leka

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もしものコーナー。

2018-05-12 19:38:41 | music
BABYMETALのワールドツアーアメリカ公演にメンバーであるYUIMETALの姿がなく、ダンサーが二人参加し、衣装やロゴも今までとはまるで違う見た目でライブを続けています。

YUIMETALが居ないと言う事態に世界中のBABYMETALファンは騒然となり、”Where is yui?”と言う言葉がSNS上で氾濫しました。

海外メディアも次々とこのニュースを取り上げ、まるで迷子の大捜索のよう。


YUIMETALが何故今ツアーに参加出来ないのかは明かされていない。

でも、彼女が未だにBABYMETALのメンバーである事は知らされました。

様々な憶測が飛び交い、うんざりする程のネガティブな思想を持つ者は「在籍していると言っているだけで、後にやはり辞めますと言う事態になるのでは?」などと言う。


そんな事があるのか?





去年12月の広島、SU-METAL20歳の聖誕祭ライブでYUIMETALは体調不良の為にステージに立つ事が出来ませんでした。

しかし、その時はライブの前に観客達の元にメールが届き、またサイトに於いても広く出られない事が知らさたのに、今回の彼女の不在はまったく事前に知らされず、いざ幕が上がってみたらYUIMETALは居ないと言う状況。

観客は納得しない。理解出来ない。



仮に去年の12月のライブの後、YUIMETALの体の不調は暫くの間治療に要する時間が必要だと判断されたとします。

そうすると、BABYMETALとしての活動がすべてストップしてしまう。

それを他の誰でもない、彼女が嫌ったのではないか。

12月のライブの時も、中止をしないで予定通りライブをやって欲しいと言う意思を強く通したのは彼女であったと記憶しています。

となると、YUIMETAL抜きで活動できる形を考えなければならない。

そこで今回の”DARKSIDE”の設定がなされた。

これは多くの人が推測していますね。

でもこれがもしも、万が一、YUIMETAL本人が考えたストーリーであったとしたなら?


無論、ストーリーの詳細や”7つの魂”の話を絡めて来るのは周囲の大人達が詰めて行ったのだろうと思います。

でもMOAMETALとのユニットで歌う時、ちょっと前にダークサイドの紙芝居が出る事がありました。。
「もう、パパにはおねだりしません。さようなら。」と、過去の自分たちに決別するような内容であったと思うけど何となく曖昧な設定で、その後も「おねだり大作戦」はライブで歌われていました。

自分が戻るまでああ言う設定を利用して、通常のBABYMETALではない形で出来ないか、と本人が言ったとしたなら。

がっつり作り込む形で。



YUIMETALが居ない事何も知らされなかった事に激怒する者達が多く、BABYMETAL周辺は大騒ぎになっているから、

「どうしよう!由結の言った事で大変な事になっちゃった!!」

なんて、あの皆の大好きな「蛙動画」の「由結達、これ触ってたの!!!???」の時みたいな顔しているかもしれない。



言わないのは言わない理由があるから。言えない、のではなくて「言わない理由」と言うのもある。



BABYMETALのサイトに暴言を吐いたり、汚い言葉を投げつけてる奴らがBABYMETALのファンであるわけがない。

大勢が非難し否定するところに面白がって集まり炎上を酷くさせる焚き付け屋でしかない。

そんな奴らに愛するあの子達のサイトを乗っ取られていいはずがない。




アメリカの人達は最初こそ戸惑ったものの、今の彼らのパフォーマンスの素晴らしさを評価しライブを楽しんでいる。

あの明るくて前向きでピュアなところをアタシたちも見習いたい。素晴らしいメイト達。



EUROPEと言うバンドはファイナルカウントダウンと言う曲で一世を風靡しましたが、その後のアルバムでSuperstitiousと言う曲を出して何だか人気が落ちてしまいました。
それまでとは違い、コーラスが前面に出た曲、その当時のROCKを象徴するピチピチの皮パンを履かずゆったりしたパンツを履いて歌うジョーイ・テンペスト。それに、凄くファンの居た前任ギターリストジョン・ノーラムの代わりに加入したキー・マルセロ。そう言う全部を観客は快く受け入れず、多くは新しいEUROPEに失望しました。

でも、美しいメロディ、コーラス、ギターソロ、ジョーイの高い歌唱力。音楽として何一つ落ち度のないとても良い曲です。

今でも彼らはこの曲をライブでプレイしています。バンドは常に観客のため真摯に良い曲、良いパフォーマンスを探求しています。



色眼鏡で見ず、良きライブをしている今のBABYMETALを応援したいです。



Europe - Superstitious