タコメーターをホワイトパネルに変えた。改造プロジェクトMのMはMeterのMだ
この話自体は昨年の12月頃既にFZR仲間のヤジさんから出ていたのだが、正月に私が転けたり、誰かが病気になったり、週末に悪天候が続いたりで順延が続き、結局3ヶ月間にわたる男達の挫折と友情の物語になってしまっていた
というわけで、今日はちょっとだけ無理をして、もう一人のFZR仲間のガジさんと、ヤジさんのお宅に集合して懸案事項を片付けてしまおうという話になったのだ。
先週中頃は4月頃の暖かさなどと言っていたが、金曜日から雨、今朝も雨が残る
ヤジさんのお宅の辺りはきっと雪だろう。
宇治川ラインを抜けて瀬田の唐橋を渡り湖東側を北上する。さ、寒い。おまけに西風がめちゃくちゃ強く、バイクが反対車線に流されそうになる。帰帆島辺りで第一回目のトイレ休憩。湖東側の道は、所々に駐車場があり、簡易トイレが設置されているので、寒い時期には助かるのだ。
帰帆島のトイレから見た琵琶湖と大津・比叡山。こんなに波が強い琵琶湖は久しぶりに見た。比叡山は雪雲の中…ここで”正直、すまんかった”とメールを打って引き返そうかと真剣に考えたが、この雪雲の中をガジさんもまた北を目指しているかと思うと、”逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ”と碇シンジの声が聞こえてきそうで、諦めて北を目指す。
しばらく走るとこちら側も雪交じりの雨が降り始める。風が強くて、シールドの滴が真横に流れるのには笑うしかない
琵琶湖大橋を渡り、道の駅米プラザで雨宿りを兼ねて2回目のトイレ休憩。暖かい午後ティーが上手い。ヤジさんに電話すると、ガジさんはもう着いているとのこと。この雨雪の日に、あの湖西をバイクでやってくるガジさんもただ者ではない。
ヤジさん宅に到着し、挨拶もそこそこに作業に取りかかる。
アッパーカウルを外し、メーターを取り出す。なんかFZRが(´・ω・`)ショボーンしているみたいだ。
メーターのカバーを外し、タコメーターを抜き取る。ついでに走行距離も巻き戻したろかと一瞬考えたが、今朝中古車販売業者がそれで逮捕されていたので、今回は断念する
タコメーターを裏から見る。オレンジ色に見えるのはメーターの数字の箇所。この部分だけ表に光が透過するのだ。この円盤(パネル)を交換するのだが、ここからは慣れているヤジさんに作業をお願いする。
最初に針を抜き、ボルトを緩め、パネルを外す。その後、針のストッパーの細い針金も抜く。書くのは簡単だが、慣れているはずのヤジさんも苦労していた程、とても難しくて気をつかう作業だ。
抜いた針金を新しいパネルに装着し、裏側からひび割れ防止の瞬間接着剤を塗っておく。パネルを装着してから、針を取り付ける。デフォの針は白くてホワイトパネルでは見難いので、取り付け前に赤く着色するのを忘れてはいけない。
とりあえず、メーター完成。このメーターパネルはヤジさんの手作り。ELシートとかいう電圧をかけると発光するシートを丸く切ったアクリル板に貼り付け、その上から目盛りをプリンターで印刷した紙を貼り、それを更にコーティングしたものだ。右側に伸びるコードを電球の代わりに繋いで発光させる。個人の手作りとは思えなほどのすばらしい出来上がりだ。
出来上がったメーターをセットする。上の写真と比べると、ここまでで既に印象がずいぶん明るくなっている。これにカバーをかぶせれば、メーター自体の加工は完了。次はインバータをかませる作業だ。
コードを途中で切断する。ここに端子を付けて、インバータを繋ぐためだ。ここで一旦切り離されるマメ球が付く先の部分には、後からメーターパネルから伸びるコードを代わりに繋ぐ。
端子を付けた様子。ここにインバータを接続する。端子の向こうにメーターからのコードの先っぽが見えている。
切り離したコードの先にも端子を付けて、インバータと繋ぐ。グレーのテープで巻いてあるのがインバータ。メーターパネルからのコードをそれに差し込んで、マメ球の穴に入れて完成。
ヤジさん、お疲れ様。ありがとう。
後はメーターを車体に取り付けて、アッパーカウルを元に戻せば作業終了。
ずいぶん印象が違う
暗くなるとこんな感じ。パネル全体が発光しているのがよく分かる。
完成後、てるさんが眼のくりくりっとしたかわいらしい娘さんを連れて車で登場。この二人に会うのも久しぶりだ。一通り談笑して、帰り道の雪が心配なのでバイク組は3時過ぎに解散。みなさん、お疲れ様でした。
それにしても今回は写真ばっかり。こんな内容は、文章だけではよう説明せんからな(苦笑)
