外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず 8

2010-08-25 18:28:49 | サクセスフル・エイジング

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食事を摂ると、血糖値は上昇します。


血糖値の上昇は、膵臓からインスリンを分泌させます。


インスリンは細胞内への糖の取り込みにより、


血糖値を低下させます。




急激な血糖値の上昇は血管を損傷するといわれてきており


特に、「食後の高血糖」いわゆる グルコース・スパイク は


疾病予防の観点からも、アンチエイジング的にも、


避けられるならば、それに越したことはないわけです。




血糖値の上昇に対して充分なインスリン分泌がなされないと


「食後の高血糖」が発生してしまいます。


インスリン分泌量の不足や分泌タイミングの遅れは


「食後の高血糖」を引き起こすことになります。




われわれ日本人を含む東アジア人は、


欧米人に比べインスリン分泌能が低いことは前述のとおりです。

( 敵を知り、己を知れば、百戦危うからず 3
  敵を知り、己を知れば、百戦危うからず 4 )



さて、


食べて直ぐに横になると牛になる」という警句。


単にお行儀だけの話にとどまらないのは、


「食後の血糖値」に関係しているからです。




さきに述べましたが、


運動によっては活性化されるのはAMPキナーゼという酵素です。



すなわち、筋肉が収縮することにより


骨格筋細胞内のAMPキナーゼが活性化されると


GLUT4という糖の運搬役が細胞内から細胞表面に移動し


糖が細胞内に取り込まれ、血糖値が低下します。




ということは、食後に運動を行うことによって


食後血糖値の急激な上昇、グルコース・スパイク を


抑えることができるというわけです。




現在の食生活を考えてみるに、


あとは寝るだけなのにカロリーが多い食事は


「夕食」ではないでしょうか?




夕食後の運動、ちょっと考えてみませんか?




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