3858. 土曜日

　本日は私はお休み。9月後半はまずまず忙しかったので、いつもの家事をこなしたらぐたっと休んでいました。体調は徐々に戻っているみたいです。なぜ8月末頃に体調が少し崩れたのかは分からないままです。

　ウクライナ情勢はかなり大きな駆け引きになっていて、このままなし崩しの感じで推移すれば良いのですが、一歩の間違いがあれば急激な変動もあり得る状態です。私の感じとして、ウクライナと西側の準備完了の感じで、しかも単純に待っている感じはしません。
　ちなみにネットでは雑音が多いですが、西欧は盤石と思います。

　私が関与したとある古典幾何学書の翻訳。出版から2ヶ月経って、もうそろそろ読破した方が現れるのではないかと思っていたら、とある私的ブログで内容が紹介されていました。宇宙に関する物理系の話題と数理論理学系の話題が多い感じのサイトです。数学に詳しい方のようですが、ちょうど半分あたりで一旦トレースを諦めたみたいです。後半は簡単な紹介になっていました。
　要点は的確に伝わったみたいで、ちょっとほっとしました。有限単純群の一部の表記が現在と違う、というのはおそらくその通りで、原著初版は75年前の本です。現代風の表現はこちらもおそらく私は承知していますが、翻訳時に比べたりはしませんでした。後で調べてみます。

　立体対称図形が好きな方なら楽しんでもらえるはずです。数学的内容は高度なものも含まれていて、しかしほとんどは市販の公式集などに出ている範囲と思います。
　このブログもそうですが、少し前に取り上げた一松先生の本からも、この古典幾何学書でとある大数学者の名前がちっとも出てこない理由が分かったような気がします。当時はいわゆる形式数学と直観数学の論争真っ最中で、今もときどき話題を目にします。