群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(4-5) 一ノ沢と大ノ沢

2018年05月04日 | 大山と自然

平成30年4月28日   一ノ沢と初めての大ノ沢を歩く

3、4年前から大ノ沢の登山を考えていましが横手道からの取り付きが検討つきません。で、下山してルートを探し何時かの登りにそなえることにしました。今回の登山を経験しても、たぶん次回の登りでも適当な取り付きなって藪小木に悩まされることになるでしょう。

一ノ沢のガレを30分ほど登り、途中で左斜面に取り付ついて15分、冶山作業道の終点近くに出ます。

 

足跡が残る藪小木の急登を避けガレ場を登りましたが、足下崩れること無くすんなりと一ノ沢の左の尾根まで登れました。
一休みして、延々と尾根を登って行きます。

 

下を流れる一ノ沢のガレを歩き、登って来た尾根を上から見ると一ノ沢はこんな感じですが、
もう少し登り1650m附近で草付きを左にトラバースして大ノ沢を目指します。

 

トラバースが終わりと尾根に出てしばらく歩くと、大ノ沢の中央に立つロウソク岩が見えました。
初めての大ノ沢、安全なルートの見極めてから下山です。
急なガレ沢を下るのには不安があります。かといって、尾根を下ることを考えると途中で切り立つ場所から沢に降りれなくなることもあります。
結局、足下が安全であろう尾根を下って、だめなら大ノ沢をあきらめることにしました。

 

ロウソク岩近くまで下山してきました。

 

コメツガザクラがロケーションの良い場所にに咲いていて、レンズをサックの中にしまい込んでいたマクロに変えて撮りました。

 

尾根を下りて来ましたが、ここで大ノ沢のガレに取り付けそうです。一安心して、おにぎりで30分休憩し、しっかり景色を目に焼きつけからガレを下山します。
斜面の崩落を防ぐ石積みは、風雪に耐えしっかり造りに見えます。先人の技術にも驚かれます。

 

見上げれば、廻りの風景から飛び出た異質なロウソク岩がそびえる姿が見えます。

 

 

崩落を防ぐ石積みが累々と積み重なって、とても綺麗です。労力を惜しまず人が続ける仕事のすばらしさを見たようです。


ガレの下りが終わり藪小木に入ってしばらく下るとコンクリートの堰堤に出会います。
その少し手前でヤマシャクヤクの花が藪小木の中で咲いていました。藪小木の中で山ウドも見つけゲット。。。

堰堤沿いに下りて来ましたが途中で藪小木が多くなってやきもき、絶えられなくなって楽な方角は無いかキョロキョロ、尾根を見れば大きなブナ林が立ち藪小木がなさそうでした。尾根まで遠くありません少し藪小木を登れば尾根に出ます。
尾根に登って見れば足跡がしっかり付いていてそれを頼りに下山しましたが、途中で見失ってしまいました。何となく適当に歩くと横手道に下山出来ました。

横手道に合流した場所

 

下山して今日の登山ルートを見れば青空の中にクッキリと浮かんでいました。

 

登山前、鍵掛峠からの大山南壁です。
大山クッキリ、快晴で最高の登山日和になりました。


 

帰宅するには少し時間が早いし余力も有り、奥大山スキー場の側を流れる木谷に寄って見ました。
川を流れる水の音が心地よい。

 

せせらぎに点在する石が苔で覆われてとても綺麗です。
堰堤を流れ落ちる水が白とびでした。写真を撮るには日射しの向きを考て午前中が良さそうです。

 


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