とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３８

土手の横を通り過ぎたシロと仲間達の前に、笠間湖の周りに架かる７本の橋の内、４本目の橋が現れました。

左側を歩く２人組は兄弟だけあって、踏み出した右足の角度が殆ど一緒です…左足の角度は違うのに…。

この橋を渡り切れば、残りの橋は後３本！…もう少しで、ゴールの飯田ダム管理棟に到着ですよぉ♪

　

さて、この４本目の橋を渡り切った所で、柵に貼ってあった橋の名前のプレートを撮影してみましたよ。

この橋の名前は「やなぎさわはし」だったのですが、橋の名前を写真に撮ったのは、何故かここだけ…。

どうせなら、笠間湖の周りに架かる７本の橋、全部の名前を撮影すればよかったなぁ…と後悔しています。

ちなみに、この橋だけ名前を撮影しましたが…この橋だけ、橋の上からの景色を撮影していませんでした…。

　

という訳で、橋の上からの景色も無いまま、橋を渡り切った先にあるカーブの写真となるのですねぇ…。

しかし、この先の見えないカーブを抜けると一体どんな景色が現れるのか、ワクワクするatrasなのですよ♪

しかも、落ち葉の上を楽しそうに歩く、シロの可愛いお尻とシッポを見ていると、こっちまで楽しくなるのです♪

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３７

３本目の橋を渡り切ると、散歩道の右側が、コンクリートで造られた土手の様になっていました。

甥っ子弟に連れられたシロは、突然何を思ったのか、その土手の上を歩き出したのです…。

普段の散歩では、進んでこういう場所を歩いたりしないシロですが、この時は自分から土手に上りましたよ。

表情には出しませんが、シロの気分が良かったのかも知れませんねぇ…甥っ子兄を従えて、楽しそうです♪

　

土手の上を歩くシロを眺めながら先に進むと、更に高い土手が現れました…流石のシロも、ここは歩けません。

…シロは歩けませんでしたが、甥っ子兄が歩いているのを見た甥っ子弟が、シロの代わりに歩き出しましたよ。

やっぱり弟というものは、兄の真似をしたがるものです…ちょっと背伸びをしたくなるのでしょうかねぇ…。

　

端の低い所から再び土手に上ったシロは、まるで高い土手を全て走破したかの様に、誇らしげに立っています。

シロぉ！アンタは歩いてないやん！…と、とっちゃんと甥っ子兄に、ツッコまれているかの様なシロですね♪

この写真のシロは、甥っ子兄のツッコミに首をすくめている様に見えますが、実際は頭を撫でて貰ったのです♪

とっちゃんがシロのリードを引っ張っているのは、シロが後ろにストンと落ちない様に…だそうですよ…。

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３６

山の中の犬達を横目に見ながら、シロと仲間達は遊歩道を通り抜け、舗装された散歩道へと舞い戻りました。

散歩道に戻って直ぐの所に在ったのは、とっちゃんと甥っ子兄がバンザイしながら渡っている、この橋…。

この橋は、シロと仲間達が笠間湖を一周する上で渡る事になる、７本の橋の内の３本目の橋なのですよぉ♪

で、この橋を渡っている時に、案の定、山の中に居た放し飼いの犬の１匹が、遠巻きに追い掛けて来たのです。

シロは最初から、山の中の犬達を全く相手にしていませんでしたが、ずっと追い掛けて来てケンカにでもなったら、

シロよりも、相手の犬が大変な事になるかも知れません…。

なので、追い掛けて来た犬に罪はありませんが、atrasがシロの代わりに追い払っておきました…ゴメンねぇ…。

ちなみに、とっちゃんと甥っ子兄のバンザイについては、もう毎度の事なので、あえて何も言いません…。

　

さて、その３本目の橋の上から飯田ダムの方へ視線を向けると、こんな景色が広がっていました♪

遠くの方に見える建物は、シロと仲間達が目指している飯田ダムの管理棟ですね…もう少しでゴールですよ！

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３５

枯れ草の中で動かなくなったシロでしたが、しばらくすると気が済んだ様なので、散歩を再開しました。

…すると間も無く、この仲の良い二人はまた、同じ様な変な格好で歩いているではありませんか…。

遊歩道に下りてすぐの時は、とっちゃんが前を歩く甥っ子兄の真似をしていましたが、

今度は、甥っ子兄が前を歩くとっちゃんの真似をしている様ですねぇ…仕返しかな？

何はともあれ、息がピッタリなとっちゃんと甥っ子兄…二人の仲の良さに、atrasは脱帽ですよ…。

　

