俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

モロッコにいった話6(エッサウィラ・モロッコ3日目前半)

2013-10-24 02:42:55 | モロッコ旅行2013
前回までのあらすじ

モロッコ滞在2日目はマラケシュ観光。あまりぱっとしない池から豪華な宮殿に雑多な市場と様々な表情を見せるマラケシュを堪能した我々。話はようやく3日目に移ります。


9月19日 現地時間 09:00

前日同様、パンでパンを食べるおいしい朝食をいただき、ハサンが迎えに来るのを待ちます。
今日は港町「エッサウィラ」(旧市街が世界遺産)に向かいます。





空はすんごくどんよりして、肌寒い。なのに海にいくってなんなんだろう…と思いもしたんですが、旅行ですからいきます。明らかに体調不良でまいっているMさんを乗せ、車は西へ西へと進んでいくのでした。



一度休憩をしたものの、走ること2時間半!ようやくエッサウィラの街並みが見えてきました。気づくも天気も快晴。ハサンも「ユーたち、ラッキーだよ!」と口にするほど天気が回復してました。



さてエッサウィラ。ただの漁師町じゃないんです。
芸術の街と称され、さまざまな木工細工や絵画、楽器が売られています。街中歩くとやたらボブ・マーリー押しだけども、ボブ・マーリーとエッサウィラの関係は帰国した今も僕にとっては謎である…。



さて、駐車場についてガイドのハサンと別れ、エッサウィラの見所である海岸に建設された要塞(スカラ)に向かいます…要塞と聞くととんでもなく大きな建築物をイメージしがちですが、まぁ砦です。



んで、海岸の端と端にそれぞれ砦が残っていて、街の裏通り的なところを抜けていくと片方のスカラに着きます。歩いて5分くらいですかね。みな大西洋と大砲という大航海時代に思いを馳せます…いや老若男女問わずして大砲があれば乗ってみたくなるのが人間というものなんでしょう(何。




それから歩いてもう一方のスカラに行きます。こっちは入場料10ディルハム必要です。その価値があるかは謎ではありますが(ぉ。



気を付けないといけないのはカモメが飛びまくっているので、落ちてくるものは落ちてくるし、道は道で落ちまくっていると。しかもですね、港町特有の潮のにおいと魚の生臭さが非常にするので、これが苦手な方は息を止めているほかありません。それぐらい確かなにおいが漂っています。



それからハサンと合流し、昼ごはん。

「今日は海まで来ているのだからシーフードだ」ということでシーフード。街の中でも市場みたいなところに連れて行かれ、とある店の前でハサンが言います。

「今から好きなもの選んで焼いて食べるから、好きなものを選びんしゃい」

おー、来たよ。魚選び。その魚が何かがだいたいわかっても英語のボキャブラリーがないのと、異国の地で本当に魚なんて食べて大丈夫なのかと年がら年中魚を生で食っている国民が不安に思うわけです…『だ、大丈夫なのか…』とみんな絶対思うはず。そんな僕のギリギリの精神状態からひねり出した単語は…

「さーでぃん」

すみません、それぐらいしか魚の英単語知りません(汗。いやまぁ、一応ですね、観光ガイドとか読むとイワシとかサバがお勧めと書いてあるので、イワシでいいやという境地でございます。Mさんはエビを注文してました。



しかし、注文したのはいいんだけども…『なんでそんな盛りとるんですか』ってぐらい店のオッチャンが盛うんですね。これを三人で食べるのかぁと涙。

モロッコ エッサウィラの魚の量売り




鉄板の上に魚を置いてオリーブをぶっかけてオーブンで焼く。これだけです。素材の味を生かした調理方法。



いざ実食!ちょーうまいの。
いやぁ、焼き魚ってこんなおいしかったかなぁってくらい、おいしいんだな。でもね、人生でこんなにイワシを食べたのは初めてですよ(汗。



食事のあとハサンと再度別れ街中をぶらぶら。



そして車に戻り、念のため正露丸を飲んでマラケシュへと帰るのでした。

<モロッコ旅行はHikali Safariで>

最新の画像もっと見る

コメントを投稿