DUKE Train

台湾・京都中心に最新のニュースをお届けします

TV朝日「世界の車窓から」臺灣編 2009年1月12日~3月1日

2019年08月15日 | TV朝日「世界の車窓から」臺灣編



1300キロを巡る台湾一周の旅

2009年1月12日から1月29日/2月9日から3月1日放送


テレビ朝日開局50周年記念“世界一”シリーズを放送

九州よりやや小さい台湾には、鉄道の魅力がぎっしりと詰まっています。2007年に開通したばかりの台湾新幹線、待望の復活を果たしたサトウキビ列車、南国旅情あふれるローカル列車、等々。首都台北を起点に、高雄、台東、花蓮、そして再び台北へと、およそ1300キロを旅する中で、島国特有の自然美と、人々の穏やかな笑顔に出会います。“新しさ”と“懐かしさ”が混在する台湾ならではの魅力を、お楽しみください。

プロデュ-サ-:田原敦子(テレビ朝日) 岡部憲治(テレコムスタッフ)
アシスタントプロデューサー:水谷久美
ナレーション:石丸謙二郎
ディレクタ-:李 玉美
撮  影:辻 智彦
撮影助手:佐藤洋祐
アシスタントディレクター:立川修史 山本紗康子




No.7780 1月12日(月曜日) 「臺灣一周の旅 ハイライト」

~今日から、臺灣の旅が始まります~





変化し続ける、臺灣
懐かしさと新しさが混在するこの島を
一周する旅に出かけます





No.7781 1月13日(火曜日) 「未来型鉄道 MRT」

~今日は、台北の都市鉄道を紹介します~



250万を超える人々が暮らす、台湾最大の都市、台北
日々の交通渋滞は深刻を極めています

市民を救う救世主、それが都市高速鉄道MRT
  
現在完成しているのは、7路線
市内のほぼ全域を網羅し
車やバイクに代わる交通手段として
活躍しています

MRTが優しいのは、人にだけとは限りません
  
チケットを購入すると
  
出てくるのは…
  
リサイクル可能なコインです!

環境と人に優しい未来型鉄道MRTが
今日も、台北の街を駆け抜けています




No.7782 1月14日(水曜日) 「高速鉄道700T」

~今日は、台湾の新幹線、高速鉄道に乗車します~



朝日を浴びて佇む、台北駅
台湾で始めて鉄道が開通したのは、1891年のことです

その100年もの歴史に新たに名を刻む、新顔が誕生しました
  
台湾高速鉄道700T
終点、ヅォイン(左營)駅まで345キロを最速96分で駆け抜けます

こちらが、本日の車掌さん
  
安全点検を終えた彼女の号令で列車は、台北の街を抜け、一路南へ

遠足に出かける中学生たちに出会いました

いくつもの笑い声を乗せて…最高時速300キロの旅が始まります





No.7783 1月15日(木曜日) 「幸せを運ぶ駅弁」

~今日は、台湾高速鉄道の車内をご覧下さい~



台湾の新幹線、高速鉄道
一日およそ10万人の人々を乗せ
台湾の大地を縦断しています

日本の新幹線をモデルに作られたという車内
ゆったりと快適なシートで
乗客たちは、思い思いの時に揺られています

そこへ、車内販売のお姉さんたちがやってきました
一番人気は、台湾では定番の照り焼きチキン弁当

車内でしか買えないということもあって
売れ行きも上々です

列車では、小さなお弁当が大きな幸せを運んでくれます





No.7784 1月16日(金曜日) 「銀河の鉄道」

~今日は、終点ヅォイン(左營)駅に到着します~




2007年、高速鉄道の開通によって
台湾全域で、気軽に日帰りの旅を楽しめるようになりました
  
でも列車の魅力は、決して、乗る人だけの物ではありません

こちらは、沿線にたつカフェ
ここは、列車が通り過ぎるのを眺めるために作られた
オープンカフェです

鉄道ファンならずとも、家族や恋人と
皆、ときを忘れて過ごします

台北を出発して96分列車は短い旅を終え
終点ヅォイン(左營)駅に到着しました






No.7785 1月17日(土曜日) 「魅惑の平溪線」

~今日から、平渓線の旅が始まります~




台北から車で1時間ルイファン(瑞芳)と呼ばれる
小さな駅にやってきました

ここは、行楽列車として人気を集める
平渓線の発着駅です

朝10時ホームは既に
日帰りの旅に出かける人々で、ごった返しています

名物の駅弁販売に取りかかる少年たち
いつも飛ぶように売れる、自慢の弁当なのだとか

おや、おばあちゃん
出発も待たずに、もうお弁当開きですか?

