外食の際、予想外に座敷の部屋に通されたりしたとき、
ふと、「今日の靴下、キレイだったっけ?」とか、気になったりしませんか?
毛玉ができていたり、かかとがうすく磨り減っていたり、
それくらいなら(多少恥ずかしくとも)まだマシですが、
店員さんに「ささ、どうぞ」と言われ、靴を脱いだとたん、
靴下からぴょこんと指が出ていたりしたら…
きゃー! ちょっとー! 見ないでえー!
こうしたときに備え、ふだんから、下着と靴下はいいものを身につけていましょう
…って、そういう教訓の話ではなくて。
あるとき、私も友人と出かけた先で座敷に通されることがあって、
(あっ、今日、古い靴下はいてなかったっけ??)
ちょっとドキドキしながら靴を脱いでみたら…セーフ!
ほっとしたのと照れ隠しに、
「じゃがいもになってないかドキドキしちゃった」と言ったらば、
キョトンとした友人に「じゃがいも??」。
そこで初めて知ったのですが、「じゃがいも」というのは方言だったんですね。
わからない方にご説明。
ここで言っている「じゃがいも」というのは「靴下の穴」を指します。
ぴょこんと出た指をじゃがいもの芽にたとえて、「じゃがいも(の芽)が出ている」、というわけです。
私は小さいころから家庭でふつうに靴下に穴が開いていると
「あ、じゃがいも」と言われていたし言っていたので、
それは世間一般、ふつうに通じるスラングと思っていたのですが、
どうもこれは九州、長崎の人が使う方言らしいです。
ただうちの親は関西出身、いったいどうしてうちでこの言葉が使われていたのか…ナゾです。
とにかくこれは方言なんだな、と知ってしばらくたった最近、
英英辞典で調べ物をする必要があり、ネットでOxford Dictionaryをブラウズしていたら、
偶然、英語でも「靴下の穴」が出てきました。
なんと。じゃじゃーん、それはまさに「potato」。
ウソじゃないですよ、ほらほら↓
http://www.oxforddictionaries.com/definition/english/potato
語義の3つ目です。
A large hole in a sock or stocking, especially one in the heel.
(靴下もしくはストッキングに開いた大きな穴、とくにかかとにできたもの)
イギリス英語の口語、ということなので、アメリカ人には通じないかもしれませんが、
ということは、すごい、長崎人やうちの家族はずっとイギリス英語を使っていたのね!?(笑)
具体的には
I've had a potato in my right sock.
(右の靴下(のかかと)に穴が開いている)
とか、こんな感じ??(笑)
辞書を眺めていると、なにげにこんな愉快な発見があったりして、楽しいものです。
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