半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

夏終わり近し

2020年09月01日 | 農的体験・生活

先週ぐらいから、ちょっと猛暑が過ぎ去ったかな、と思いつつ、日差しが強い日が少なくなっただけで、何気に気温は32℃とか暑さは変わらないんですよね

湿気があって蒸し暑いですよね~。

そういえば、ヒマワリを収穫しました

種を絞って油をとるためなのですが、高柳さんからはガクなどが「まだ青いから、80%だな」と、もうちょっと待った方が良いと言われました。

ところが、聞いた時点で既に1割ぐらい種を鳥に食われていたのです。

で、もう1週間待ったのですが、なんとハトが花に止まって種を食べているところを畑で発見してしまったのです

スズメではちょっと種が大きいし、カラスが食っているのかと思ったのですが、まさかハトとはね~

ということで、中には半分が食われてしまったのもあったので、全部収穫しました。

数年ぶりに育てたものの、まあこれでは小瓶1本分の油もとれないかもしれませんね~

さて、季節は秋。

暑いとはいえ、そろそろ冬野菜の種まき時期なので、いろいろ畑を整理しないといけない時期なのですが、暑さで後手後手とまわっています。

チョウチョがやたら飛んでいたので、たまには野菜ではなく虫でも観察しようと、しばし休憩。

なんでしょうね、これ。

珍しいチョウチョで、ネットで見てみたらベニシジミというらしい。なかなか見ません。

ゴーヤの花の蜜を吸っています。

と思ったら、別のゴーヤの花にはモンシロチョウ。

いつもは仕事に集中していますが、ぼけーっと畑を眺めていると、シジミチョウやクロアゲハみたいなのが決行飛来しているんですよね~。

と思ったら、このモンシロチョウのゴーヤの支柱に黄色いクモが。

今日は朝に小雨が降ったので蜘蛛の巣がくっきり。

支柱でクモは獲物がかかってくるのを待っています。

その蜘蛛の巣の20㎝上を先ほどのモンシロチョウがヒラヒラ飛んでいき、また別の花へ。

ぼけ~と見ている時間で、実はドラマティックな事、つまり、20㎝ぎりぎりで命が助かるか助からないかの世界があるんだな~と。

そういえば、最近はカマキリの幼虫(羽が生えていないやつ)にやたら出会います。

オクラやキュウリの葉っぱのあたりに良くぶら下がっています。

ただ、成虫より幼虫に出会う方が多いのです。

もう9月ですよ。

大概、8月下旬には夏野菜も弱ってきて、同時に秋冬に向けて虫がたくさんでてきて、葉っぱはばりばり食べられ、虫がわー~っと出てくる時期なのです。

なのに、こんな時期でカマキリの幼虫の方が多いなんて、変な感じです。

 

まあ、いずれにしろ、早く大きくなって子孫を残せるよう、ジっと我慢してチョウチョなどがやってくるのを逆さにぶら下がりながら待っている姿もすごいな~と。

チョウチョも蜜を吸って体をつくり、子孫を残すよう卵を産んで死んで行きます。

同様にクモやカマキリも子孫を残すために頑張っています。

でも、彼らは目の前に餌が飛び込んで来るまでジッと待っているわけです。

捕食者という強い立場でいますが、相手が来るまでひたすら動かずに待つ。

 

そういえば、カエルもそうですよね~。

ハウスの草取りとかしていると、隅にヒキガエルが出てきてビックリすることがあります。

あいつらものそのそ動いているのですが、虫がピョンピョン跳んでいても、じっと近くに来るのをまっています。そして、のっそり近づいたり、じっと待っていて、射程距離に入るとパクっとします。

 

こんな感じで、ライオンや猫、あるいはカラスなどの鳥とは違い、カマキリ、クモ、蛙などはひたすら待っているタイプなんですよね~。

これも不思議です。

 

まあ、そんなことはさておき、今年は長雨で何もかもが遅い感じです。

虫もそうですが、スイカがようやく収穫ピークがきました

中を切ったらぴったり最高

むちゃくちゃ甘かったです

これから2週間ぐらい収穫が続くので、9月半ばまではスイカ三昧を楽しめます

カボチャも本来なら終わりの時期なのに、今頃になって、ようやく収穫ピークが来ています。

虫もそうですが、野菜もすべて後ろにずれ込んでいる感じです。

 

9月10日頃は例年は冬野菜の種まき時期なのですが、さてさて、今年の冬はこのまま暑いのでしょうかね~?

 

コメント
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