DUKE Train

台湾・京都中心に最新のニュースをお届けします

キャッシュレス、社寺で広がり ビジネス視、情報流出懸念も

2019年05月28日 | 京都のニュース

QRコードを専用端末にかざす中国人旅行者
(京都市左京区・下鴨神社)



京都府や滋賀県の世界遺産の神社や寺の売店で電子マネーなど現金を使わないキャッシュレス化の動きが相次いでいる。下鴨神社(京都市左京区)が今月に決済システムを導入、複数の寺が拡大や整備を検討する。ただ拝観料を含めたさらなる展開は税務当局にビジネスとみられたり、信仰に関わる個人情報が流出したりするとの懸念があり、京都仏教会(上京区)が6月から研究に乗り出す。

■社寺で広がるキャッシュレス

 下鴨神社の授与所で、お守り2個を選んだ中国人旅行者の夫妻が、設置されている専用端末にスマートフォンの画面をかざした。画面には中国で浸透する電子決済サービス「アリペイ」のQRコードが表示されており、瞬時に支払いが終了。夫は「日本でもアリペイが使えるのは便利」と笑顔を見せた。

 授与所ではクレジットカードと交通系ICカードを含む14種類の電子マネーが使える。キャッシュレス決済が全体の約2割を占めるといい、下鴨神社は「キャッシュレス化は政府の方針で時代の流れ。業者に手数料を引かれるが、若者や海外の人に好評だ」と手応えを感じている。

 平等院(宇治市)は電子マネーとクレジットカードの両方が使えるほか、金閣寺(北区)や銀閣寺(左京区)、醍醐寺(伏見区)はクレジットカードが使える。延暦寺(大津市)は「電子マネー化を具体的に進めている」、仁和寺(右京区)も「賛否はあるが、手続きがスムーズになるのでキャッシュレス決済導入を考えている」とする。

■宗教行為は非課税、ビジネスなら消費税

 複数の寺関係者によると、お守りなどの授与は「宗教行為」と認められ、非課税となっている。しかしキャッシュレス決済が拡大した場合に「税務当局にビジネスだと受け止められて消費税の支払いを求められるリスクがある」という。「他の寺や神社と足並みをそろえたい」との声もある。

 個人情報の流出を恐れる声も強い。平等院は拝観料については考えておらず、その理由を「個人の信仰、プライバシー情報が決済業者に渡る」とする。京都仏教会は6月に役員や学者をメンバーとする研究会を開く。キャッシュレス化の長所や短所について多角的に検討し、見解をまとめる方針だ。

コメント

京都の宿泊施設、誘致方針から転換 市長「満たされつつある」

2019年05月28日 | 京都のニュース

京都市役所



京都市の門川大作市長は27日の市議会本会議で、市中心部などで急増している宿泊施設について、「まだ足りない」との従来方針を改め、「数としては満たされつつある」との認識を初めて示した。その上で、観光客の増加が市民生活に悪影響を与える「観光公害」に対応するため、庁内に設けたプロジェクトチーム(PT)で、課題解決や周辺部への誘客を強化する考えを明らかにした。

 市は観光公害対策として特定の名所に集中する観光客を分散させるなどの取り組みを進めているが、市民が実感できる効果は上げられていない。宿泊施設の充足を一定認めることで、市民生活の改善により軸足を置く姿勢をみせた形だ。

 市は2016年にまとめた「宿泊施設拡充・誘致方針」の中で、20年の訪日外国人客数が国目標の4千万人に達した場合、市内に必要な客室数を4万室と想定している。京都新聞は昨年11月に独自調査により、すでに客室は4万室を超え、20年には5万室を上回るとの試算を報じたが、門川市長は同12月の記者会見でも「宿をとりづらいとの声がまだ多い」と話し、誘致方針を堅持していた。

 市観光MICE推進室によると、今年3月末時点の客室数は約4万6千室で、計画中の施設を含めれば20年ごろには5万3千室を超える見通しという。

 この日の市議会で、門川市長は森田守市議(自民党)の代表質問に対し、宿泊施設数が充足しているとの認識を示す一方で、市中心部への偏在を指摘。山科区や左京区大原地域といった周辺部については「観光客の増加が求められている」と強調した。

 27日までに発足したPTは「市民生活と調和した持続可能な観光都市推進プロジェクトチーム」。リーダーの糟谷範子観光政策監ら市幹部11人で構成する。交通渋滞や民泊をめぐるトラブルといった地域ごとの課題やこれまでの施策を検証し、有識者や市民の声を聞きながら新たな施策を検討する。

