務している。


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