いったい、どんな旅になるのか…

ホームに滑り込んできた列車に、乗り込みます
  
ここから、西へおよそ20キロの旅
列車は、深い渓谷へと進んで行きます




No.7786 1月18日(日曜日) 「緑の基隆河」

~今日は、平渓線の車窓をご覧下さい~





台湾北部を走る平渓線山深い渓谷への旅が始まっています

車窓には、キールン(基隆)河の緑の水面が流れています
  
よく晴れた旅日和車内は、秋の風景を楽しむ人々の熱気で
いっぱいです

袖振り合うも多少の縁

笑い声のぎっしり詰まった列車は
西へ向かって走り続けます
  
終点まで6.5キロ
小さな村の真ん中を抜けて行きます





No.7787 1月19日(月曜日) 「十分老街」

~今日も平渓線の旅をお楽しみください



出発からおよそ30分、列車は


基隆河の蛇行に沿って走り続けています

心地よく揺れて乗客を夢の世界に誘いながら
列車は、十分の街を通って行きます

一日周遊券を使って、自由に途中下車を楽しめるのも
この路線の魅力の一つ

一歩裏道に入れば、静寂の時が流れています

列車も、声を潜めるように山間の村を抜け
終点菁桐へと向かいます







No.7788 1月20日(火曜日) 「名物おじさんのお茶」

~今日は菁桐の街を歩きます~





およそ40分の小さな旅を終え、平渓線の列車が
終点、菁桐駅に到着しました

初めて来たのに、どこか懐かしい香り漂う街です 

おや、何やら人だかりが出来ていますね
  
この方、名物おじさんでしょうか…
  
ここは、天然の果実や草花で作ったお茶を
好きなだけ試飲できるお店

蜂蜜につけ込んだ、ほんのりと甘いお茶です

おじさん、美味しいお茶をどうもありがとう

平渓線の旅も、ここで終わり
列車は、もと来た路を東へと帰って行きます







No.7789 1月21日(水曜日) 「自強号で出発」

~今日は、特急列車・自強号に乗車します~




一日におよそ40万人が利用する台北駅
ここを起点に、台湾一周の旅に出かけます

まずは、朝7時発の特急列車、自強号で
南西に165キロ、台中の街を目指します

自強号は運行本数が多いため、通勤、通学に欠かせない
市民の足ともなっています

台湾一周、およそ900キロの旅が始まりました
車窓には、澄み渡る空 一気に胸の期待が膨らみます






No.7790 1月22日(木曜日) 「お婆さんの旅」

~今日は、自強号の車内の様子をご覧下さい~




午前7時 台北を出発した自強号が
朝の光の中を南へ向かって、走り続けています

車内には、静かな時が流れています

大きな麻袋を大事そうに見つめるおばあさんに出会いました
 
聞けば、今日は、田舎に暮らす弟さんの誕生日なのだとか
  
袋の中にぎっしりと詰まっていたのは、とりたてのマコモ
弟さんの大好物なのだそうです

おばあさんの大好きな家族のもとへ向かって…
列車は、まっすぐに走っていきます





No.7791 1月23日(金曜日) 「台湾の水田」

~今日は、台中に到着します~




台北から南西へおよそ100キロ
車窓には、田園風景が広がっています

温暖な気候の台湾では、米の二期作が行われています
  
まるでパッチワークのように
使っている田んぼと、休ませている田んぼが
代わる代わる続いていきます

出発からおよそ2時間
  
窓には、台中の街が見えてきました

台中は、台湾で3番目に大きい都市です





No.7792 1月24日(土曜日) 「台中黄昏市場」

~今日は、台中の街を紹介します~




台北から南西に走ること165キロ
列車は、台中駅に到着しました

ここは、台湾中部最大の商業都市
現在、105万人の人々が暮らしています

かつて清の時代 都が置かれていたこの街は
台湾全土から美味しい物が集まる、グルメの街です

味にうるさい主婦たちが集うという市場を覗いてみました

一歩入ると、立ちのぼる美味しそうな香り!
  