コメント

新緑のモミジ鮮やか 京都、国登録文化財「旧邸御室」一般公開

2019年05月28日 | 京都のニュース

数寄屋造りの邸宅や新緑の庭が公開されている国登録有形文化財「旧邸御室」
(京都市右京区御室岡ノ裾町)







茶室






昭和初期の数寄屋造りの邸宅で国登録有形文化財「旧邸御室」(京都市右京区御室)の一般公開が行われている。邸内の庭園はいま、アカマツやモミジの鮮やかな新緑で染まり、訪れた人を魅了している。

 1937(昭和12)年築で元大手酒造会社役員の邸宅だった。約1650平方メートルの敷地には、約半分を占める日本庭園のほか、母屋や茶室、蔵などがあり、2016年に文化財登録された。昨年、市観光協会主催の「京の夏の旅」に参加したが、単独で公開するのは初めて。

 母屋は、富士山をかたどった欄干や洋画が描かれた天井など意匠が凝らされている。双ケ丘の斜面を生かして造られた庭園には、庭や御室の町並みを見渡せる茶室や待合があり、茶道具が保存された蔵も見学できる。

 6月9日まで。午前10時~午後4時半。5月31日まで夜間公開を実施している(午後6~9時)。有料。

住所:京都府京都市右京区御室岡ノ裾町5
電話番号:075-213-1717(京都市観光協会)
アクセス:京福電鉄・御室仁和寺駅より徒歩約3分
西日本ジェイアールバス・高雄京北線 御室仁和寺より徒歩約6分
料金:大人600円

コメント

事実上凍結の「新火葬場」計画、30年ぶり始動 京都・亀岡市

2019年05月28日 | 京都のニュース



亀岡市の新火葬場予定地になった余部町丸山地域の丘陵。
奥に見えるのはガレリアかめおか(亀岡市余部町・平和台公園内より撮影)



京都府亀岡市は27日までに、下矢田町にある市営火葬場の移転先を、余部町丸山地域に決定した。市役所の西約600メートルにある高さ約40メートルの丘陵部に新設する。現火葬場の移転が計画されてから約30年、住民の反対でとん挫していた問題が、ようやく動き出す。

■開設60年、老朽化が深刻

 市や当時の記事によると、市はかつて篠町の長尾山への移転を決め、1992年に土地を取得したが、地元の反対で断念。96年、余部町丸山に予定地を変更し、地元自治会なども同意したが、反対する住民が訴訟を起こした。市側が勝訴したものの、計画は事実上、凍結されていた。

 市はこの間、現火葬場の改修で乗り切ってきたが、開設から60年以上が経過し、老朽化が深刻になった。高齢化で火葬件数は年々増加し、昨年度は約900件と、現行能力では対応できない恐れも出てきた。

 市は2017年に自治会や有識者らの審議会を発足。昨年4月に審議会は、土地を取得済み▽交通アクセスの利便性▽都市計画決定を終えている-などの理由から、余部町丸山に「優位性がある」と答申した。

 これを受け、市は同所に新たに建設する整備基本計画を策定。新火葬場は延べ床面積2500平方メートルで、現在の約6倍に広げる。炉を3基から4基に増やし、ペット用の動物炉1基を新たに設ける。待合ホールや多目的スペースも充実させ、小規模な葬儀・告別式を行えるようにする、という。

■整備費は約24億5千万円

 20年度から設計に入り、23年度に工事着手、25年度の開設を目指す。用地は市土地開発公社が8億5千万円で先行取得済みで、を想定。桂川孝裕市長は「広域化も視野に南丹市、京丹波町に働きかける。地元には基本的に合意を得ていると考えるが、再度、確認したい」としている。

 予定地のある亀岡地区自治会連合会の櫻井邦男会長は「どこかが引き受けなければいけない施設。周辺環境整備を含め、市の説明をしっかりと聞きたい」と、協議に応じる意向を示した。

コメント

イヌ科最小・宮津生まれフェネック 動物カフェに仲間入り

2019年05月28日 | 京都のニュース

アニマルカフェで公開されている宮津生まれのフェネックの赤ちゃん
(京都府宮津市・リトルフェアリー)



動物カフェ「リトルフェアリー」(京都府宮津市蛭子)に宮津生まれのフェネックの赤ちゃんが仲間入りした。小さな体で元気よく動き回り、訪れた人たちに癒やしを届けている。

 フェネックはイヌ科キツネ属。体重1~2キロで京都市動物園などによるとイヌ科最小の動物とされ、北アフリカや中東の砂漠に住む。大きな耳には放熱の役割があるという。

 オーナーの江口由佳さん(49)はウサギのブリーダーで動物と触れ合うカフェを定期開催する。フェネックの繁殖・販売も目指して雄と雌を飼育し、4月に赤ちゃんが誕生した。

