昨日は、前職の先輩や同僚が来てくれて楽しかったです
さて、その昨日に久々に田んぼであった知り合いから声をかけてもらって、実は今日、寺田本家さんで「醤油作り」がある、ということで、飛び入りながら参加させてもらいました
初めての醤油作り
味噌つくりは、ぼちぼちやってきたので、味噌を作っているときの「上澄み液」のようなものが、醤油のようなもので、それが無茶苦茶美味い
ということは知っており、是非、醤油も作りたいな~と思っていたところだったのです
寺田さんのところでのこういったイベントには初参加。大体、東京など都会から来ている方や、自然系の方々が集うイベント。
まずは、簡単に説明があってから早速醤油作りスタート

醤油つくりの材料は以下の通り大きく3つ。
①煎った麦と煮大豆で作った麹
②塩
③水
①は、長野の醤油屋さんから取り寄せたとのこと。酒麹とは作り方が違うので、寺田さんも作れないそうです。
②は、マナ・ミネラル、赤穂の塩、海の精の3種を試すことに。海の精は最近高くなってしまったんだそうです。
③は、寺田さんのところの水。お酒をつくっている井戸水をタンクで汲んできていました。
まず、皆で固まってしまった麹をほぐす作業。この麹が凄い煙
いわゆる菌の「胞子(ほうし)」ってやつですが、粉末茶のような緑色がかった粉のようなものが辺り一面、煙幕をはったような状態になってしまって、たいへ~ん

麹の中で、特に大豆がくっついちゃっているのをほぐすのですが、それはそれで胞子が散りまくり、「これ、こんなに吸って身体に良いんかいな?」と思うほど
うちのちびちゃん達や、他の参加者は生後6ヶ月の赤ちゃんも連れてきていたので、ちょっと心配でしたが、それでも皆でわきあいあいとほぐす作業をしました
最初は嫌がっていたうちの長男も、ママが触り始めたらいつの間にかブルドーザーのようこうじをかき混ぜ始めましたよ
ほぐし終わった後は、塩を入れてまた混ぜ混ぜ

その後に、樽に移して水を入れて塩が大体溶けるようにかき混ぜます。
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大体、麹+塩で30kgぐらい、これに31ℓぐらいですね。掻き混ざったら、空気が入るように空気が入るような不織布で蓋をします。

その後に、蓋を少し空け気味でして、入れた塩と日付を書いた札を貼って出来上がり

これを1年間、じっくり寝かすと醤油が出来るわけです。更に、2~3年寝かすと、味わい深い醤油になるとか。
ちなみに、一般の醤油は、味噌と同じで「脱脂大豆」、つまり油を絞った後のかすを使って醤油を作るそうです。熟成期間も3~4ヶ月。味噌も、圧縮加温をすると早く色が付いて出荷できるので3~6ヶ月で出荷しているんですよね。だから、普通に常温で寝かして放っておいて出来る自然の熟成で出来る味わいとは、やっぱり違うんです。じっくり発酵をすることで、旨味がじわじわ出てきて美味しくなるんだそうです。
単純に、脂質が無い脱脂大豆と脂など色々なものがギュ~っと詰まっている丸大豆では、天と地の差がありますよね~。工業製品ではなく、身体を健全に作る普通の食べ物は、そりゃ時間もかかるし、買うとなると高くつくわけです
さて、醤油つくりが終わり、寺田さんのグループとは分かれてから、1度お昼を食べに家に帰り、ちょっと家の庭を耕してから、再び田んぼの雑草取りへ出かけました。昨日の続きですな
1時間ぐらい草を取っていると、今度は、「たけのこ掘り」を寺田さんのグループがやる、ということで、便乗して山へレッツゴー
町の住宅街のすぐ裏が、だ~れも来ないような山になっていてそこでたけのこ掘り開始
ちなみに、誰の山かと聞いたら、町役場で働いている方の山だそう。ここなら、顔見知りなら採っていいらしい。私も、自由に顔パスで出入りできる山を持ちたいものです。。。
さて、たけのこ堀を開始したんですが、私は、ちょっと掘って見て、木村秋則さんの本を思い出しました。
「竹の葉が積もったところの土は非常に作物は育つ」「山の土は地表に近いところも深く掘ったところも温度があまり変わらない」「山の土の匂いがする土が良い土」。。。
思わず、あちらこちらを手で掘ってしまいました。すると、斜面のようなところはあんまり葉っぱが積もらないせいか、すぐに粘土層の山土になってしまっていましたが、平地のようにきちんと葉っぱが積もるところは、本当にふかふかで、手で掘っても柔らかいのでどんどんん掘れました。山の土の匂い、というのは、それほど強いものでもなく、なんとなく菌のような匂いがするかな?程度。まだ、ちょっとわからないや。
さて、そうこうしていると、みんな、別のところに移動をしてしまったので、後から追いかけると、早速たけのこ堀を開始していました。
私も、斜面をよじ登っていると、足に当たるものが、、、。おっ、たけのこか
いざ掘ってみると、出てくる出てくる
他の人は、それほど採っていなかったようですが、私は、たたみ一畳ぐらいのところで、合計5個も堀り当ててしまいました
たけのこのゴールドラッシュゾーンでしたね
ちなみに、田んぼから直接行ったので、田んぼ用の長靴を履いていました。なので、ちょっと山の斜面を登るときは、「あんまり良くないな~」と思っていましたが、どっこい、そんな事は無く、逆にスニーカーなどに比べて足にフィットして靴底も薄いので、足裏で「たけのこの先っちょの硬い部分」が感覚でわかるんですね~
なので、逆に、どんどん見つけられたのは、この長靴のおかげ
と思ってしまいました

