半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

古事記勉強会

2014年09月21日 | 素敵な空間・イベント
今日は、古事記の勉強会に行ってきました。

高柳さんとお話するようになって「古事記は読んでいるかい?」と聞かれるたびに「いえ、、、これから・・・」と答えていたので、一度、学んでみたいな~と思っていました。

また、日本の農村文化、伝統的な生活スタイルを考えていくと、古事記なりもうちょっと昔の日本のことを日本人なんだから知らなくちゃ、とも思っていたわけです。

そんなこんなで、ちょびっとムック本とかはつまみ読みはしていましたが、そんな程度でした。

そんな中で、「食と命の教室」に参加者の1人で、東城百合子先生に師事して千葉でお料理&お手当て教室を開いている木村さんという素敵な方に出会うことが出来て、その木村さんが古事記の勉強会を開始したということを知り、第1回目は参加できなかったのですが、この度、第2回の講座に参加してきたのです

場所は稲毛公民館。

先生は小野善一郎さんという湯島天満宮の方。

ちょっと遅れてしまったのですが、部屋に入ると、とっても声が大きくびっくり

なんとパワフルな人だと最初は圧倒されたのですが、お話を聞いているうちに、情熱的で、熱く、何度も何度も「あなたも私も風も木も森もみんな同じ『かみ』なんです。あなたも『かみさま』なんですよ」と繰り返していました。

うまく言葉では説明できませんが、日本の「かみ」は今の世の中で概念と浸透している「神、god」とは全く違うもので、森にも、大地にも、風にも、あなたにも、私にも、すべてがかみで、みんな同じところから繋がっている、そういったことを明治までの日本人はみんなそう思って生きてきた、というお話をされていました。

西洋のGODは「天主」と言われていて、万物を作った創造神であり、絶対神である一方で、日本の「かみさま」は、天地からまず生まれて、物実(ものざね)といって、物から生まれてきた。そして失敗もするし奢りも持つし、だからお祓いをしてその穢れをとることを繰り返す。だから、日本人には八百万といって人も風も物も全てが「かみさま」であって、絶対神というものとは根本的に違うものであった、それが明治にGODを神と訳してしまったので、かみさまとGODが同じように考えられてしまった。それが混乱の原因だということもお話しされていました。

と説明はとてもしにくいのですが、人もかみである、ということを熱く熱く何度も語ってくださいました。その情熱は心に突き刺さるもの、多分打ちひしがれている人がいたら、生きる力、喜びにも繋がるものだな~とも。
心もお顔もピカピカ

いや~、凄い人がいるもんだ

そして「あ~、こういった人が先生であるべきだ」という思いも沸きました。
先生というのは、教える内容に対する情熱がないとなかなか伝わらないと私は思っています。
そして、どの国もそうですが、自国の歴史はアイデンティティーの礎になるものですから、きちんと教育します。
そういった観点で、日本という国がどういった歴史で出来てきたのか、を知るために、是非、小学校高学年の必修科目にすべきじゃないかな、と思いました。

日本人はどういった考えをもっていたのか、どう生きてきたのか、他も自分も同じだとか、とても大切なことを学べると思います


来月も都合がついたら参加したいな~。
コメント
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