今夜のおかずに最高の味を!と
女たちは妥協を許しません

少女が見つけたのは、台中名物、チーツァトン
鶏の足を甘く煮こんだ、逸品です






No.7793 1月25日(日曜日) 「台中出発」

~今日は、台中を出発します~




台中を出発するまで、あと2時間
ちょっと一杯、お茶を飲みながら、待つ事にします

ここ台中は
台湾のお茶文化の発祥地だと言われています 
  
周辺で良質な茶葉が採れる事もあって
暮らしはいつも、お茶の香りに包まれています

暑さも和らぐ昼下がり
皆、ちょっとした時間を見つけて
思い思いにお茶を味わいます

そろそろ、旅の続きに出かけます
台中駅から、ローカル線に乗車して、さらに南を目指します





No.7794 1月26日(月曜日) 「彰化の扇形車庫」

~今日は、ローカル線の駅を紹介します~



台中を出発したローカル線が、南に向かって走り始めました
  
大肚渓を渡るとすぐ
最初の停車駅彰化に到着です
  
実はこの駅では、世界でも珍しい
ある物を見る事が出来るのです

それは…昔ながらの扇形車庫

扇の形をした車庫に、常時12台の機関車が
入れ替わり立ち代わり出番の時を待っています

こちらは、機関車の向きを変えるターンテーブル
  
電車が主流となった現代
なかなか見かけなくなりましたが
ここ彰化駅では、1年365日
今も、現役で稼働し続けています



No.7795 1月27日(火曜日) 「集集線出発」

~今日は、集集線に乗車します~



台中から南へ51キロ、二水駅は
集集線との分岐点となっています
  
列車は、南国の風を切って走り始めます

車内には、ほんのり甘酸っぱい香りが漂っていました
  
香りの元をたどると、おじいさんが一人、座っています
  
一つ食べてみるかい?と差し出してくれたのは
この地方原産のドライフルーツ
  
これを食べると、よく眠れるんだよ、とおじいさん

列車は緑のトンネルを抜け、東へと走り続けます




No.7796 1月28日(水曜日) 「チャーチャン村」

~今日は、チャーチャン駅に到着します~



二水駅を出発して、およそ20分
車窓に倒れかけた鉄塔が見えてきました

台湾中部を走る集集線沿線は、1999年
台湾大震災で最も大きな被害を受けた地域です

列車は、およそ30キロの旅を終え
終点チャーチャン駅に到着しました

かつての地震で、半数の民家が倒壊したという村にも
今はすっかり平穏な暮らしが戻っています
  
村の真ん中にある食堂

近所の発電所で働くおじさんたちが、いつもの仲間と
いつものおかずで、お昼を楽しんでいました
  
変わらぬ暮らしの中を
列車は、一日12回、往復しています




No.7797 1月29日(木曜日) 「サトウキビ列車」

~今日は、台湾の観光列車を紹介します~



台湾中部にある、渓湖駅
今日はここから
蒸気機関車が牽引する観光列車に乗車します

週末のみ、日に2回運行される列車を目当てに
多いときには、200人以上が集まる人気の路線です
  
今日で5回目という近所の少女も、おばあさんに手を引かれ
やってきていました

かつて
サトウキビの運搬に使っていたトロッコを
今は、そのまま客車として利用しています

往復40分の旅に出発です





No.7808 2月9日(月曜日) 「キョコウ号で高雄へ」

~今日は、キョコウ号に乗車します~



午後2時21分発の急行列車、キョコウ号が
ニ水駅に到着しました

この列車に乗車して、南へおよそ150キロ
台湾第二の都市高雄を目指します

金曜の午後とあって、車内は満員御礼です

キョコウ号は、特急列車の自強号に比べて、運賃が格安なため
週末、里帰りする学生たちの、強い味方なのです






No.7809 2月10日(火曜日) 「睡魔との旅」

~今日は、キョコウ号の車内の様子をご覧ください~



高雄を目指すキョコウ号が
南へと走り続けています

雨季の台湾
午後4時を前に、西の空が赤く染まり始めています

車内には、傾き始めた日の光が
睡魔を招き込んでいました

あっちでもこっちでも
睡魔に負けた乗客たちが、夢の旅へと出かけています

ニ水駅を出発しておよそ、2時間半
終点高雄駅は、もうまもなくです






No.7810 2月11日(水曜日) 「高雄の夜市」

~今日は、高雄に到着します~



ニ水駅を出発しておよそ150キロ
列車は、終点高雄駅に近づいています

午後4時56分定刻通りの到着です
乗客たちは、家路へ急ぎます
 
高雄は、台湾最大の港町
日は暮れても、街の熱気は収まりません

夕食どきの夜市には
新鮮な海の幸が、ところ狭しと、並べられています

味の決め手は、何と言ってもスピード

腕自慢の男達が、飛び交う注文と格闘しています

香ばしい海の香りと、頬を撫でる夜の風…
 
高雄の屋台では、生涯忘れられない味に出会えます





No.7811 2月12日(木曜日) 「高雄の朝」

~今日は、高雄を出発します~



台湾最大の港町、高雄の朝です

港のすぐそばで、祭りの一行と出会いました

海の守り神に感謝をささげる祭りです

古くから、豊かな海の恵みに支えられてきたこの街は
今なお、海上交通の要として活躍しています

陸の上でもまた、欠かせない分岐点となる高雄駅
台湾一周の旅は、ここから更に南へと続きます

ディーゼル機関車が牽引する普通列車、區間車に乗車して
台湾海峡に面した街、枋寮を目指します

午前8時31分 定刻より一分遅れて
列車は南へ向かって走り始めました





No.7812 2月13日(金曜日) 「テスト勉強」

~今日は、ローカル線の車内をご覧ください~




南へ向かう區間車が
南部最大の街、高雄を抜け出しました

朝の車内では、読書の時間です

児童福祉を勉強する学生さん
 
彼女が熱心に読んでいるのは…友達の参考書です!

