自宅から車で15分ほど走ると野幌森林公園があります。
公園と名が付いているものの、そこは森そのもの。何本もある遊歩道をすべて歩き切るには一日では不可能なほどに大きく、天然記念物のクマゲラも暮らしている。僕はこの森が好きで時々散歩に出かけますが、この冬はほとんど行けず、先週久しぶりに訪れました。そして森の入り口ではいつものように小さな人だかりが。
その視線の先ではフクロウが休んでいました。
写真はコンパクトデジカメのレンズをフィールドスコープの接眼部に近づけただけのいい加減な撮り方ですが、寝ぼけまなこのフクロウの姿がバッチリ写っています。すぐ近くにある自然ふれあい交流館の方の話では、12月~3月ごろまでこの場所をねぐらにし、その他の季節はこの森のどこかで子育てに励んでいるようです、と。フィールドスコープもその方に覗かせてもらったものです。
これほど人通りのあるところから肉眼でも識別できる距離で見られるなんて、ひょっとしたら森からの贈り物なのかもしれませんね。
遊歩道の真上を覆う大きな木で休んでいて簡単に見られる上、すでに有名になっているので場所を紹介することができます。大沢口の入り口すぐ、フクロウが居れば人だかりが出来ているのできっと分かります。ただし決して脅かすようなことだけはしないで下さい。じっと遠くから見守ってあげて欲しいです。
もし見つけられない時は、
自然ふれあい交流館で聞いてみてください。親切に教えてくれるはずです。
ちなみに今日も人だかりができていました。