indexは真っ先に思い浮かぶのは学術書の巻末にある索引です、私の場合。
計算機の分野では、配列の要素を指定する数、a(i)のiのこと、だったはず。CPUにもインデックスレジスタというのがあって、単純な間接参照では無く、番号に1を加えると次の要素に到達するように、軽い計算が伴うもの、の感じ。こちらはかなり意味が広いので、単純な間接参照に近いものもインデックスレジスタと呼ばれていたと思います。
という知識があったので、coherent indexのindexでかなり迷った訳。この場合は向きを示していて、人差し指がindex fingerですから、指さし確認、のこと。方向という言葉は無限長の直線も方向を持っているので、逆向きが含まれます。英語のdirectionも似た感じのようで、矢印の向きの向きを強調したいときはsenseとかorientationみたいな工夫が必要です。
辞書ではすぐに出てきて、記号「☞」のことで、和訳は指標。ですけど、指標と言ってしまうと、ネットスラングの「←今ここ」の感じで、指しているだけで方向の感じすら無くなる気がします。
日本語では向き、がそのままズバリですが、なんとなくひらがなの「き」が気になります。それに、元がindexであることが分かりにくいし。まあ、これだけ考察したので、何となくフィーリングで決めてしまいそうです。