 赤ちゃんは雄。飼い主が決まるまでの間、カフェに登場して愛くるしい姿を披露する。5月末にあったカフェでは訪れた親子連れらがなでたり抱いたりし「かわいい」「ふわふわしている」と表情を和ませていた。

 江口さんは「動物園以外ではなかなか見ることもできず、触ることもできない。どんな生き物か知ってほしい」と話す。カフェは毎週日曜午後1~5時。30分千円、中学生以下300円、未就学児無料。

コメント

京都)地域一丸で支える神事「お田植え式」 綾部八幡宮

2019年05月28日 | 京都のニュース






 「しちょいっ、しちょいっ、おっ? 動かんっ」。まだ寒さが残る3月下旬の夜、京都府綾部市宮代町の綾部八幡宮の社務所。翁(おきな)の面を着けた奈島正倫(なじままさみち)宮司(81)が木製の牛を押し、毎春奉納する「お田植え式」の練習に励んでいた。

 「しちょい」は牛を前に動かすためのかけ声だ。お田植え式では笛やかね、歌を交え、種まきや田植え、鳥追いなど稲作に伴う昔ながらの作業を再現。五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する。

 奈島宮司は氏子ら約20人に「立派な奉納になるようがんばりましょう」と呼びかけた。全員が息を合わせ、田植えを模した動きや演奏を繰り返した。

コメント

台湾芸術家の屋外作品、虹色の光で観客を魅了 六本木アートナイト

2019年05月28日 | 台湾ニュース



台湾の芸術家、荘志維さんが手がけた作品に思い思いの気持ちを伝える人々=荘さん提供



(東京 27日 中央社)台湾の芸術家、チーウェイ・チョアン(荘志維)さんが手がけた屋外インスタレーション(空間芸術)が25~26日、東京・六本木を舞台に開催された一夜限りのアートの祭典「六本木アートナイト2019」で展示された。チョアンさんの作品は人通りの多い六本木ヒルズノースタワー前に設置され、観客の目を引いた。

チョアンさんの作品のタイトルは「暗闇の中の虹」。黒い塗料で覆ったガラスキューブを並列に並べ、表面の塗料を削って思い思いに落書きをしてもらう参加型の作品とした。夜には虹色に光るLEDライトを作品内部で点灯させることで、絵や文字を浮かび上がらせた。

作品についてチョアンさんは、全ての人が生きていく中で経験する「傷跡」をコンセプトに創作したと説明する。人々がそれぞれ抱える心身の傷に勇敢に向き合ってほしいとの願いが込められた。傷を付けた部分から透ける虹色の光は、「傷跡の背後にある希望」を象徴しているという。書くことで気持ちを発散できるとのメッセージも伝えている。

同イベントには文化部(文化省)が特別助成した。

六本木のペロタン東京で15日から開催中の台湾出身の芸術家リー・ミンウェイ(李明維)さんの個展「ザ・ツーリスト」は、同時開催プログラムとして25日は夜10時まで開館時間を延長した。同展覧会は来月26日まで。

コメント

丸木舟で台湾から沖縄・与那国島へ 3万年前の航海再現「最後の挑戦」

2019年05月28日 | 台湾ニュース

3万年前の航海再現のために使われる丸木舟



(台東 27日 中央社)人類が約3万年前にどのようにして海を渡ったのか、その謎を解くため当時の航海を再現する日台合作プロジェクトで、チームは今年、「最後の挑戦」に臨む。当時の石器を復元した道具を使って制作した丸木舟で、台湾東部・台東から黒潮に乗って沖縄の与那国島にたどり着けるか検証する。

日本の国立科学博物館(東京都)と台湾の国立台湾史前文化博物館(台東県)が共に進める同プロジェクト。2017年、台湾原住民(先住民)アミ族の知恵を活かした竹の舟で実験を行ったが、黒潮を越えられる速度には達しなかった。2018年には軽量化を図った改良版で挑んだものの、荒波で竹が傷つき、海水が染み込んでしまった。

これらを踏まえ今回は、丸木舟で挑戦に臨む。舟は日本で制作され、材料には石川県能登産のスギを採用。全長7.6メートル、高さ0.6メートル、重さは350キロで5人乗り。東京湾で実験したところ、竹の舟より安定性は劣ったが、1.5倍以上のスピードが出たという。

一行は28日から10日間、海上での訓練を行う。6月25日から7月13日までを「本番の期間」とし、同期間中に出航のチャンスを待つ。

当時の航海を忠実に再現するため、コンパスやスマホなどは使わず、風や太陽、星で針路を探る。台東県北部の烏石鼻漁港から目的地の与那国島まで、直線距離は約205キロ。理想的なコースで航海が進めば、1.6~2.8日間で到着する計算だという。

