俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

疑うなかれ

2009-02-04 18:11:58 | ATOP
人と話をして、なにが楽しいの?と言われるときがあります。私の場合は三時間でも四時間でも、たぶん半永久的に話をしてしまうので、よくそういうことを聞かれます。

なにが楽しいかなんてわかりません。わかりませんっていうか、私としては話さずにはいられないわけです。ただもう少し、話を良い感じに早く終わらせる技術が欲しいとは思いますが…。

なんていうんですかね。そういう日常的なことがたまらなく良いと思うんですよ。話した結果なにか得られることがなくても構わないんですね。ただ話しているという状態が素敵な気がするんですね。


まぁそんな内容を書いていても仕方ないわけで、今日は1つのことを書いておこうと思います。

いつのころからか、あーたぶん幹部面接の前あたり、3年生の春頃かな。そのあたりから私は『よくわからない』人になった。別に幹部になるからとか、部活でなんかあってとかではなくて、20歳を終えて21歳になったその時期に気づいたらそうなっていたんだと思う。

『よくわからない』人っていうのは、別に周りから私を見て「あの人、よくわかんない人だな」ってことではなく、自分で自分がわからないこと。もちろん、自分で自分がわからないわけだから、結果、周囲からも「よくわからないやつ」って思われるから大してかわらないかもしれないけど。

今でもきっとそうで、なにがしたいか、よくわからない。なにをするべきかもわからなくなってきた感じすらします。

たとえばです。私は「欲がない」って言われることがあるし、たまに自分でもいってますけど、それは正確に言うと欲がないのではなくて、欲ってなんなのかわからないんだな。辞書的な意味もわかるし、感覚的な意味もわかるよ。他人が欲を抱いて活動しているのは感じられるし。ただ自分のことになるとよくわからない。私はどうなりたいのか、どうしたいのか、よくわからない。答えが出てこない。

さらに薄々ではあるけど、その答えっていうのは、誰しも明確な過程を経て出たものでもないことはわかってきた。なんとなく、なりゆきで、漠然と…そう信じてしまっているだけで。私は多少消極的なイメージではあるものの、それを「落としどころ」と呼ぶことにした。

私の落としどころはどこなんだろう。あなたの落としどころはどこなんだろう。どこまでマジなんだい、皆さんは。自身の人生に対して。どうやって振り上げた拳を落ち着かせたのか聞きたい気がします。

でも、わかる。私は見つけようとせず放棄してしまっただけなんだと。みんな納得しようが挫折しようが、それなりに見つけたんだ。明日には変わるかもしれない落としどころを、今は信じることにしたんだと思う。

ここに1つ教訓があるんではないかと思います。信じるものは救われるではないけど、信じなければ救われないって。

だから今は信じてみようと考えてみたんです。自分の欲、もっと適切にいうなら幸せを疑う必要もないのかなと。

これが若さか

2009-02-04 02:01:57 | ATOP
今日は後輩と話していてちょいと思ったことがあったので、そいつを書こうと思う。

別に何を話していたという話ではないのだけど、いつのまにか自分が凄い老け込んでいる気がしたんだね…いや、年齢的問題と言うよりも感覚的なことで。今さらなんだって感じですけど、まぁとにかくそう素直に思ったわけです。

1年前の自分とはきっと違う境地にいるんだと思う。それがね、この1年間でなにか経験したからと言うことではなくて、単純に現場勘がまったくなくて話しているこちらの手応えがない。昔ならきっと「こうだ!」とか言えたことも、今じゃ『よくわからない』と感じてしまうのが正直なところ。

そりゃ当たり前なんですが、そうなってくると今までのことを冷静に…もっと正しく言うなら強情にならずに今までのことを考えられる気がしたんですね。言ってる意味が分からないか(汗。つまりですね、今まで自分の維持とかプライドとか保身とか色々あって受け入れられないこともあったんですけど、そういうのがなくなってしまうと受け入れられなかったものがすんなり理解できたりするってことです。

それが『大人だな』とは思いませんが、『年をとったなぁ』と思いました。それと同時にもう一つ思ったことがあって、それは「若者の特権は夢と現実で戦えること」だなってこと。そういう環境にいることは幸せなことだと思うよ。

え、そんなことわざわざ書くなって?すんません、いつもこんな感じに生きてるもんで。