まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3861. エンタングルメント

2022年10月05日 | 日記
 昨日は午前出張でした。それほど忙しくない仕事内容で普通にこなして。田舎でもないのに虫の声が聞こえていました。午後も特に私の周辺では変化無し。私の体調も明らかに回復しつつあって、原因不明で何があったのかと。

 本年のノーベル物理学賞は量子もつれ(エンタングルメント)と呼ばれる現象の証明だそうです。とある一般サイトでの解説はいわゆる「隠された変数」の考えに基づいていて完全ではなく、普通には説明しにくい現象です。シュレーディンガーの猫とも関係があります。
 スピン量子数で説明されることが多く、スピン1/2つまり普通の物質、例えば電子2個がある時点で相互作用すると、離されてもスピンの上下の違いが保存されるということ。気味が悪いのは、途中では不確定の状態になっていて、どちらか一方のスピンの上下が確定すると他方が必ずその反対向きになることです。途中ではどちらも上下が決まっていないのを証明するのがノーベル賞の仕事です。

 不思議なことに一階述語論理の変数に同様の性質があります。逐次論理言語のPrologでいきなり変数Xを書くと中身は不定で、未束縛(unbound)と表現します。C言語でも局所変数でいきなり変数xを書くとその時たまたまのメモリ内容が採用されてしまって、うっかりするとバグの原因になりますが、このC言語の不定値とは(中身が確定しているので)関係ありません。
 未束縛状態でも引き継ぐ(統一化: ユニフィケーション)ことができて、しかし本当に中身がなくポインタのみが受け継がれて行きます。そして、どこかの場所で具体的な値、bobやaliceや3.14に束縛(バインド)されると、すべての参照箇所でその値となります。
 並列論理言語のGHCでも同様で、こちらはどうやらOSでおなじみのセマフォあたりの仕掛けを使っているようです。

 現時点ではあくまで私の感想です。なぜか物理学現象である量子もつれと一階述語論理の束縛変数とOSのロック機構が同様の振る舞いを見せます。私は偶然ではなく奥深くで繋がっているはずだとの仮説でいろいろ調べています。もちろん、解決などしたら私がノーベル賞で、とてもじゃないけれどまだまだ遠い道のりの感じです。
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