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淡海ライトレール緑山線開業 試乗期間1カ月、運賃無料に

2018年12月24日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

淡海LRTをいち早く体験しようと、朝早く駅に詰めかけた人々








(新北 24日 中央社)新北市北部の淡水区に建設された淡海ライトレール(軽軌、LRT)緑山線は24日、一般客を乗せた無料試乗を開始した。試乗期間は1カ月。淡海LRTをいち早く体験しようと、早朝から多くの人が駅に詰めかけ、午前6時30分に出発した始発列車は満員となった。

緑山線は台北メトロ淡水線紅樹林駅と淡海新市鎮(ニュータウン)一帯を結ぶ全長約7.3キロ、全11駅の路線。新北市が単独で建設した初のLRTとなる。車両はドイツ企業の技術協力の下、台湾企業が製造した。各駅には人気絵本作家、ジミー(幾米)さんが手がけた芸術作品が設置され、可愛らしい雰囲気を演出している。

23日に淡水行政センター駅前広場で開業式典が行われ、朱立倫新北市長は「最も美しいLRT」と称賛。淡海LRTの利用を呼びかけた。

開業を記念し、ジミーさんとコラボレーションした記念セットチケットを2種類が発売される。限定各2000セットで、「閉上眼晴一下下」は23日から、「淡海LRT遇上幾米」は来月5日から紅樹林駅で販売される。いずれも特製イージーカード(悠遊カー)とカードケースが共通して入っており、これに加えて「閉上~」にはLRT限定版絵本、「淡海LRT~」には緑山線11駅のパブリックアートをデザインしたマグネットがセットになっている。各999台湾元(約3600円)。(カー=上の下にト)

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