半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

冬も終わり、いよいよ春です

2013年02月28日 | 自分の時間
12月からほぼ休み無しでずっと働き通しでしたが、2月にはいろいろ積もり積もっている仕事に一段落つけたかった。

でも、終わりませんでした

一方で、自然界と自分をシンクロさせてみると、高柳さんが教えてくれた「冬」は「増ゆ」という語源の意味が体験できた冬でした

この「「冬」は「増ゆ」」という言葉は、12月5日のブログに書いてあるのですが(→こちら)、私の冬の過ごし方を支えてくれた言葉でした

改めて当時のブログを抜粋します。

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冬は「増ゆ」とも書いたそうです。単に寒くて何も無い時期ではなく、春にむけて命のエネルギーが増えていくとても素晴らしい時期だと。杉の木を切っても11月が最も締まっていて、12月以降は徐々に春に向けて緩んでいっているそうです。

種も芽を出す前に既に活動をしていて、まず水を体いっぱいに吸い込んで、発芽に適した温度になるのをじっと待ち、その時が来たら一斉に発芽できるようにしているとのこと。
そう考えると冬も尊い季節なんですね

人生も同じ人間の生き方もおんなじですね
私も来年春に向けて、知識、スキル、ご縁、仕事を蓄え増やしていく「冬(増ゆ)」にしたいとおもいます
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この「冬」は「増ゆ」というのは、実は地に足をつけながらゆっくりじっくり殻に閉じこもって春になるのを少しずつ準備をしているイメージでした。

しかし実際に自分のこの冬を振り返ると、とにかく忙しかった
逆に今、高柳さんの言葉を振り返ると、11月ぐらいをボトムに、春に向けてずんずんずんずん生命活動をほとばしらせてアゲアゲな状態になっていくのが冬であって、決して「じっくり」というものではないんだな~ということを実感したのです。

私も自然の一部と捉えると、春に向けて水鳥が水面下で一生懸命足を動かしているようにひたすら動いて来た時期だったのも、合点がいきます。

恐らく、植物や動物も一見生命活動が低いようにみえて、実は寒さに対して生命を途切れさせずに抵抗しながら、春に向けて細胞やDNAレベルではかなりの動きがあるんだろうな~と思いました

明日から3月。

1週目内には、ずっと引きずっている2つの仕事を終わらせた上で、

1;家族との時間を大切にする
 →やはり最後の要諦は「家族」です。これがあって仕事や人生が前に進みます。

2:子供と目一杯遊ぶ
 →4月から長男は小学校に入学、次男は幼稚園に入園です。
長男が小さい頃は、半年仕事をせずに木登りなどいろいろ遊んであげれましたが、次男は一緒にいる時間は長いのですが、実はたっぷりワイルドな遊びはしてあげていないことに気づきました。彼の天性の運動神経を伸ばしてあげるためにも、幼稚園に入る前にいっぱい遊びたいと思います

そして長男も春休みで、小学生になる前の最後の時間をたっぷり一緒に過ごしたいと思います。7歳になってようやく「神の子から魂が入って人の子になる」という言葉は、縄文時代から続いている日本の伝統です。神の子の最後のひと時を過ごして、人の子になる時を素直に迎えられるようにしたいと思います

3:大切な人とのご縁を深める 
 →根本さん、高柳さんを始め昨年以上に深いおつきあいが始まります。本当に大切なのはお金やイベントの参加者ではなく、人生を支えて頂いている2人を代表するご縁ある方々とご縁を深めること。それが人生の極みです。頂いている以上のものをお返しできるよう、きちんとしていきたいと思います。

4:勉強する 
 →全く本が読めない時期が続きましたが、これからの「セカンドスクール」のためには、立ち止まってインプットを増やし、思考を練り上げる必要があります。勉強したいです。

5;仕事の仕組みを考える
 →「みんなの農村ネットワーク」や「セカンドスクール」、「田んぼと畑の耕育教室」、「食と命の教室」、「みん村会員制度」など、いろいろ煮詰める必要があります。きちんと仕組みを作り上げたいと思います。

3月はこういった「大切なこと」に頭と時間を割きたいと思います。
もうすぐ飛躍の時が迫っています
春はもうそこに来ています
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ついに、ひまわり油ができた♪

2013年02月28日 | 食べもの
昨年、高柳さんの呼びかけで参加させて頂いた「北総ひまわりプロジェクト」。

全く更新をしていませんが、ホームページは→こちら

高柳さんがお忙しいところいろいろ段取りして下さり、ついに「ひまわり油」が完成しました

先日、みなで久しぶりに集まってお食事会になりました


ちなみにひまわり油は、日本ではほとんど流通していませんが、ヨーロッパとかでは結構流通しているそうです。

これが500ccのビン。


200ccのビンは縦長でおしゃれ
母の誕生日のお祝いにと、奥さんが家である包材でラッピングしてくれました。
リボンをかけたらこんな感じに

ラッビングの袋に入れたら、もっとおしゃれじゃない


ちなみにこのひまわり油の特徴を語るときは、まず「一般的な油」のことを知る必要があります。

まず、「一般的なサラダ油は、大豆を中心とした穀物から絞ります。
加工品や外食で使われているものは大体が「遺伝子組み換え」で、さらにそこから「ヘキサン抽出」といって石油系の化学薬品で分離して歩留まりよく油分を取り出します。
ただここには色々な化学物質が含まれているので、さらにそれを高温で揮発させるなどして出来上がったのが「一般的なサラダ油」です。

だから、いろいろアレルギーを持っている人が「油」で肌が荒れたり、問題が出るのも当然なのですよね。

一時期「健康な油」と題して「ダントツのシェア」を占めていた「エコナ」が、「発がん性物質がある」と判明して市場から消えたのを覚えていますか?

要するに化学物質を使ったり、無理に機能性を高めたものは、何かしらおかしい、ということですよね。

特保もその最たる例。サントリーの黒烏龍茶など、自然なままのものではなく、機能性を人工的でも良いからあればお墨付きを与える、という特保の制度がそもそもおかしいと私は思っています。

まあ話は元に戻しますと、この「ひまわり油」のPRポイントは以下の通りです。

1:無農薬無化学肥料で育てたひまわりを使っている

2:みんなが収穫したものを、天日干しで乾かし、手で一生懸命脱穀した種を原材料としていて、とっても手間がかかっている

3:種の品種はリノール酸よりもオレイン酸が多く(7割ぐらい)含まれているオリーブオイルに近いハイオレックという品種を使っているので体に良い
 ちなみに日本人はリノール賛を摂り過ぎているそうです。リノール酸は酸化して過酸化物質を作りやすく、ガンや脳卒中など様々な病気の原因を作っていると言われています。
  だからこのリノール酸に水素を添加してオレイン酸を増やしている油もあるそうです。

4:圧搾方式で、化学薬品を使っていない。歩留まりは圧倒的に悪いのですが、逆に言えば圧力だけで絞っていますから安心できます


ちなみにひまわり油は、さらっとしています。
サラダ油は横に置いておいたとして、菜種油は少し味わいも香りもありますよね?それに比べるとさらっとしていて香りも薄いので、サラダとかに良いかもしれません。

また高柳さんのお話だと、「化粧品」として手や顔に塗ったりするために自然食品店で買っていく方も多いとか確かに、化粧品として思えば、高くはないですよね~

私の分け前は10本ちょっと。
畑を貸してくださった根本さんのお分けするのと、種まきを手伝ってくれた方に
1本ずつわけて、あとは販売か自給用ですね

買ったら高いけど、労力をかけて作ったのだから家族へのご褒美としても使いたいです。油が完全に自給できるといいですね~






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