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#カラフル、インスタ映えスイーツ 京都で急増中

2018年01月26日 | 甘味・ケーキ・デザート
 
「ジェレミーアンドジェマイマ」の綿あめ。
桜餅味や抹茶味などの和風味とカラフルな見た目が人気を呼んでいる



京都市内の観光地や商店街で、カラフルな見た目のスイーツが人気を集めている。写真共有アプリ「インスタグラム(インスタ)」を意識した見栄えやおいしさが売り。休日ともなれば、女性客らが長蛇の列を作っている。

 昨年11月中旬に開店したソフトクリーム専門店「#goody」(中京区)。星や花、ハート形のチョコレートとクッキーを自由に組み合わせ、アイスの上にトッピングできる。飾り付けの菓子やアイスは、店での手作りにこだわっている。

 店内にはフォトスペースが設けられ、若い女性客が撮影を楽しむ。マネジャーの竹本一恵さんは「インスタやSNS(会員制交流サイト)の発信力は大きい」と人気の背景を語る。

 東山区の安井金比羅宮に近い綿菓子専門店「ジェレミーアンドジェマイマ」は、桜餅味や黒蜜きなこ味、抹茶味など9種類の綿菓子を販売している。かわいらしい見た目や新感覚の味が話題で、週末には店先に数百メートルの行列ができるという。昨年3月には、同区の古川町商店街に2号店をオープンさせた。

 中京区の寺町京極商店街にある「アイスロールファクトリー」は、米国で人気のロール状のアイスクリームが味わえ、女子中高生らがSNSに写真を投稿して話題を集めているという。

 ほかにも見た目にこだわったスイーツが数多く登場しており、昨年の流行語となった「インスタ映え」商品の熱気はまだ続きそうだ。
(京都新聞)

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金箔スイーツ、京都に続々 SNS映え、好況も追い風

2018年01月26日 | 甘味・ケーキ・デザート
 
椀を覆うほどの金箔が載るぜんざい
(京都市左京区・箔匠きんとぎん)



食用の金箔(きんぱく)をぜいたくに使った菓子が、京都で次々に登場している。工芸品や宝飾品のように輝く姿は、口にするのをためらうほどだ。目を引く写真が数多く投稿されるSNS(会員制交流サイト)の普及や景気拡大、株価上昇も追い風に、きらびやかな「ゴージャススイーツ」が徐々に勢力を広げている。

 金色に輝く立体に刻まれた「GOLD 999・9」。ANAクラウンプラザホテル京都(京都市中京区)が期間限定で新たに売り出す「金塊ケーキ」だ。見た目は金の延べ棒そのもの。バレンタインデーに合わせて企画した。

 オレンジ風味の生地の全面に、食用の金箔を貼り付けた。長さ30センチ、幅11センチで、価格は1個1万円。同ホテルは「リッチな気分が味わえる。特別な相手に贈ってほしい」とPRする。金箔を貼る作業に時間がかかるため注文制とし、3日前までの予約が必要。2月7~14日に受け渡す。

 金箔1枚をそのままあしらったぜんざいやソフトクリームを販売するのは、昨年11月にオープンした和風カフェ「箔匠きんとぎん」(左京区)。商品をすっぽり覆うほど大きい金箔はインパクト抜群で、SNSで写真が数多く投稿されている。2月には金箔を載せた焼きカステラも新たに発売する。和田慎平代表は「金運がアップしそう、めでたい印象と好評です」と話す。

 1枚ものの食用金箔の用途はこれまで、お節料理向けなどが中心で、需要は年末年始に限られていたが、近年のスイーツ人気で1年を通じて注文が入るようになった。

 人気に火を付けたのは、国内で圧倒的な金箔生産量を誇る金沢市だ。石川県箔商工業協同組合(同市)によると、金箔の主用途だった仏壇需要が低迷し、業界は化粧品やインテリア向けなどの新たな販路を開拓した。その一つがスイーツだった。

 京都に先駆けてヒットした金箔ソフトクリームは金沢の定番商品に育ち、金箔を使ったコーヒーやふりかけも登場している。同組合の山賀直久事務局長は「新たな金箔の需要を掘り起こせた。若い人に箔に親しんでもらうチャンスだ」と効果を期待している。
(京都新聞)

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