1981年に新卒で入社した自動車部品会社は、設立8年目の新しい会社だった。学卒人数は、わずか18名。
当時就職状況は、良いこともあり、新しい会社には人気が無かったのかもしれない。
私は、結局この会社に22年勤務後、転職。
先日この会社でお世話になった古山さん(仮称)が定年退職したので、同期入社のタメちゃんと飲み会を会社の近所で開催。
二人とも転職せず、1社だけで勤め人生活を終える。なかなかできない事で、立派なことだと思っている。
久しぶりの再会で、楽しかった。話題は、とぎれとぎれになった情報の確認。
結局この会社は合併を繰り返し、社名が8回も変ったそうだ。自動車産業の激変の歴史が良く解かる。
今も電気自動車への移行時期で、ガソリンエンジン関係の部品は、大幅な減産になっているそうだ。
なので、3人共にこの会社でそこそこ良い時期に勤務できたのかもしれない。
色々な話を聞くと転職も大変であるが、1社でずっと働き続けるも大変かもしれない。
さて全員65歳をすぎたので、共通の話題は、退職後の生活。
私だけは、先に勤め人を5年前に止めているが、その時は自営業を本格化した時期で、そこそこやることはあった。
私の場合、勤め人を止めた1-2年目は、断捨離に没頭し、メルカリなどで私物を売却。
3年目からは、母が介護施設に入居したので、実家の残留物を処分。この量が多く、徐々に進めたので、今年ようやく完了できた。
自営業では、この時期7棟あった不動産物件で、地方都市にあった3棟を売却。コロナ前に売却できて良かったと思っている。
これで得た資金を太陽光発電事業に再投資して、昨年この事業は、完了した。
現在は、太陽光発電所が10基(家族名義を含めると18基)、不動産物件は、都心にある4棟のみ。
今は、これらの維持管理が主な仕事であるが、それでもかなりヒマ。
netでは、定年退職後ヒマすぎて、しばらくして再就職する人も多いそうだ。その方が良い。
自宅に1日中、こもっていて良いことはない。株などを始めて損をするのが目に見えている。
私の考えは、定年退職後は、資産や貯金を増やす事よりも、減らさないことの方が、重要と思っている。すでに資産を増やす時期は過ぎた。
65歳を過ぎて新たに投資しても、将来得られる利益は、わずかに思える。今所有する資産や貯金を大事にして、どうしたら減らさないようにするかを考える事を激しくお勧めしたい。
資産や貯金が少しでも増えたなら、ラッキーぐらいに考えたい。
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