実は、大事な授業をサボってしまったので、
試験に出そうなポイントを丸写ししていたのです

なんと、試験はこの後すぐ!
赤点、取らないといいですね…

列車は、大きな鉄橋を渡ろうとしています
 
この橋は1914年、日本人の技術者によって建てられました
完成当初は、東南アジア一の長さを誇っていたといいます

ところが…
今は、台風で途中から倒壊したままになっています

復興は、まだまだ先になるそうです






No.7813 2月14日(土曜日) 「雨の結婚式」

~今日は、沿線の村を紹介します~



高雄から東へおよそ20キロ
列車は、屏東駅に到着しました

屏東駅は、台湾の先住民が多く暮らす街への
玄関口となっています

三地門郷と呼ばれるこの集落には
今なお、およそ7千人のパイワン族が
伝統を受け継ぎ、暮らしています

この日は、年1度の合同結婚式
 
新郎新婦が伝統衣装に身を包み、祝いの宴が始まっています

村人たちが、一つの大きな円を作り
新しい門出を祝う歌を歌います

婚礼の儀式の直前…
 
突然、スコールが降り出しました

式を中断し、雨が上がるのを待つことに

降りしきる大粒の雨は、はたして
若い二人の未来に、恵みの雨となるのでしょうか…






No.7814 2月15日(日曜日) 「雨のお参り」

~今日は、車内の様子をご覧ください~



屏東駅を出発しておよそ1時間
列車は、南へと走り続けています

今にも泣き出しそうな空の下
今日はヤシの木々も、寒さをこらえながら
立ちすくんでいます

車内には、これから道教のお寺に、お参りに行くという
老夫婦が揺られています

膝元に積み上げられていたのは
お札を模したものです

これを燃やして、健康を祈願するのだそうです

外は、ついに降り出した雨に
しっとりと濡れ始めていました


TITLE "長寿を願って"
ARTIST テレサ・テン
CD '淡淡幽情'
(Polygram Records SC-6101)







No. 7815 2月 16日(月曜日) 「枋寮で乗り換え」

~今日は、枋寮駅に到着します~



台湾南部を走るローカル線が
終点枋寮駅に近づいています

沿線には、うなぎの養殖池が広がり始めました

このあたりで育てられる年間50トンを越えるうなぎ…
その多くが海を越え、はるか日本へと輸出されています

定刻から遅れること約10分 列車は
終点枋寮駅に到着しました

この先は、台湾海峡に沿って走る海岸線に乗り換えます

どんより曇り空が晴れることを祈りながら
次の出発まで4時間、
のんびり待つことにします






No.7816 2月17日(火曜日) 「台湾海峡の夕日」

~今日は、枋寮を出発します~



台湾の西海岸に面した駅、枋寮
ここから、およそ100キロ、東海岸の台東を目指します

乗車するのは、旧型客車を利用した各駅列車
 
台湾最南端を走る旅に出発です

午後2時35分 列車は、ゆっくりと
枋寮の街を抜け、一路東へ向かいます

出発から、およそ20分
車窓に、台湾海峡が見えてきました
 
夕暮れ間近の太陽が、この日最後の光を注ぎます




No.7817 2月18日(水曜日) 「中央山脈横断」

~今日は台湾の山岳地帯を走ります~



列車は今、全長8070mのトンネルを
抜けようとしています

台湾最南端を走る南廻線は
中央山脈を横断する路線です

車窓の風景には目もくれず
まっすぐ前だけを見つめるおじさんに出会いました

この方、実は…、単なるおじさんではなかったんです

古荘駅に停車する直前、席を立ちドアのほうへ

そう、おじさんはなんと、この駅の駅長さんでした!

