アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

10月の木の実 - 安城デンパーク

2020-10-23 17:50:45 | みんなの花図鑑
アラカシ

最初は どんぐりです。まだ青いですが。



同じどんぐりでも、先端に段が無いので アラカシのどんぐりだと思います。




シラカシ

アラカシのどんぐりに比べて、先端に段があります。



「殻斗の横縞がはっきりと目につき、堅果に深くかぶさっている」というのも シラカシの特徴でした。




ガマズミ

ガマズミ(ガマズミ属 Viburnum)にも コバノガマズミとかミヤマガマズミといった種類があるのですが、いずれも秋に赤い小粒の実をたくさんつけます。



「果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。」(wiki「ガマズミ」)
酸っぱいですけど、美味しいです。



キミノガマズミ

私はまだ食べたことないですけど、ガマズミの学名はViburnum dilatatum で、キミノガマズミの学名は Viburnum dilatatum f. xanthocarpum です。



学名からすると、色が黄色いだけで、食べられるのでしょうかね (^^♪




シャリンバイ

バラ科の植物です。食べられるのでしょうか?



「バラ科の植物で食べられることは出来るが、
食用にするには、可食部が無く、効率が悪く、食用には適さないようである。
鳥に食べられて分布を広げるのが目的の果実である。」
(RaktenBLOG「シャリンバイの果実を食べて見た。」)





オステオメレス・シュウェリナエ

舌を噛みそうな名前ですけど、ちゃんと和名があります。「シセンテンノウメ(四川天の梅) 」



名前が分からずデンパークさんに聞いたところ、最初「ピスタチア」と返事があり、大騒ぎしたことがあります。梅に似た白い5弁花はこちら




カイノキ

ずいぶんぎっしりなっていますが、もう少し まばらになっていると カラフルな ノブドウの実そっくりです。



カイノキはウルシ科の木です。そういえば、ハゼノキの実などになり方がちょっと似ています。



色は赤から青へと、最終的には黒紫に変化するようです。同じ房でも 色が違うのでキレイ。



「カイノキは、直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名付けられたとされる。」
「孔子と縁が深く、科挙の進士に合格したものに楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされる。」
(wiki「カイノキ」)




シイ

最後は、椎の実です。
場所は 「秘密の花園」の階段よこ です (^^)/



シイ(椎)にもいろいろあるけど、長くて大きいから スダジイ のほうでしょうか。



これはまだ青い実ですが、シイの実って ひとつの殻の中に 3つの実が同居しているんですねぇ
初めて見ました \(^o^)/



シイの実は2年かけて食べられる実になると言います。マテバシイなんかと同じですね。




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