その後、寺田さんと一緒に駅まで東京の人を送り、立ち話をした後、家に帰りました。昼間は暑いぐらいにお日様が照っていたのですが、夕方から突如、寒くなり、雨もぽつぽつ降ってきたので、こごえながら帰宅したのですが、奥様が、極上のたけのこ料理を作ってくれましたよ
たけのこをバターでソテーして、あわせ味噌の調味料を田楽のように載せたもの。これが無茶苦茶美味い

旬のたけのこ、昨年は3回も採れて、十分満喫していたのですが、今年はあんまりご縁が無く、う~ん、たけのこ採りたい!食べたい!と思っていたのが、ようやく頂けたので、幸せでした
醤油も、いずれ、自宅で作ってみたいですね~
久々に、イベント尽くしの日でした。
もやもやしていたけど、ふと、町に目をやれば、様々なイベントをやっていることもわかりました。
引越しをどうする、とか、ちょっともやもやしていたけど、どんどん行動して、自分も「色々なイベントを皆で共有する」ような仕事をやっていきたい!、という思いが更に強まりました。
そんな体験が出来た1日でした

さて、その昨日に久々に田んぼであった知り合いから声をかけてもらって、実は今日、寺田本家さんで「醤油作り」がある、ということで、飛び入りながら参加させてもらいました

初めての醤油作り



寺田さんのところでのこういったイベントには初参加。大体、東京など都会から来ている方や、自然系の方々が集うイベント。
まずは、簡単に説明があってから早速醤油作りスタート


醤油つくりの材料は以下の通り大きく3つ。
①煎った麦と煮大豆で作った麹
②塩
③水
①は、長野の醤油屋さんから取り寄せたとのこと。酒麹とは作り方が違うので、寺田さんも作れないそうです。
②は、マナ・ミネラル、赤穂の塩、海の精の3種を試すことに。海の精は最近高くなってしまったんだそうです。
③は、寺田さんのところの水。お酒をつくっている井戸水をタンクで汲んできていました。
まず、皆で固まってしまった麹をほぐす作業。この麹が凄い煙



麹の中で、特に大豆がくっついちゃっているのをほぐすのですが、それはそれで胞子が散りまくり、「これ、こんなに吸って身体に良いんかいな?」と思うほど


最初は嫌がっていたうちの長男も、ママが触り始めたらいつの間にかブルドーザーのようこうじをかき混ぜ始めましたよ

ほぐし終わった後は、塩を入れてまた混ぜ混ぜ


その後に、樽に移して水を入れて塩が大体溶けるようにかき混ぜます。
大体、麹+塩で30kgぐらい、これに31ℓぐらいですね。掻き混ざったら、空気が入るように空気が入るような不織布で蓋をします。