険しい山岳地帯に立つ駅では
列車が、欠かせない通勤手段になっています

駅長さん、今日も一日、お勤め頑張ってくださいね

あと数回、トンネルを抜ければ
列車は太平洋に到達します





No.7818 2月19日(木曜日) 「台湾最南端」

~今日は、太平洋沿いを走ります~



ここは、台湾最南端に位置する、墾丁国家公園です
 
熱帯魚や珊瑚が暮らす海…   
空が澄んだ日は、フィリピン島まで見渡せます

列車は、太平洋に沿って
北へと走り始めました

決して見飽きることの無い風景…
 
この海の果ては
日本列島へと、繋がっています





No.7819 2月20日(金曜日) 「温泉郷」

~今日は、台湾の温泉を紹介します~



太平洋に沿って走り続けた列車が
海を離れ、最初に到達するのが知本駅です

かつては、先住民だけがくらすのどかな街でしたが
近年、観光地としても注目され始めています

街の中心から西へ10キロ程行った渓谷沿いに
古くから温泉がわき出しています
  
この地を行き交う旅人を
癒し続けてきた、名湯です






No.7820 2月21日(土曜日) 「フルーツ天国 台東」

~今日は、台東に到着します~



枋寮を出発して、およそ2時間
終点間際の車内に、二人組の女性が座っています

旅の思い出よ、と見せてくれたはがき

裏には、訪れた街のスタンプが並んでいました
 
どうやら、台湾最南端の駅を起点に
途中下車の旅を楽しんでいるようです

午後4時45分、列車は、日暮れ前の台東駅に到着しました

南東部最大の街、台東では
いたるとこで珍しい果実に出会います

中でもこちらが台東名物!
お釈迦様の頭と書いて、釈迦頭です

中には南国の香りがぎっしりと、詰まっています






No.7821 2月22日(日曜日) 「台東の朝日」

~今日は、台東を出発します~



午前6時
夜が明けたばかりの台東駅から、北へおよそ160キロ
花連の街へ向けて出発します

静かな構内で、20分後に出発する特急列車
自強号を待ちます

早朝の列車には、様々な人が乗り込みます
 
観光に出かける人…
こちらは、野球の試合にでも行くのでしょうか…

出発を待つように、東の空から
太陽が顔を出し始めました

それぞれの、新しい一日が始まります






No.7822 2月23日(月曜日) 「走る駅弁」

~今日は、キョコウ号に乗り換えます~



台東を出発して、およそ20分
列車は、台湾きっての米どころを、北へと走っています

午前6時58分、池上駅に到着です

ベーンターン、とは、お弁当のこと
周辺でとれる最上級のお米で作ったお弁当を
おばさんたちがホームで売りさばきます

ただし、販売時間は、一台の列車につき
たったの2分だけ!

おばちゃんは
乗客めがけて、ホームを駆け回ります!

そこへこれから乗り換えるキョコウ号が到着しました

おばちゃん、本当にご苦労さま

たわわに実る稲穂を眺めながらのお弁当は、贅沢なものです






No.7823 2月24日(火曜日) 「綱引き天国」

~今日は、キョコウ号の車内の様子をご覧ください~



急行列車、キョコウ号は
花蓮の街を目指し、北へと走り続けます

こちらは
これから台北で綱引き大会に出場するという学生たち
作戦会議の真っ最中です
 
誰を先頭に立てるか、いかにバランスをとれば
重心を下げられるかがポイントのようです

綱引き専用の靴を、見せてくれました

底には、泥の塊!
これまでの練習の跡が見えますねぇ
 
そしてこちらは、ユニフォーム 綱の摩擦に耐えられるよう
厚いフェルト生地で出来ています

練習の成果、十分発揮できるといいですね!





