”景福宮”(キョンボックン)は、李朝の宮廷跡。日本で言えば京都御所にあたる。
正門である”光化門”は、今ではその前で韓国の高校生と日本の修学旅行生が朝鮮王朝時代の衛兵の格好をした人々が門衛の儀式を再現するのを眺めながら、”アンニョンハセオ””コンニチハ”と声を掛け合う風景が広がるのんびりとした場所となっているが、同時に”日本の朝鮮半島支配の拠点である朝鮮総督府の建設”と”柳悦(やなぎむねよし)の「失われんとする一朝鮮建築のために」”とに代表される、日本と朝鮮半島との近代の歴史の影と光を象徴する場所の一つでもあると思う。
この景福宮で、おもしろい石像を見つけた。鶏とたぶん猫(虎?)ともう一つは私には分からない。どれも皆、真横を向き通る者を大きな目でにらみつけている。
宮廷建築の一部として要求される様式美。石材の大きさや質感等の物理的な制約。私には知る由もないが、左右の動物の組み合わせや種類、表現形式上の特徴などには伝統的、宗教的な謂われもきっとあるのだろう。これらの制約にもかかわらず、この石像達の持つ生き生きとした表情と存在感!
この次は、この石像達一つ一つの前に腰掛けて一日かけてスケッチできるような韓国旅行をしたいものである。
しかし、そうするときっともっと変な目で見られるんだろうな………一生懸命この写真撮ってるだけでも相当不思議がられてたから(苦笑)
正門である”光化門”は、今ではその前で韓国の高校生と日本の修学旅行生が朝鮮王朝時代の衛兵の格好をした人々が門衛の儀式を再現するのを眺めながら、”アンニョンハセオ””コンニチハ”と声を掛け合う風景が広がるのんびりとした場所となっているが、同時に”日本の朝鮮半島支配の拠点である朝鮮総督府の建設”と”柳悦(やなぎむねよし)の「失われんとする一朝鮮建築のために」”とに代表される、日本と朝鮮半島との近代の歴史の影と光を象徴する場所の一つでもあると思う。
この景福宮で、おもしろい石像を見つけた。鶏とたぶん猫(虎?)ともう一つは私には分からない。どれも皆、真横を向き通る者を大きな目でにらみつけている。
宮廷建築の一部として要求される様式美。石材の大きさや質感等の物理的な制約。私には知る由もないが、左右の動物の組み合わせや種類、表現形式上の特徴などには伝統的、宗教的な謂われもきっとあるのだろう。これらの制約にもかかわらず、この石像達の持つ生き生きとした表情と存在感!
この次は、この石像達一つ一つの前に腰掛けて一日かけてスケッチできるような韓国旅行をしたいものである。
しかし、そうするときっともっと変な目で見られるんだろうな………一生懸命この写真撮ってるだけでも相当不思議がられてたから(苦笑)
それにしても旅行っていいですね。たとえ出張でも、こうやってちょっとだけでも異文化(?)を感じることができるもんね。それは自分の文化と全く異質なものだったら、勉強になりますし、自分の文化とつながりがあったりするとまた嬉しいですよね。