そんなこんなしながら歩いていると、遊歩道も残りあと僅か…ここを抜けると、再び舗装された散歩道に出ます。

で、一番後ろを歩いている甥っ子兄が左側を見ていますよねぇ…一体何が気になっているのかと言うと…。

実は、この写真の左側はちょっとした山になっているのですが、その山の中に、数匹の犬がいたのです。

最初atrasは、山の上に家でも建っていて、その家で飼われている犬が山に繋がれているのかと思いました。

しかし、よくよく見ると、その犬達は首輪をしているものの、一切繋がれてはいなかったのです…。

この山の上に家が建っているのは間違いないので、恐らくその家の飼い犬ではないかと推測しているのですが、

放し飼いで犬を飼うなんて、いくら人里離れた山の中でも、言語道断だとatrasは思った訳ですよ…。

だって、もしこの犬達が人を咬んだりしたら、事と次第によっては処分されるかも知れませんよね？

無責任な人間のせいで、何の罪も無い犬達が処分される事にでもなったら、atrasは許せませんから…。

そんな、憤慨するatrasとは対照的に、山の中の犬達に全く興味を示さない、相変わらずクールなシロでした…。

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３４

さて、ダムの内側を見渡せる水辺での休憩を終えたシロと仲間達は、再び落ち葉の積もる遊歩道に戻ります。

こうして下から見上げてみると、結構この階段も勾配が急だったのですが、最初に水辺に下りた時と比べると、

落ち葉が積もっていないので足元が滑らず、スムーズに下りて来られましたよ…周りの木が松だからかなぁ？

ちなみに、シロに引っ張られている甥っ子弟は、階段の上に迫り出した松の枝の下を潜らされていますよ…。

　

遊歩道に戻ったシロと仲間達は、ゴールであるダムの管理棟を目指して、ただひたすら歩くのです…。

この写真のとっちゃんを見ると、腕をブンブンと振りながら歩いているので、そのひたすら加減が分かりますね。

逆に、シロと一緒にさっさと先に進む甥っ子弟や、景色を見ながら歩く甥っ子兄には、まだ余裕がありそうです。

　

そうこうしていると、atrasの前を歩いていた３人が急に立ち止まりました…しかも、綺麗に並んで立っています♪

一体どうしたのかと思ったら、立ち尽くす３人の左側にある枯れ草の中に、シロが隠れている様ですねぇ…。

枯れ草の中で、良い匂いのする何かを見付けたのでしょう…でも、こうなると中々動かないシロなのですよ。

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３３

迫力のある、ダムの内側の写真を撮りもせず、とっちゃんが一生懸命撮影していたのは、この建物でした…。

実はこの建物、今回の「とびだせ！ワンコとさんぽ」で一番最初に登場した、飯田ダムの管理棟なのです。

しかも、とっちゃんが興味を持ったのは管理棟ではなく、その隣に建っている四角い建物だったのですよ…。

一体この建物の、何処にそんな魅力を感じたのか聞いてみた所、中心にある長方形のシャッターの下が斜めで、

そこから船が進水すると思ったから…と言う事でした…意味は分かりませんが、珍しかったのでしょうね…。

　

atrasには、とっちゃんの嗜好はよく分かりませんでしたが、このシロが気持ち良さそうなのは分かりますよ♪

岸辺の柵の内側で、目を閉じているシロの写真ですが…風が気持ちいいのかな？それとも何か考え事？

　

続いて、岸辺の柵に寄り掛かって休憩する甥っ子兄弟と、柵を潜り抜け、水際の段差に佇むシロです。

atrasは、シロが何かを見つめている時の、フーンと伸びた鼻先が何とも言えず好きなのですよ♪

あぁ！atrasもシロの隣に腰掛けて、一緒に景色を眺めたい！…想像するだけで、よだれが出そうですねぇ♪

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３２

お社の撮影をしている間に水辺へと下りてしまった皆を追い掛けて、atrasも階段の上迄やって来ました。

横一列に並んだ４人の目の前には、広々とした笠間湖の水面が広がっていて、気持ち良さそうですねぇ♪

しかも、写真の上の方に写っている、流木止めのブイの向こう側には、ダムが水面に反転して映っています。

それでは早速、atrasも階段を下りて、皆と一緒に景色とダムの内側を堪能したいと思いま～す♪

　