No.7824 2月25日(水曜日) 「台湾のグランドキャニオン」

~今日は、花蓮に到着します~



池上駅を出発しておよそ2時間半
急行列車キョコウ号は
中央山脈に沿って北へと走っています

午前10時17分
列車は定刻通り、花蓮駅に到着しました

台北から南東に196キロにあるこの駅は
台湾有数の景勝地、太魯閣渓谷への最寄駅となっています

「台湾のグランドキャニオン」とも称される太魯閣渓谷
そそり立つ断崖絶壁の岩山が
23キロにも渡って連なっています

渓谷に沿って続く道路は、かつて蒋介石とともに
大陸から渡った兵士達によって作られました

時を経てなお、勇ましい男達のかけ声が
天高くこだましているかのようです



No.7825 2月26日(木曜日) 「俊足 太魯閣号で出発」

~今日は、花連を出発します~



台湾一周、およそ900キロの旅も
ここ花蓮駅からの乗車が最後となりました
 
ここから北へ196キロ、台北の街を目指します

乗車するのは、台湾鉄道が誇る最新型特急列車、太魯閣号

今台湾で最も人気の列車で、全席指定の乗車券は
数ヶ月前に完売してしまうほどです

台北までおよそ2時間の短い旅が始まりました

太魯閣号の最大の魅力は、何と言っても
山に海にと、車窓を次々と流れて行く風景です

出発から20分
列車は旅のハイライト、清水断崖を過ぎ
さらに北へと上ります





No.7826 2月27日(金曜日) 「太魯閣に揺られて」

~今日は、太魯閣号の車内の様子をご覧ください~



太平洋に沿って、北へと走る太魯閣号
台北までは残り、およそ1時間です

太魯閣号は、2007年に運行が始まった、俊足な特急列車

シートは、ビニールレザーが張られ
日本のグリーン車に負けない広さになっています

随分と、快適なようですねぇ

太魯閣号はまた、台湾で初めて
振子式走行を導入した列車でもあります
 
急なカーブを曲がる際
振子のように車体を斜めに傾けることで
速度を落とすことなく、揺れを軽減できます

この振子走行のおかげで、花蓮-北間の走行時間を
45分も短縮しています






No.7827 2月28日(土曜日) 「『悲情城市』の街」

~今日は、沿線の街を紹介します~



台北に向かって北へと走る太魯閣号
その沿線には、ジョウフェンという街があります

ここは、1989年に製作された
ホウ・シャオシェン監督の映画『悲情城市』の
ロケ地となった街

入り組んだ路地には、カフェや雑貨屋が点在し
町全体がレトロな風情に包まれています

休日ともなれば、国内外から
一日およそ5千人もの観光客が訪れる
台湾屈指の観光名所です

こちらは、名物の芋団子で作ったおしるこ

なんとも、豪快ですね

すぐ近くの港に上がる新鮮な魚も
すり身団子にしてスープで頂きます
 
ダシがしっかり出ていて、病み付きになる味です





No.7828 3月1日(日曜日) 「台北ふたたび」

~今日は、台北に到着します~



台北を基点に始まった台湾一周の旅も
終わりに近づいています

太魯閣号の車窓に基隆河が見えはじめたら
台北の街は、もうすぐそこです

最後はしばらく、地下の旅が続きます

台湾一周、およそ900キロの道のりを経て
ふたたび台北駅に降り立ちました

出迎えてくれたのは、大都会の喧騒…
不思議と、心地よい安堵感さえ覚えます
 


コメント

「世界の車窓から」臺灣編・撮影後記

2019年08月15日 | TV朝日「世界の車窓から」臺灣編
「世界の車窓から」臺灣編・撮影後記



撮影日記1:ディレクター 李 玉美

 
「ようこそ!臺灣へ。」世界の車窓からロケに初めて参加することになった私を、満面の笑みで迎えてくれたのは、一見ヤクザと見紛う強面のコーディネーター、リョウさん。ごつい指にはめられた指輪がキラリと光り、先に続く3週間のロケに身が引き締まる思いがする。今回のミッションは、台湾一周、およそ900キロの路線をくまなく走り、その他、観光路線や蒸気機関車にも乗車するというもの。のべ約1300キロの行程だ。

「世界の車窓から」の、あのゆったりとした独特のテイストから、さぞやロケも悠々、のんびり進めていることだろう、と甘い期待を抱いていた私だが、現実はそう甘くはないもの。到着するやいなや、旅の厳しさを思い知らされる。ホテルに私物をおろし、台北市内の夜市に直行。息つく暇なく、ロケは続くものなのです。翌日も早朝6時から、公園で太極拳に興じる市民の皆さんを撮影し、台北駅から最初の列車、台湾高速鉄道に飛び乗った。4つ自由席車両を含め、全12の車両からなる台湾の新幹線は、2006年、日本の財団法人主催の総合的デザイン評価制度でグッドデザイン賞を受賞しているだけあって、車内もすっきりとして、乗り心地も抜群。乗客たちも、どことなくリラックスした雰囲気を醸し出していた。

車窓ロケで重要な要素となるのが、乗客たちの反応。実際に乗り合わせた方々に挨拶し、カメラで撮影しても良いかどうか許可をとるのだが、台湾のみなさんは実に親切かつ、友好的。「もちろんよ」と微笑んで、様々な話をしてくれる。温暖な気候のせいなのか、日々おいしい食事を食べている幸福感からなのか、車内で出会う笑顔は、日本のそれとはどこか違う。話しているうちにこちらも、体の中から暖かくなった気がするから、不思議だ。車内撮影を開始して20分がすぎた頃、ちょうど私が赤ちゃんをつれた女性の話に夢中になっていたときのこと。反対側の座席に座った推定70歳くらいのおじいさんが、親指をたててしきりに「グッ~ド、グッ~ド」と話しかけてくるではありませんか。まさか日本の芸人をご存知で?と思いながら、その意味を問いかけてみた。すると、なんと!私の仕事ぶりを気に入ったのだとか。息子のところに嫁にこないかというのです!!32歳、独身の私は、それこそグッド~と叫びたい心を抑え、とりあえずアシスタントのT君にTEL。「私、ここでお嫁に行けるらしいのですが…、行ってみても良い?」すると、すかさず「いけません!3週間後には戻ってきて編集してもらいます。嫁はまたの機会に!」と、きっぱりNG。そりゃ、そうか。一瞬、台湾永住の未来を夢見てしまった私だが、T君の声に目を覚まし、再び無事に(?)台湾一周の旅を続ける運びとなりました。