この話自体は昨年の12月頃既にFZR仲間のヤジさんから出ていたのだが、正月に私が転けたり、誰かが病気になったり、週末に悪天候が続いたりで順延が続き、結局3ヶ月間にわたる男達の挫折と友情の物語になってしまっていた
というわけで、今日はちょっとだけ無理をして、もう一人のFZR仲間のガジさんと、ヤジさんのお宅に集合して懸案事項を片付けてしまおうという話になったのだ。
先週中頃は4月頃の暖かさなどと言っていたが、金曜日から雨、今朝も雨が残る
ヤジさんのお宅の辺りはきっと雪だろう。
宇治川ラインを抜けて瀬田の唐橋を渡り湖東側を北上する。さ、寒い。おまけに西風がめちゃくちゃ強く、バイクが反対車線に流されそうになる。帰帆島辺りで第一回目のトイレ休憩。湖東側の道は、所々に駐車場があり、簡易トイレが設置されているので、寒い時期には助かるのだ。
帰帆島のトイレから見た琵琶湖と大津・比叡山。こんなに波が強い琵琶湖は久しぶりに見た。比叡山は雪雲の中…ここで”正直、すまんかった”とメールを打って引き返そうかと真剣に考えたが、この雪雲の中をガジさんもまた北を目指しているかと思うと、”逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ”と碇シンジの声が聞こえてきそうで、諦めて北を目指す。
しばらく走るとこちら側も雪交じりの雨が降り始める。風が強くて、シールドの滴が真横に流れるのには笑うしかない
琵琶湖大橋を渡り、道の駅米プラザで雨宿りを兼ねて2回目のトイレ休憩。暖かい午後ティーが上手い。ヤジさんに電話すると、ガジさんはもう着いているとのこと。この雨雪の日に、あの湖西をバイクでやってくるガジさんもただ者ではない。
ヤジさん宅に到着し、挨拶もそこそこに作業に取りかかる。
アッパーカウルを外し、メーターを取り出す。なんかFZRが(´・ω・`)ショボーンしているみたいだ。
メーターのカバーを外し、タコメーターを抜き取る。ついでに走行距離も巻き戻したろかと一瞬考えたが、今朝中古車販売業者がそれで逮捕されていたので、今回は断念する
タコメーターを裏から見る。オレンジ色に見えるのはメーターの数字の箇所。この部分だけ表に光が透過するのだ。この円盤(パネル)を交換するのだが、ここからは慣れているヤジさんに作業をお願いする。
最初に針を抜き、ボルトを緩め、パネルを外す。その後、針のストッパーの細い針金も抜く。書くのは簡単だが、慣れているはずのヤジさんも苦労していた程、とても難しくて気をつかう作業だ。
抜いた針金を新しいパネルに装着し、裏側からひび割れ防止の瞬間接着剤を塗っておく。パネルを装着してから、針を取り付ける。デフォの針は白くてホワイトパネルでは見難いので、取り付け前に赤く着色するのを忘れてはいけない。
とりあえず、メーター完成。このメーターパネルはヤジさんの手作り。ELシートとかいう電圧をかけると発光するシートを丸く切ったアクリル板に貼り付け、その上から目盛りをプリンターで印刷した紙を貼り、それを更にコーティングしたものだ。右側に伸びるコードを電球の代わりに繋いで発光させる。個人の手作りとは思えなほどのすばらしい出来上がりだ。
出来上がったメーターをセットする。上の写真と比べると、ここまでで既に印象がずいぶん明るくなっている。これにカバーをかぶせれば、メーター自体の加工は完了。次はインバータをかませる作業だ。
コードを途中で切断する。ここに端子を付けて、インバータを繋ぐためだ。ここで一旦切り離されるマメ球が付く先の部分には、後からメーターパネルから伸びるコードを代わりに繋ぐ。
端子を付けた様子。ここにインバータを接続する。端子の向こうにメーターからのコードの先っぽが見えている。
切り離したコードの先にも端子を付けて、インバータと繋ぐ。グレーのテープで巻いてあるのがインバータ。メーターパネルからのコードをそれに差し込んで、マメ球の穴に入れて完成。
ヤジさん、お疲れ様。ありがとう。
後はメーターを車体に取り付けて、アッパーカウルを元に戻せば作業終了。
ずいぶん印象が違う
暗くなるとこんな感じ。パネル全体が発光しているのがよく分かる。
完成後、てるさんが眼のくりくりっとしたかわいらしい娘さんを連れて車で登場。この二人に会うのも久しぶりだ。一通り談笑して、帰り道の雪が心配なのでバイク組は3時過ぎに解散。みなさん、お疲れ様でした。
それにしても今回は写真ばっかり。こんな内容は、文章だけではよう説明せんからな(苦笑)
るんですね...パネル、なんか蛍光
っぽい感じがします...
