まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3862. マクスウェル

2022年10月07日 | 日記
 本日は一日出張、と思ったら、現場に2人の専門家が必要なのに私の他に2人の派遣社員を呼んでしまったとのことで、まさか派遣を返す訳にも行かず、お前が帰れとな。3人いたら作業効率が上がるのかというと、必要機材が2人分なので一人余ると言う理屈です。残務のために事業所に帰ることになり、運賃は出ました。
 移動時間がたっぷりできたので、勤務時間中に読んでいたので遅々として進まなかった読書をやって。

 一つは数理科学10月号で特集は電磁気学の現代解釈です。古典力学との間に矛盾があって、その解消が特殊相対性理論なのは有名な話で、そんなのの特集です。いつものように短い文章で専門家が話を詰めて書くので突然の専門用語が出てきたりして慣れない方には大変だと思います。今回は比較的に私が良く扱っている分野の話なのでまあ半分ほどは分かる、の感じでした。

 話題的に良くできた特集で、早速いつもの妄想開始。以下、いつものように引用要注意です。

 マクスウェル方程式は力学の式から電磁波の横波の成分を残して縦波の影響を取るのに苦労したらしく、ふむふむ、どうりで整理されすぎの感じのはずです。これではスピン1のボーズ粒子しか扱えないです。その元の力学は弾性体のことみたいで、ベクトル解析の対象でgrad/div/rotを思い出せば良く、こちらは縦波と横波は出てきますが、多分それ以上の高次成分は省かれています。高次成分とはスピン2の重力のこと。
 ははん、なのでいわゆる量子力学の統一理論が現在の形になっているのです、ふむふむ。要するに観測手段が光子対応なので、そればかり議論せざるを得なかったということ。まあ、最初はそれで良いでしょう。しかし、電磁気学の産業応用分野はあまりに広くて、なんだか物理学のすべてであるような感じになっているのが21世紀前半の現在の様子みたいです。

 もう一つ気になったのは光子には質量は無いがエネルギーは担えるとの下り。想像の方向によっては危ない文章だと思いますが、プロの言葉なのでおそらく学生にはそう説明しているのでしょう。
 エネルギーと関係するのは多分、電場と磁場には慣性みたいなのがあって、それを変化させるには「エネルギー」が必要ということでしょう。これは具体的な電子部品であるコンデンサとコイルで日常的に経験している「現象」です。電場も磁場も偏微分方程式の対象で、空間各点で値が決まっているいわゆるポテンシャルと呼ばれる物理量で、しかし、スカラポテンシャルとベクトルポテンシャルの違いによって微妙に非対称です。
 さて、それじゃあそれが物理的実体であるのか無いのか、は問題点として上げても良いような気がします。計算の都合だけの話?、みたいな疑いはあるような気がします。

 などと想像が進んだので楽しめる特集だったと思います。巻末を見ると次号も期待できそうです。
コメント
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