コメント

ペルー国会議員51人、台湾のWHO総会参加支持 蔡総統が感謝

2019年05月28日 | 台湾ニュース

蔡英文総統(右)と握手を交わすペルー議会のルイス・ガラレタ外交委員会委員長



(台北 27日 中央社)蔡英文総統は27日、南米ペルーの国会外交委員会のルイス・ガラレタ委員長と面会した。蔡総統はガラレタ委員長から、世界保健機関(WHO)年次総会への台湾の参加を支持する手紙を受け取ったことや、手紙にはペルーの国会議員50人の署名が添えられていたことに言及し、ペルーから寄せられた支援としては近年で最大規模だとし、謝意を示した。

蔡総統はガラレタ委員長の台湾再訪を歓迎。26日にペルー北部を強い地震が襲ったことを受け、慰問の意も伝えた。

台湾は2009年から8年連続でWHO総会にオブザーバーとして参加していたが、17年以降は中国の圧力により招かれていない。ガラレタ氏が手紙で、健康は基本的人権だと指摘していたことに蔡総統は言及し、台湾に暮らす2300万人の健康や福祉が意図的に排除されることはあってはならないとの考えを改めて示した。

蔡総統は、台湾とペルーが共にアジア太平洋経済協力会議(APEC)の一員であることに触れ、双方は互いに交流を重ねてきたと説明。これらの基礎を基に台湾とペルーの経済関係が強化されることに期待を寄せた。

コメント

台湾で定例実働演習始まる 陸空海各軍を動員 31日まで

2019年05月28日 | 台湾ニュース

実働演習に参加する戦闘機「ミラージュ2000」



(台北 27日 中央社)中華民国軍の年次演習「漢光35号」のうち、実働演習と一部実弾演習が27日早朝、衡山指揮所(台北市)で出された命令を受けて始まった。陸空海各軍の兵力を動員し、中国軍の侵入阻止を想定した訓練を領海や領空、台湾本島、離島の防衛エリアで31日までの日程で行う。

今回の演習の目玉は、代替滑走路に指定されている高速道路「国道1号」の中部・彰化県内区間で28日早朝に行われる離着陸演習、29日の東部海域合同実弾演習、30日に南部・屏東の海辺で行う上陸阻止の実弾射撃演習の3つ。代替滑走路での離着陸演習は2014年以来5年ぶりで、蔡英文政権下では初の実施となる。

新型のF16V戦闘機や国産のCM34装輪装甲車、昨年11月に就役したオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート2隻が初めて演習に投入される。

コメント

真夏日の奥比叡に七色の帯 大津で「環水平アーク」観測

2019年05月28日 | 京都のニュース



空に虹色の光の帯が伸びる「環水平アーク」現象が27日、大津市伊香立地域で見られた。日増しに緑が濃くなる奥比叡の山並みの上空を鮮やかな光が彩った。

 民間気象会社「日本気象」(大阪市)によると、「上層雲」と呼ばれる雲の氷の粒に、太陽の光が屈折して起こる現象という。

 同日午前11時ごろに、伊香立地域の上空に現れた。照りつける太陽の下、薄雲が浮かぶ青空に七色の帯が描かれた。

 この日は大津市で最高気温が32.9度となり、3日連続の真夏日となった。

コメント

金属パイプ状柵など設置、安全対策工事始まる 大津の事故現場

2019年05月28日 | 京都のニュース

事故現場の県道で安全対策に取りかかる工事関係者ら
(大津市大萱6丁目)



大津市の県道で8日に保育園児ら16人が死傷した交通事故を受け、滋賀県は27日夜、現場の交差点で安全対策工事を始めた。車両の進入を物理的に防ぐ金属パイプ状の柵などを来月にかけて整備する。

 県は事故直後の応急対策として、円柱形の緩衝材や筒状のコーンを現場付近に設置。その後、県警との現場視察や協議を踏まえ、恒久的な安全対策を講じることにした。

 軽乗用車が園児らの列に突っ込んだ丁字路の南側と北側には、パイプ状の防護柵(高さ約75センチ)を新設し、歩道の安全性を高める。南側の車道側のコーナーには、交差点を視覚的に狭める効果があるとされるゼブラゾーンの区画線を新たに引いて、通行車両の減速につなげる。

 この日は午後10時から丁字路で業者が、防護柵の基礎を整備するため、既設の縁石を取り除く作業に取りかかった。

 工事は夜間のみで、期間中は片側通行などの規制を予定している。

コメント