先日修理依頼で入庫したマセラティ3200GTです。
修理依頼内容としては
①サスペンションエラーの警告
②助手席パワーウインドウのドア開閉時の窓の下がり具合が悪いので調整してほしい
③アクセルペダルの踏み込み量と回転数が合わないので見て欲しい
との内容です。 う~ん、「3200あるある」の整備依頼ですね (笑)
早速点検です。
まずはサスペンションエラーを追ってみます。するとすぐに見つかりました
サスペンションアクチュエーターの不良です。新しい物に交換しエンジン始動すると
メーター内のエラーも消え、無事にサスの減衰調整が行われています。ハイ、1個修理完了です。
お次はパワーウインドウのドア開閉時の窓の下がり具合が悪いとの事なので、ドアの内装を外して
レギュレーターの動きをチェックします。
ふむふむ、なるほど!レギュレーター本体は無事に生きております。
レギュレーターが生きている事が前提ですのでよかったよかった
上下の調整ボルト・マイクロスイッチの位置を合わせてあげて無事完了です。
ちなみにドア内装を外すのに約20本くらいのネジを外します。(汗)
2つ目の整備完了です。
お次はエンジン回転の問題です。調べて行くと・・・・
問題があったのはこの部品です。スロットルポテンショメーター。交換し、リセット作業しエンジン始動。
ハイ、治りました。これから問題無いかテスト走行を重ねて、問題無く走れることが出来てからお客様へ
連絡し、お返しとなります。A様もう少々お待ちくださいね。
ご存知のかたもいるかと思いますが、3200GTはフライバイワイヤーのスロットル。
昔はアクセルペダルから直接ワイヤーがエンジンルームのスロットルに繋がっていましたが、
この車両ではスロットルポテンショメーターでアクセル開度をECUに送り、ECUからスロットル本体へ
このぐらいアクセル踏んでるよ~という信号を送るシステムです。
スロットルポテンショメーターとECUとスロットルの間すべてがハーネス(電気配線)でつながって行われて
おり、すぐにどこが悪いという診断がアナログ制御じゃないだけにわかりずらい場合があります。
当社専門店ですので、テスター診断だけでなく、過去に得たデータやノウハウがありますので
答えにたどり着くのは早いと思います。困っている方がいればぜひお気軽にご相談を
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