おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡338

2007-12-15 | ジパング
先週予測したとおり、今週は“草加の言葉とその真偽に踊らされる人々の表情をご覧下さい!”の回。

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草加の打電内容を聞き、動揺する米軍各員。
打電はなおも続く。
「本艦は機関停止中。乗員2800名を夜明けに退艦させる」
それに対し、カーネルが問う。
「貴艦は何の為に戦うのか?」と。
「あなたと同じ目的のために」と答える草加は、名前を問われると「元帝国海軍少佐 草加拓海」と名乗った。

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米軍は、最初の打電を欺瞞(ブラフ)と捉えるわけだけど、それも当たり前。
機関停止中であること、千単位の乗員を降ろすことなど自艦に不利なことを平文で打電してくる奴の言葉を、普通に考えて誰が信じるでしょう?

自艦の戦力を使わないと公言しようが、実際には使おうが、大和が単艦行動していることはすでに明らかであり、しかも米軍に所属しない謎の航空機からの攻撃で、機関に重大な損傷を受けた事実まで偵察機により確認されているのです。

草加が何をほざこうが、米軍は米軍としての行動を取ればいいのであって、何を躊躇しているんだ?って、思ってしまいました。
天下の米軍が動揺している場合じゃなかろう?

草加の方も…
名前を聞かれて素直に答えるなよ!(怒)
米軍に対して見得を切った、といえば聞こえはいいけれど、なんか引っかかる感じなんですよね…。

以前草加は、“自分は歴史上に名前を残そうなどと考えてはいない”とかなんとか言ってませんでしたっけ??
なのにコレかよ…、と。

“別に草加はそんな意図があって名乗ったわけではない”という声も聞こえてきそうですが、米艦隊からの問いかけに答えたのだから、結果としては同じことですよ。(名乗らなければいいだけの話なんだから)
しかも、ご丁寧に「元・帝国海軍少佐」って…。

以前から、都合良く「元」と「現」を使い分ける草加にはバリバリ違和感があったのですよ。
今回の場合、制服を着て参謀として軍艦に乗り込みながら、叛乱を起こした後の自分は軍籍から外れた人間だという。
“軍とは関係ない自らの意志での行動”を主張するための、わかりやすい肩書きとはいえちょっとずるくありません?

…今回は文句ばかりになってしまいました。
特に、草加の!!
(って、普段から基本的に私の感想はイチャモン中心なのですが ^^;)

さすがに次回まで、草加のお言葉で話を引っ張るとは思えないので、早々に進行していただきたいて、米軍でもみらいでもいいから対大和のオペレーション実行と相成っていただきたいものです。

角松も、草加の言葉に納得してないで、青梅の具申に耳を傾けろ、ってーの。
(“きさまは、あくまで突入を!!”って、機関にダメージ与えた位で原爆使用を諦めるような草加じゃないことくらい、あなたが1番わかってるでしょ~!だから、それを阻止するために大和へ移乗することが可能かどうかの話をしてたよね~??)

あ~、細かいことにまでいちいち文句言いたくなってくるわ。
(話が進まないからだ。今回の内容を時間にしたら、せいぜい10分位でしょ)
そんな今週のジパングでした。

…(^^;)ヾ

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