Chef's Note

『シェフの落書きノート』

夏の魚 甘鯛と真鯒

2006-07-11 | 美味しいお話
届いた発砲スチロールの箱をあけると…
ぐじ(甘鯛)と真鯒(マゴチ)が…。

Oh~!
リクエスト通り…

やるなぁ~ 谷やん(魚屋さん)!

ずーと…風がでて漁は不漁が続いていた。
相場は、常に高めが続いていた…。

「甘鯛とか…ぴちぴちの真鯒がほしい!」
先々週あたりから、ずーといい続けていた。
子供みたいな我侭にも近い要求をオイラは言っていた。

なんだか最近…料理を作っていてもワクワクするような感覚がなかった。

このピカピカの甘鯛を見た瞬間!
ワクワクしてきた…してきた!
来た~! …って感じ…。

でも、この甘鯛…めっちゃ高そう~
これは、普通…高級料亭にいくはずだったやつでないの?
…谷やん「ありがとうねー」

本当に谷やん…良いものを入れてくるわ。
こんな値段で買える魚ではないよね…。


ビシッと美味しく作ろう!

ぐじ(関西ではこう呼ぶ)は…
昆布〆にしてのカルパッチョも最高…。
鱗をつけたままポワレにして、鱗を鱗煎餅のようにパリパリに焼いて…身の繊細さを生かした魚料理にしても美味しいよね。
アラは、一夜干しにしてから香ばしく焼いて…スープにしようかな…。

真鯒は…
皮と身の表面を焼き付けて、中は若干温める位に火を通す…。
少し酸味のきいたソースに香草の香りをつけて…。
ひときわ美味しさを引き立ててみたい…。

夏の魚…。
冬とは、また違った香り豊かな味わいがある。





コメントとトラックバックはこちらにお願い致します。


aura cucina logo
aura cucina ホームページ

ぐるなび aura


HOME
*楽天メインブログ*
シェフの落書きノート 日記、記事の目次





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。