アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アオイ科の花たち - 雨の散歩(1)

2020-10-10 19:52:13 | みんなの花図鑑
いつまでたっても降りやまないので、雨の中を散歩。


川(小河川)沿いの道路を歩いていたら、ザリガニが 川から上がってきていました。
カメラを向けると 「おっ、やるかぁ!」と威嚇してきます。



小さな川なので、すぐ溢れそうになります。(合流地点では すでに溢れているかもしれません)
こんな川なので ザリガニも簡単に陸に上がれます。




雨だれが付いている花ばかり撮りました。たくさん撮ったので 2回に分けて。
第1回は アオイ科の花たち。




最初は、ムクゲです。花期が長いですねぇ




雨の中、虫は水を飲んでいるような感じです。




つぎは フヨウです。



花弁は薄い。 透けて向こうが見えます。




色が変わる酔芙蓉かも。









ローゼルです。
「ローゼル (Roselle、Hibiscus sabdariffa)は、アオイ科フヨウ属の植物。
短日植物で、9-11月頃に開花する。」(ウィキペディア)




「萼と苞は肥厚して赤く熟す。」(同上)



「萼と苞の肥大した部分は、酸味があって、生食できる。」(同上)





ハイビスカスです。
「ハイビスカスは、アオイ目アオイ科の下位分類フヨウ属 Hibiscus のこと」(ウィキペディア)



花弁が水玉を作りやすい花と 流してしまう花とあることが分かりました。




一般に、アオイ科の花は 水滴を作りやすいようです (^^)/


どんぐりなど木の実 - 公園にて

2020-10-10 11:15:44 | みんなの花図鑑
よく降りますねぇ (´・ω・)
ちょっとまえ、堀内公園に ヤマボウシの実を食べに行きましたが、どういうことでしょう、今年は影も形もありませんでした (ToT)
以下は、2018年8月に撮った この公園のヤマボウシです。



ところで、見出しのどんぐりは アラカシでしょうか、シラカシでしょうか?
アラカシとシラカシはよく似ていますが、どうちがうのでしょうか?

(見出し画像のどんぐりは、 難しいですが 、アラカシだと思います。)


アラカシ → シラカシ

よく言われるのは、葉の違いで、アラカシの葉は名前のとおり荒々しくて(?)幅広で 鋸歯(葉っぱの縁のギザギザ)が葉っぱの半分くらいあります。



でも、どんぐりの実が生っているときは これで区別できないでしょうか。
検索すると、「シラカシのどんぐりの先端には段があり、飛び出している。アラカシのほうには段は無く、なで肩である」という記事があります。写真のどんぐりは、最初 アラカシかと思ってましたが、段があるので、とするとシラカシということになってしまいます。
う~ん、実践的には難しいですねぇ



シラカシ

シラカシの葉はアラカシの葉に比べると 細長く、優しく、明るいです。(細かい鋸歯が葉の3分の2ほどあるということです)
どんぐりによる区別法ですが、「シラカシのどんぐりは先端に段があり飛び出している」ということですが、どうでしょう (´・ω・)



なお、シラカシのどんぐりは 「殻斗の横縞がはっきりと目につき、堅果に深くかぶさっている」という見分け方もあるそうです。

アラカシ、シラカシのどんぐりによる区別に関しては、実際は いろいろあって、一目瞭然ではないということが分かりました。



クスノキ

いい匂いのするクスノキの実です。まだ青いですけど。



クスノキ科の樹は背が高くなるものが多いですけど実は小さいことが多いです。アボカド(ワニナシ属(または、タブノキ属))を除いて (^^)/




クロガネモチ

まだ黄色いですが、やがて真っ赤になるクロガネモチの実がびっしりついています。




クロガネモチの実は 赤くなればよく目立つのですが、鳥はなかなか食べません。「鳥も食べないクロガネモチ」なんていわれます。
鳥にとってもかなりまずいらしく冬にいよいよ食べるものがなくなるまで食べないので赤い小さな実を長く楽しむことができます。




ゴンズイ

実がなると気が付くゴンズイです。ミツバウツギ科ですが、ゴンズイの花ってあまり見たことありません。




昔作った アニメーションGIF 画像です。(今の Water Effect で作ると サイズが馬鹿でかくなり、ここに掲載できません)