その後に、蓋を少し空け気味でして、入れた塩と日付を書いた札を貼って出来上がり


これを1年間、じっくり寝かすと醤油が出来るわけです。更に、2~3年寝かすと、味わい深い醤油になるとか。
ちなみに、一般の醤油は、味噌と同じで「脱脂大豆」、つまり油を絞った後のかすを使って醤油を作るそうです。熟成期間も3~4ヶ月。味噌も、圧縮加温をすると早く色が付いて出荷できるので3~6ヶ月で出荷しているんですよね。だから、普通に常温で寝かして放っておいて出来る自然の熟成で出来る味わいとは、やっぱり違うんです。じっくり発酵をすることで、旨味がじわじわ出てきて美味しくなるんだそうです。
単純に、脂質が無い脱脂大豆と脂など色々なものがギュ~っと詰まっている丸大豆では、天と地の差がありますよね~。工業製品ではなく、身体を健全に作る普通の食べ物は、そりゃ時間もかかるし、買うとなると高くつくわけです

さて、醤油つくりが終わり、寺田さんのグループとは分かれてから、1度お昼を食べに家に帰り、ちょっと家の庭を耕してから、再び田んぼの雑草取りへ出かけました。昨日の続きですな

1時間ぐらい草を取っていると、今度は、「たけのこ掘り」を寺田さんのグループがやる、ということで、便乗して山へレッツゴー

町の住宅街のすぐ裏が、だ~れも来ないような山になっていてそこでたけのこ掘り開始

ちなみに、誰の山かと聞いたら、町役場で働いている方の山だそう。ここなら、顔見知りなら採っていいらしい。私も、自由に顔パスで出入りできる山を持ちたいものです。。。

さて、たけのこ堀を開始したんですが、私は、ちょっと掘って見て、木村秋則さんの本を思い出しました。
「竹の葉が積もったところの土は非常に作物は育つ」「山の土は地表に近いところも深く掘ったところも温度があまり変わらない」「山の土の匂いがする土が良い土」。。。
思わず、あちらこちらを手で掘ってしまいました。すると、斜面のようなところはあんまり葉っぱが積もらないせいか、すぐに粘土層の山土になってしまっていましたが、平地のようにきちんと葉っぱが積もるところは、本当にふかふかで、手で掘っても柔らかいのでどんどんん掘れました。山の土の匂い、というのは、それほど強いものでもなく、なんとなく菌のような匂いがするかな?程度。まだ、ちょっとわからないや。
さて、そうこうしていると、みんな、別のところに移動をしてしまったので、後から追いかけると、早速たけのこ堀を開始していました。
私も、斜面をよじ登っていると、足に当たるものが、、、。おっ、たけのこか

いざ掘ってみると、出てくる出てくる



ちなみに、田んぼから直接行ったので、田んぼ用の長靴を履いていました。なので、ちょっと山の斜面を登るときは、「あんまり良くないな~」と思っていましたが、どっこい、そんな事は無く、逆にスニーカーなどに比べて足にフィットして靴底も薄いので、足裏で「たけのこの先っちょの硬い部分」が感覚でわかるんですね~

なので、逆に、どんどん見つけられたのは、この長靴のおかげ



その後、寺田さんと一緒に駅まで東京の人を送り、立ち話をした後、家に帰りました。昼間は暑いぐらいにお日様が照っていたのですが、夕方から突如、寒くなり、雨もぽつぽつ降ってきたので、こごえながら帰宅したのですが、奥様が、極上のたけのこ料理を作ってくれましたよ

たけのこをバターでソテーして、あわせ味噌の調味料を田楽のように載せたもの。これが無茶苦茶美味い


旬のたけのこ、昨年は3回も採れて、十分満喫していたのですが、今年はあんまりご縁が無く、う~ん、たけのこ採りたい!食べたい!と思っていたのが、ようやく頂けたので、幸せでした

醤油も、いずれ、自宅で作ってみたいですね~

久々に、イベント尽くしの日でした。
もやもやしていたけど、ふと、町に目をやれば、様々なイベントをやっていることもわかりました。
引越しをどうする、とか、ちょっともやもやしていたけど、どんどん行動して、自分も「色々なイベントを皆で共有する」ような仕事をやっていきたい!、という思いが更に強まりました。
そんな体験が出来た1日でした
