火曜日、下北沢に夕方から用事があるので、久々に電車で上京しました
う~ん、大都会東京。もう田舎暮らしの身としては、観光する場所になってしまいました
さて、下北沢の近くには「あなたと健康(通称・あな健)」があります。
「食と命の教室」に2006年頃だったからかに、あな健の修了生でお料理教室を主宰している方が来てから、月刊誌をとるようになりました。
そのご縁で、夫婦関係やら体の問題など、色々なんとかやってきたのは、あな健のおかげでした。
そして、昨年もあな健のスタッフの方が参加して顔見知りになっていたので、下北沢の用事の前に顔を出しにいくと伝えたら、なんと、お料理教室に招かれてしまったのです
自然療法を学ぶ人は誰もが通るのが「あな健」ですが、特にガン患者などで西洋医学に限界を感じた人が来るのも多いです。
そして、今の大黒柱はお料理教室の米澤先生。そのお話がむちくちゃ面白かった
米澤先生はステージ4のガンだったそうですが、「検査なんかしなかったわよ。だってあれは統計でしょ。私は気にしなかったわ。くよくよしたって病気は治らないし、私は大丈夫と言い聞かせてたは」と今を生きることに集中することにしたそうです。
雑誌「至知」は知ってますか?
私はいわゆる徳仁がある方が載る雑誌という認識ですが、その「至知」に米澤先生が載ったそうです。しかも、その記事を読んで料理教室に申込んだ方もいました。
ちなみに、中には西伊豆から通っている方も
すごいですね〜。
で、米澤先生の話ですが、よく高柳さんにも出てくる栄養学の故・川島四郎先生に4年間師事したそうです。そのエピソードも面白かったです。
「いつもポッケに煮干しと昆布を入れていたわね。何かあると、ほら、食べるか?といって渡されて、ポリポリ食べていたわ。NHKの人が取材に来るという時があって、スタッフに、ご馳走してやるからお腹をすかせてきなさい、と川島先生が言ったの。で、いざ来たら、煮干しと昆布をポッケから渡したのよ。それじゃあお腹はいっぱいにならないわよね(笑)」
「アフリカでマラリアになって帰国したらすぐに青菜と煮干しを食べていたのよ。青菜は血液をきれいにするから大事なのよ。女性は特に青菜をとらないと貧血になりやすいのよ」
「でも、真面目なのはダメよ、てきとーも大事よ。完璧なんてないんだから」などなど、まじめな話も漫才のような口調で笑いが絶えない時間でした
頭でっかちで理屈は知っていても体が動かない、あるいは料理が大変と思っている人は、米澤先生に会うとピッタリだな、と思いました。
お料理も美味しかった