あっちゃん、ママあのときのあんたの声が聞えるよ。
『母親、水って水道の蛇口をひねれば出るって思ってるでしょ？
東南アジアではね、蛇口をひねれば水が出て飲めるっていうことが幸せなことらしいよ。
Yちゃんはね、そこで水道を引くボランテイアに参加しているんだよ。
彼女から3時間くらいそんな話を聞いてね、心が洗われたよ。
俺は今、芸能界というところに少しいて、若い奴らなのに「ベンツがどうの・・」とかさ
そんな話を聞いてるとね、、、
家のドアを一歩出ると別人になって、帰ってくるとこれでいいのかって、、、』
Yちゃんね、あんたが亡くなった知らせを受けたときがね、また東南アジアにボランテイアに行く前の日でね。
Yちゃんは迷った末、きっとあんたは「ボランテイアに行ってほしい」と言うと確信して、東南アジアに行かれたの。
そしてそこで知り合った現地の方が、「Yさんがそこまで慕う人は、今空高いところに居る。
私は一生彼のために祈り続けます」
そう言ってくださったそうよ。
ママはね、その言葉を今も昨日のことのように覚えているの。
その方に会いたい。
飛行機が異常に怖いママだけど、行きたいの。
ママの命ある時に必ず行きたい。
会って、お礼が言いたい。
『母親、水って水道の蛇口をひねれば出るって思ってるでしょ？
東南アジアではね、蛇口をひねれば水が出て飲めるっていうことが幸せなことらしいよ。
Yちゃんはね、そこで水道を引くボランテイアに参加しているんだよ。
彼女から3時間くらいそんな話を聞いてね、心が洗われたよ。
俺は今、芸能界というところに少しいて、若い奴らなのに「ベンツがどうの・・」とかさ
そんな話を聞いてるとね、、、
家のドアを一歩出ると別人になって、帰ってくるとこれでいいのかって、、、』
Yちゃんね、あんたが亡くなった知らせを受けたときがね、また東南アジアにボランテイアに行く前の日でね。
Yちゃんは迷った末、きっとあんたは「ボランテイアに行ってほしい」と言うと確信して、東南アジアに行かれたの。
そしてそこで知り合った現地の方が、「Yさんがそこまで慕う人は、今空高いところに居る。
私は一生彼のために祈り続けます」
そう言ってくださったそうよ。
ママはね、その言葉を今も昨日のことのように覚えているの。
その方に会いたい。
飛行機が異常に怖いママだけど、行きたいの。
ママの命ある時に必ず行きたい。
会って、お礼が言いたい。
一生その悲しみと向き合って生きていく母
「殺された」その想いが一層悲しみに拍車をかける。
理不尽で 無情なこの世 誰にも向けようのない怒り
敦さんのホタルがふっと癒やしてくれる。
Sちゃん 一人でないよ。
子どもも孫もあなたの側で
あなたを大切にしてくれている。
信じよう 必ず死の時 ママを両手を広げて
迎えてくれる。
遠音もそう信じてようやく他のことに目が向かうようになった。 恥ずかしくない生き方をしようと・・
おやすみなさい 遠音
悲しみと向き合う、これは母である限り受け止めます。
私は過去にこだわらないことが多いのですが、やはり敦のことに関してだけは、過去に戻って「ガスをつけないで！」とか様々なことを思います。
事実が判明したときは、修理工やパロマに対する憎しみを持ちました。
ですが、やはり敦の存在がないことほうが、殺されたという憎しみよりはるかに大きいです。
今は以前より落ち着いた気持ちで、敦に接することができます。
存在は見えないですが、私には「目では見えないけれど見える」のです。
その確信が安定した心につながりました。
そうですね、敦に恥じない生き方をして堂々と会いたいです！
遠音さんも、ご主人さまがいらっしゃるときと変わらない素敵な生き方をなさっていますね。
楽しみがありますものね、会える、という。