撮影日記2:ディレクター 李 玉美


台湾一周の旅も1週間がすぎた火曜の朝。台北発の特急列車、自強号に乗車した。本数が多いこともあり、通勤、通学に便利な市民の足となっている。乗客たちは、朝刊に目を通したり、寝たりない朝の睡眠をむさぼったりと、車内には、ただただ静かな時間が流れている。こんなときは、ロケクルーもその静けさを壊さぬよう、息を潜めながらの撮影。なるべく存在感を消し、音をたてぬように気をつける。

2時間ちょっとで台湾第3の都市、台中に到着。駅を出ると、先に到着したロケ車を横付けし、ドライバーのコウさんが「しんくーらー(おつかれさま)」と出迎えてくれた。台湾は九州よりもさらに小さな島。必然的にどの路線も乗車時間が短くなる。同じ場所から同時に出発しても、車輛の方が列車よりも早く到着することがほとんどだ。

車窓ロケの重要要素その2、それは“列車の走り”撮影。これは、乗車した列車を外から撮影するというものだが、雨季の台湾、天候がかわりやすいため、一度乗車したらすかさず今きた道を車で戻り、晴れならば晴れ、雨ならば雨のうちに列車が走る姿を撮影しなければならない。台中から再び台北へと戻りつつ、絵になる風景を探して”走り“を撮った。

台北に戻り、やっと一息。街一番の魚介料理を味わえると聞いて、コーディネーターに連れられ、とある食堂へ。台湾の人々にとっても、「食べる」ということは、人生最大の喜びらしい。どの食堂からも、身を溶かすような美味なる香りが立ち上り、軽快な会話が聞こえる。撮影の辻さん、助手の佐藤君、それからコーディネーターのリョウさんと共に席につき、台北近郊からあがった海老や海魚に夢中になっていた頃…一本の電話が。なんと、私の実の母、通称“寅貞さん”が台北に来ているというのです!実はウチの母、フーテンの寅さんもびっくりの旅好き。今回も私が台湾ロケに出ると聞いて、友人を引き連れ台北入りしていたのだ。数分後、私たちのいる食堂へやってきた母の一声は…「あら、あら、まぁまぁ、お疲れさま~」なんとも、初めてとは思えない距離感で乱入し、ひとしきり自分の旅の話をした後、「それにしてもすごいわね~。みんなまだ若いのに、あの“世界遺産”を作ってるなんて」って、オイ!“世界遺産”じゃなくて、“世界の車窓から”だってば~。あれほど、列車の旅だよと念を押していたのに…。スタッフ一同、寅貞パワーに完全に圧倒されていた。ごめんね、みなさま。ハチャメチャではありましたが、寅貞さんのおかげで、楽しいひとときを過ごし、ホテルへ。翌日のロケのエネルギーチャージばっちりで眠りについたのでありました。





撮影日記3:撮影 辻 智彦


今回は撮影担当の私が日記をしたためさせていただきます。

さて、台中を出発したローカル列車は、街を抜け緑の中へとぐんぐん進んでいきました。バナナの大きな葉っぱや、高い高いビンローヤシ(ヤシの木の一種)の木々をすり抜けるように走る列車。まさに緑のトンネルといった風情です。列車から身を乗り出して撮影していると、ときおり風にあおられたバナナの葉っぱがふわりと頬を撫でていったり、並走する渓流のせせらぎがかすかに耳元にささやいてきたり…風景も気候も、日本とはまったく異なるはずなのに、撮影しながらなぜか懐かしい気持ちが胸いっぱいに広がってきました。車内の乗客の人々も、遠い昔に、どこかで会った人たちのよう…バタバタと時間に追われているはずの撮影の旅のなかでも、時々こんな至福の時間があるんです。これを味わいたくて、そしてこの気持ちよさを番組作りにうんと込めたくて、私たち撮影隊はハードなスケジュールにもめげず、撮影の旅を続けているのかもしれません。

ローカル線の「集集線」の終点「チャーチャン」駅。しずかにたたずむこの小さな駅とその周辺の集落も、これまた心休まる場所でした。変な帽子を得意げにかぶった李ディレクター、白いタオルを頭に巻いた建設労働者風の私、アジア人離れした顔つきの佐藤助手、萌え系ファッションのコーディネーター・ユミさんという不思議な4人組を、この村の人たちはやさしく迎え入れてくれました。ゆったりした時間を、ゆったりと撮影する、ここでもそんな幸福を味わうことが出来ました。

こんな幸せに浸ってばかりでいいのだろうか、とふたたび気を引き締め向かったのは渓湖駅。ここから出発する蒸気機関車に乗るためです。かつてはサトウキビを運ぶ路線だったのですが、今は観光列車として、週末ごとにサトウキビの代わりに観光客を乗せて運行しているのです。週末、天気は快晴、集まった乗客たちも楽しげな表情でした。サトウキビの運搬車を改造した車両は、360度見渡せるオープンスペース。蒸気機関車がのんびりと煙を吐き出し運行する線路の両方にひろがる色々な田んぼや畑。やはりここでもまた、至福を感じてしまった撮影隊でした。至福の台湾!



