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台湾脱線事故=車両受注の住友商事、台鉄の賠償請求に応じない姿勢

2019年06月02日 | 台湾ニュース

 


(台北 1日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)から特急プユマ号用車両を受注した住友商事が、昨年の脱線事故についての責任を問い、賠償を求める台鉄の書簡に対し、問題は台鉄側のメンテナンス不備にあるとする旨の回答をしたことが分かった。台鉄機務処の宋鴻康処長が1日、メディアに明かした。

脱線事故は昨年10月21日に北東部・宜蘭県で発生。18人が死亡、200人余りが重軽傷を負った。行政院(内閣)の暫定報告では、カーブ進入時の速度超過や動力に関わる空気圧縮機の異常、自動列車防護装置(ATP)の遠隔監視システムの未作動などが原因だと指摘されている。空気圧縮機の異常については、設計や提供された整備マニュアルの不備が関係しているとの見方が示された。車両を製造した日本車輌製造はATPの未作動に関し、配線ミスを認めている。

宋氏は住友商事の対応について、全ての問題を台鉄に押し付けるに等しく不公平だと指摘。より多くの証拠を集め、来週にも弁護士と今後の対策について検討するとしている。

台鉄はこれまでに、プユマ号用車両計152両19編成を住友商事と日本車輌製造の企業連合に発注。2012年から順次納入され、13年から営業運転に投入された。このうちの1編成が脱線事故を起こしたのを受け、台鉄は今年4月末、主契約者の住友商事に責任追及と賠償請求の文書を送付。日本車輌製造と車両の第三者検証を実施したロイドレジスターにも、住友商事を介して通知が行われた。
 

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蔡総統、親中発言の国民党県議を批判 「台湾の民主は買収できない」

2019年06月02日 | 台湾ニュース

苗栗県議会で発言する国民党の鄭聚然県議



(台北 1日 中央社)北部・苗栗県の国民党県議が「統一工作など関係ない。(相手が中国であっても)金をくれる者を親と見なす」と発言したことが物議を醸している。蔡英文総統は5月31日、自身のフェイスブックに「賛同できない」とするコメントを投稿し、台湾の民主主義は決して金銭で買収できるものではないと強調した。

発端となったのは、同県内の中学校が4月下旬、中国企業から給食費の補助という名目で60万台湾元(約210万円)の寄付を受けたことだった。中国による統一工作の一環だと問題視され、学校側は寄付金を返還した。

国民党に所属する鄭聚然県議は、5月中旬の県議会でこの件に言及。統一工作かどうかよりも「生徒たちのためになればそれでいい」と自身の見解を述べるうちに問題発言に至った。蔡総統は投稿で、直接選挙で選ばれた議員の言葉であることに不満を表明した。

蔡総統はまた、中国の国政助言機関、全国政治協商会議の汪洋主席が5月10日、両岸(台湾と中国)のメディア関係者を集めて「平和的統一、一国二制度の実現のためにはメディアの努力が必要」と述べたことにも触れた。北京当局が台湾で統一工作を進めようとする意図は非常に明らかだと指摘した上で、これらに反対し、中華民国台湾の主権と尊厳を堅守する自身の立場は明確だとつづり、ともに台湾を守ろうと呼び掛けた。
 

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平渓線でおなじみの瑞芳駅と十分駅、リニューアルへ 集集線も対象

2019年06月02日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

現在の瑞芳駅



(台北 1日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は5月31日、観光客に人気が高い北部のローカル線、平渓線の十分駅と同線が乗り入れる瑞芳駅(いずれも新北市)の駅舎をリニューアルすると発表した。来年半ばまでにデザインが決まり、2021年に改修工事が終了する予定。台鉄は、古い建物に新しい生命を吹き込み、駅の印象を一新したいと期待を示している。

台鉄は「新駅舎運動」と銘打った駅舎の改築プロジェクトを2010年から推進しており、これまでに東部29カ所の駅舎が地元の特色あふれる姿に生まれ変わった。今年から第2弾として駅舎に美しさを取り入れる「新駅舎建築美学」計画が進められることになり、最初に選ばれたのが瑞芳、十分の2駅だった。今後は中部のローカル線、集集線の駅が対象となる見通し。(テイ=土へんに呈)

投じられる改修費用は2億台湾元(約6億8600万円)。台鉄は美学的見地に立ってアドバイスを行う専門チームを今年4月に立ち上げ、2駅の視察を行うなどして改善点をとりまとめてきた。瑞芳ではレイアウトの変更や外壁の美化などが、十分ではエレベーターやプラットホームと駅周辺の街をつなぐ連絡通路の設置などが行われる予定。

瑞芳駅は日本統治時代の1919(大正8)年に開業。当初の駅舎は木造だった。その後コンクリート造りにする工事が始まったものの第2次世界大戦のため途中で頓挫。戦後、残っていた土台を利用して建設が続けられ、54年に現駅舎の原型となる建物が完成した。その後改修を経て今に至る。

十分駅は1929(昭和4)年に十分寮駅として開業。こちらも当初は木造建築だった。62年に現在の名称に改称され、71年にコンクリート造りの駅舎になった。
 

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ドントタッチ舞妓 祇園で外国語ステッカー 自撮り棒もダメ

2019年06月02日 | 京都のニュース

花見小路通で観光客にステッカーを配る学生や舞妓たち



訪日観光客らにマナー厳守を呼び掛けるステッカー



訪日観光客の急増に伴い地元の苦情が相次ぐ京都市東山区の祇園で、マナー厳守を呼び掛けようと、祇園町南側地区協議会がシール仕様の啓発ステッカーを制作した。観光客に配布して持ち物に貼ってもらい、順守を徹底させる。
 
高札を描いたイラストに「舞妓・芸妓に無断で触れる」「路上に座る」「自撮り棒の使用」など6項目のマナー違反を日米中の3カ国語で記した。舞妓や提灯のイラストを周りにあしらった。高札部分は以前からある絵を転載し、舞妓や提灯は京都女子大生活デザイン研究所(同区)の学生がデザインした。

 祇園町南側地区は四条通以南の花見小路通を中心に古都の風情が残るしっとりとした街を形成する。ところが、4、5年前から、観光客が道幅いっぱいに歩く、芸舞妓と無理矢理写真を撮る、私有地に入るなど「観光公害」が深刻化。同研究所がデザインしたしおりや短冊付き提灯を配り、高札を掲出してマナー向上を訴えてきたが、観光客の急増に追いつかず、迷惑行為は悪化の一途をたどる。

 「デザインの力を借りて、粘り強く啓発を続けるしかない」と同研究所の出井豊二副所長(70)。5月14日は、花見小路通で協議会員や舞妓、京女大生、東山署員ら約20人がマナーアップキャンペーンに取り組み、ステッカーを観光客に配った。今後も配布を続ける。

京都新聞
 

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