笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

バレー脳

2010-06-24 23:55:53 | Weblog
 ここのところ、子どもと一人ずつじっくり話をしたときに、ある子が下の学年に「大きな声を出して」と言われて、むっとしたことがあったそうである。そこで、他の子に「○○のこと好き?」と聞いて回っていたのを見られて、他の人に注意を受けたということを話していた。
 その子は、まだ少年団に入って間もない子である。まだバレーの練習のこと、少年団のことなどはよくわかっていないところがある。そのため、幼い部分もたぶんにもっている。その子と話をしたときに、「大きな声を出して」と言われて、その子なりには出していたけれども出してと言われてむっとしたようである。私は、そういう時は素直に「ハイ」と返事ができるようになるといいねと話した。
 私は、人間にはそれぞれの脳があるのではないかと感じる。学習脳、スポーツ脳、音楽脳、料理脳などなど、自分の興味や関心のあることには脳がものすごく発達していき、どんどん回路が作られていくような気がする。バレー脳ももちろんあるのではないかと思う。バレーを始めた子は、まだバレー脳が作られていないと思う。それが練習を重ねていくと苦しみ、悩み、そして楽しみ、喜びながら徐々にバレー脳が作られていくのだと思う。そして、バレー脳があるのなら、できるだけ正しいバレー脳にすることが指導者の役割なのだと思う。そんなことを思いながら、今自分のやっていることが何なのかを理由づけているのかもしれない。日々努力。
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