ベイエリア独身日本式サラリーマン生活

駐在で米国ベイエリアへやってきた独身日本式サラリーマンによる独身日本式サラリーマンのための日々の記録

Aya Sushi

2016-07-23 07:09:51 | 食事
Aya Sushiはサンカルロスにあるお店で、サンマテオ方面から行くとすると、エルカミノ通りをずっと南へ向かい、ベルモントを越え、サンカルロスのホリーストリートで101方面へ左折する。カルトランズの鉄道の高架の下を潜ると道の両側にレストラン等が複数あるスペースがあり、その左側のエリアだ。101を南へ走り、ホーリーストリートで降りて西向きへ走る方法もあるだろう。エリア内に駐車スペースは十分にあるので心配は要らない。

お店の門構えからは中の様子を窺い知ることができない。扉が数メートル離れて2つあり、左側の扉は使用されていない。初めて行ってみたときは、左の扉にしか気がつかず、危うく“あ、潰れている”と思うところだった。そして、立て看板には『サンカルロスでナンバー1のラーメン、寿司レストラン』と堂々と描かれている。


このお店の特長は以下の通りだ。参考にしてもらいたい。

①広い店内、日本的雰囲気
カウンター席や、テーブル席は非常に広々していてゆったり使える。また、カウンターには暖簾がかかっていたり、日本人形や民芸品が飾ってあったりして、日本的な雰囲気を作ろうという気遣いが見られる。だが寿司を握っているのは韓国の人で、今は日本人が関わっているレストランではないようだ。

②飲み物も比較的充実、ビールが美味しい。
複数の種類の日本酒が置いてある。生ビール(サッポロ)を頼むとシャープな形状の洒落たロングジョッキに入って出てくる。それが理由なのか美味しく感じ、ごくごく呑んでしまう。

③ラーメンが美味い
このお店のラーメンが実は美味い。特に豚骨ラーメン。正直、また食べたくなる。麺がほのかに麦の香りがし、滑らかで、ツルツル食べられる。何故かミンチ肉が入っているのだが、それもスープに良い効果を与えている。また、米国にありがちな妙な野菜が入っていないので気分を害さない。
ここのラーメンが美味いことは世の中にほとんど知られていないだろう、日本人駐在員はこのようなアメリカンジャパニーズ料理屋にはわざわざ訪れないだろうし、このラーメンがアメリカ人やメキシコ人にウケる味とも思えない。事実ここでラーメンを食べている人を見たことがない。作っている本人達も、自分が美味いものを作っていることを知らないという悲劇だ。なくなる前に食べておくことを薦める。

④店員の感じがいい。
若いメキシカンの店員さんや、韓国人のきれい目なおばさん達はとても感じがよく、ニコニコ応対してくれ、独りで行っても悲しい思いをすることはない。カウンターの韓国人シェフは無愛想だが、悪い人ではない。ただ、この若いメキシカンはニコニコ寿司を出して来るが、実は“生魚は臭くて耐えられない、よくこんな臭いものを食べるなぁ”と思っているそうだ。

何といってもAYA寿司という名前だ。私の別れた女房を思い起こさせるこのエセ寿司屋に不思議と足が向かい、しっぽりビールとボルケーノ寿司を食べ、〆にラーメンを食べるのは店の名前が原因か、と思ったりもする。

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