師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

『遷宮』 旧き神は立ち去り、あたらしき神集う

2013年05月11日 | 天意の実践

Kimg0095


今年、神宮(本来、神宮とは、伊勢神宮のこと)では

『遷宮』という、神魂(みたま)迎えを行っている。

神宮だけに限らず、諸々の神社でも『遷宮』がある。

これは神さま方のリセット。

ひとがリセットを行うその大元は、神々のリセットなのだ。

今まで、おられた神さま方は、その守りのお役目を終えて、

それぞれの地へと戻られる。

そして、神宿りの場所へ、新たな神が降りられる。

以前、天岩戸にて行われた、神事とあげられた祝詞は、

ふたたび、日の本の空に響いた。

神去りの神事祝詞があげられ場は、神たちにより祓われ

清められ、神迎えへと神事は変わっていく。

遷宮とは、旧きお宿りの神が朽ちた周波数を発し始める前に、

すべてを新しくして、新たに神さまをお迎えすることなのだ。

そのこころをおつとめのすべてを、これもまた、あたらしい

ひとへつないでいく。

すべての行為が、つながれつづけていく作法。

所作のひとつひとつ、こころのひとつことつを

あらたにすることで、根底のこころを伝えていく。

旧きを忘れるためのお作法は忘れない、という作業。

繰り返すことで洗練され、技術は守られ、受け継がれる。

ひともまた、繰り返すことで、そのこころが整えられる。

どうすれば、自分でいられるかが理解でき、自分が磨かれ、

美しくなる。
  
Kimg0097

こちらも、屋根の修復が済み新しくなった、早吸日女神社。
   



読んでいただきありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする