師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

薫風ー五月の風 南の風 トの風

2013年05月10日 | 天意の実践

桐の落花を探そうとの、道すがらでとてもよい香りが漂ってきた。

なんとも奥ゆかしい芳香。

  
「どなたですか?自己申告してくださると助かります。」

車中で師匠が問う。

しばらくして、

「自己申告をいただいたよ。

イボタノキさんだそうだ。

さっきいた場所の道路を隔てた崖側に、咲いてて、

君が可愛い花だって言ってた白い花さんだそうだ。」

と、植物さんと話した後に、けらけら笑う。

この時期は、あちらこちらから花の香りがする。

橘さんの一族の柑橘から、ジャスミン、唐種招霊など、普段でも、

まわりで漂ってくる芳香。

その花たちが一斉に開花している。

まもなく暦では、トの神さまの納める時期。

トの神さまは南の風であり、薫風。

Kimg0108

どこにいても、自分は守られている。

時に忘れかけていた感覚も、この芳香によみがえる。

いつだって、リセットはできる。なんどでも、やり直せるのだ。

自分で在るという、思いは続けられる。そして、準備が整えば

新しい自分をも簡単に受け入れることができる。

   
   
   

読んでいただきありがとうございました。

コメント (4)
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