おぉ～！これは凄～い！広々～！何の遮蔽物も無く、ダムの内側が全て見渡せるではありませんかぁ♪

さして大きくも無い飯田ダムですが、こうして間近にダムの全景を見せられると、結構迫力がありますねぇ♪

そんなダムの迫力に押されてか、とっちゃんも夢中で写真を撮っていますよ…若干向きが違う様ですが…。

う～ん、この迫力満点のダムを撮らずして、とっちゃんは一体何の写真を撮っているのでしょう？

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３１

さて、atrasの前を歩くシロと仲間達ですが、とっちゃんも甥っ子達も前を向いて、こっちを見向きもしません。

atrasの事を心配して後ろを振り向いてくれるのは、心優しいシロだけの様ですねぇ…ありがとう、シロ♪

…いや、待てよ…シロの事だから、群れで一番足が遅いatrasに「早く来い！」って言っているだけなのかも…。

　

そんな事を悶々と考えながら歩いていると、またまた遊歩道の右側に、水辺へと下りる階段が現れました。

皆はその階段に釘付けでしたが、階段とは逆方向の細い坂道の上に、atrasは小さなお社を見付けたのです。

　

皆にも教えたのですが誰も見に行かないので、atrasは一人寂しく、お社の側までやって来ましたよ…。

という訳で、これがお社のアップなのですが…残念ながら、このお社の謂れは分かりませんでした…。

飯田ダムは１９９１年に完成したダムなのですが、その工事の無事を祈願して建てられた物かも知れませんね。

　

お社の撮影を終えて振り返ると、皆は既に水辺への階段を下り始めていました…せっかちだなぁ、皆…。

まぁ、この水辺からはダムが目の前に見えそうなので、逸る気持ちも分かりますが、焦って転ばないでねぇ！

それにしても、よく見るとシロが耳とシッポを立てて、とても興味津々な姿をしているのが分かりますよ♪

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その３０

さて、今迄歩いて来た散歩道から逸れて、落ち葉の降り積もる湖畔の遊歩道を歩き始めたシロと仲間達ですが、

当初予想した通り、甥っ子弟はシロに引っ張られながら歩いています…全然ロマンチックじゃありませんねぇ。

まぁ、atras達にとってはロマンチックより、こうしてシロに引っ張られながら楽しく歩く方が似合ってますけど…。

　

シロに引っ張られる甥っ子弟の先にある、カーブを抜けて直ぐの所にも、水辺へと続く階段がありましたよ♪

atrasは水辺に下りてみたかったのですが、ついさっきも下りたばかりだったので、却下されてしまいました…。

この階段を下りると、水鳥の浮島が直ぐ目の前に見えそうだったので、下りてみたかったのですけどねぇ…。

　

仕方無く、そのまま遊歩道を進む事にしましたが…とっちゃんと甥っ子兄が、何やら変な格好で歩いていますよ。

とっちゃんは前を歩く甥っ子兄の真似をしている様ですが、こういう些細な所にも二人の仲の良さが現れますね。

それにしても、余程とっちゃんは両手を挙げて歩くのが好きなんでしょうねぇ…変わった人ですなぁ…。

とびだせ！ワンコとさんぽ ’０９ 冬号 その２９

橋の上でシロの可愛い笑顔を見てしまったatrasは、頑張って歩くぞぉ！…とヤル気マンマンだったのですが、

atrasが気付いた時には、４人は既に歩き始めていて、橋を渡り切る寸前でした…置いて行かないでよぉ…。

それにしてもこの４人は、綺麗に横一列に並んで歩いていますね♪…シロ以外は服装までそっくりですし…。

右端に居るとっちゃんは何かを見つけたのか、指を差して皆に教えています…誰一人見ていませんけどね。

　

橋を渡り切って少し歩くと、道路の右側にあるガードレールの切れ目の辺りに、道の様な物が見えて来ました。

どうやらこの道を下りると、湖畔に沿って造られた遊歩道に行けそうです…どちらに進むか話し合った結果…。

　

ハイ！当然の様に遊歩道ヘ進む事になりましたよ！…普通の道路を歩くより、断然楽しそうですからねぇ♪

それに、落ち葉の降り積もった湖畔の遊歩道を歩くなんて、中々素敵ですよね…ロマンチックですよ♪

…まぁ、シロにあちこち引っ張り回されながら歩くので、ロマンチックもへったくれもありませんけどねぇ…。