撮影日記4:「活力のでる国・台湾!」撮影助手 佐藤洋祐


今回は撮影助手の僕が日記を書かせて頂きます。

台湾は日本の九州と同じくらいの小さな島国ですが、その小さな土地にはバラエティーに富んだ風景が凝縮されています。切り立った山があり、広大な川があり、田園風景がどこまでも続くかと思いきや台北や高雄のような高層ビルが聳え立つ街に突き当たります。気候は暖かく、11月だというのに毎日半袖で汗だくになりながらロケをしていました。豊かな土地や温暖な気候で暮らしている台湾の人々は穏やかで優しく親近感が湧きます。やっぱり人は住む土地に多大な影響を受けるんだなとあらためて思いました。そんな台湾で僕が最も印象に残っているのは屋台のネオンです。

11月上旬、二水を出発して夕方高雄に到着。そのまま高雄の夜市を撮りに行く事になりました。夜市には生活必需品から果物や魚や肉など様々なものが、怪しげな光に照されながら所狭しと並んでいます。遠目には鮮やかな光も、良く見ると実は少しくすんでいて、くすんではいるんですがどこか落ち着きます。そんな怪しげな光の下で、汗をかきながら屋台で働く人たちを見ていると、これが台湾かと納得しました。映画でしか見た事がなかった独特な光や、その光に照され、活気に充ちた人々の働きっぷりには興奮させられました。

その日は撮影させてもらった屋台で夕食をとる事になりました。強面で男気のある大男が作った料理を、その大男からは想像もつかない程綺麗な奥さんが運んできてくれました。台湾は食べ物が本当においしいんです。台湾といえば小籠包を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、僕が一番驚いたのはショウガです。日本ではショウガは料理のスパイスとして使われていますが、台湾のショウガは食べるショウガなんです。とても柔らかくて、味もきつくなく、いくらでも食べられます。ショウガだけでも食べますし、肉や野菜と炒めてもとてもおいしくて、僕達撮影隊に活力を与えてくれました。3週間のロケを、体調を崩す事なくとても良い状態で臨めたのはショウガに活力をもらったせいかもしれません。今思うと車窓からの風景や、活気に溢れた台湾の人々からもたくさんの活力をもらった気がします。活力のでる国・台湾!の魅力がぎっしり詰まった車窓台湾編、これからも是非御覧下さい。





撮影日記5:ディレクター 李 玉美


台湾一周の旅も半ばを過ぎた頃、「気の遠くなる風景」に出会いました。
私は、あまりにも美しい景色に出会うと、その美しさに圧倒され、“気を失うような感覚”に見舞われることがあります。そのような風景を、勝手に「気の遠くなる風景」と名付けているのですが…台湾でも見つけました!まさに、人の意識を“無”に持って行く力のある景色に。
それは、南湾と呼ばれるビーチにあります。台湾最南端を走る南廻線を途中下車して、車で1時間。真っ白な砂と、真っ青な海が、互いにじゃれ合うように、行ったり来たりを繰り返し、心地よい波の音が、耳の奥をくすぐります。
台湾と言えば、「台北や高雄などの大都市」と、「熱気あふれる屋台」というイメージしか無かった私は、まさにここで度肝を抜かれたのです。絶景で気を失ってみたい方、ぜひ、南湾まで足を伸ばしてみてくださいね!







さて、南廻線の旅が終わり、台東線へと乗り換えたある日。たわわに実った稲穂を揺らしながら北へと走る車内で、どうも撮影の辻さんの様子がおかしいのです。朝からずっと「よ~し、よ~し」と自らに気合いを入れ続けています。いつも以上に機敏なカメラさばき、ディレクター顔負けのインタビュー、この日は、何かが違うのです。「どうしちゃったのかね?辻さん…」と、こっそりコーディネーターに聞いてみると、「玉美さん、今日はあの日ですよ、あの日!」と意味深な答え。そこで、ハッと気がつきました。実はこの日、台湾のあるテレビ局が、私たちの撮影の様子を取材に来る日だったのです!!それも、列車を撮影しながら旅を続けるカメラマンが主役の特集ニュース。辻さんに気合いが入るのは、無理もありません。大きなカメラを担ぎ、汗を流しながら撮影に興じる日本人カメラマンを、後ろから台湾のカメラが追いかけます。ノリにのった辻さんは、満面の笑みでインタビューにまで応えているではありませんか!!

ちなみに、翌日のニュース番組で無事、辻さんの笑顔がしっかりと台湾全国に放送されていました。辻さん、お疲れさま。そして、パワー全開の辻さんに付いて行かざるを得なかった助手の佐藤君、コーディネーターさん、ご苦労様でした~(笑)。

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