琵琶湖の写真、すっごくインパクト
ありますよ。デジカメで波の様子を
こんなにきれいに撮れるんですね
物としてもなかなかのできばえだと思ってますが、あのELシートとインバータが有れば、
デザイン変更は簡単なんでヤレてきたらカスタムしてみるのもオモロイかもです(^^/
ちなみにELシートの寿命は3000時間~5000時間です。
蛍光できれいでしょ。緑やピンクに光るのもあるようです。ピンクも妖しくて良かったかも。
ELシートってのは最新の素材のようで、ヤジさんによると、秋葉原しか売っていなくて、大阪の日本橋の電気店街では手に入らないらしいです。
ググって調べてみると、液晶に変わる期待の素材らしいですね。難しい解説が色々書いてあって閉口しますけど
それにしても、そんな素材でメーターを自作しようなんて考える人は、私の回りではやじさんだけです。←褒め言葉のつもり>ヤジさん
>デジカメ
デジカメだと失敗してもすぐほかして何枚でも撮り直せるので、結果としてきれいな写真が撮れることも多いですよ。この写真も10枚くらい撮った中の一枚です。
余談ですが、メーターが光ってる写真は、暗いところでもフラッシュ無しで写せるデジカメならではの写真です。素人の私がこれを銀塩写真で撮る自信はありません。
>ヤジさん
お疲れ様でした。
きれいなデザインで喜んでます。
素朴な疑問なんですが、どこぞに可変抵抗かまして明るさのコントロールってできないモンなんですか?要らんことして点滅し始めても困りますけど
ホワイトパネル、めちゃくちゃカッコイイですねぇ。
ELシートっていうのは名前からすると有機EL液晶なんかに用いられている素材かなんかですかね。
この写真を見ていると自分のバイクのメーターも改造したくなっちゃいますが、電気・機械イジリを苦手とする僕が手を出すのは無謀でしょう(笑)
おとなしく、バッテリーの端子でも磨いていようっと。
>有機EL液晶なんかに用いられている素材かなんか
ELシートには有機と無機の2種類があって、これは無機のものらしいです。違いはややこしいので良く分かりません
>この写真を見ていると…無謀でしょう(笑)
こんなん通販で買ってまで自作しようなんて考えるのは、ヤジさんか狸穴さんぐらいとちゃいますか(笑)
また遊びに来て下さいね
ELシート、無機のほうが光量多いみたいな気がする。(比べたことが無いので判りませんけど)
秋葉原だと秋月電子さんとかで、四角いシートと発信機のセットで売ってました。
自動車じゃ、かなり前から使われているELシートメーターパネルですがオートバイだとまだ使っている人少ないですね。
いつかFZRにも使ってみようかな。
このシートを使って外装全体を発光させると、夜間走行では安全かも。
発光ダイオードと同様、電力消費少ないし。
車体全体が大変ならば、ロゴとか塗装パターンの一部をELでやっても面白い?
削れたカウルも隠せるかな。
害が無ければ身体にこの発光体を混入させて発振させると光る、なんてのも面白そうです。
『奴は夜になると輝いている……昼行灯だな』
でも、網膜組織内で発光すると……眩しくて見えなくなるか。
難しいですねぇ……
ヤジさんも最初セットで作らはったんですが、バイクのメータの大きさに合わせてカットすると、点滅して使えなかったので、インバータをあれこれ工夫しはったらしいです。難しいものなのですね。
>ロゴとか塗装パターンの一部をELでやっても面白い?
このアイディア、良いかも。商品化したら売れないかな?最も私には作れませんけど
>身体にこの発光体を混入させて発振させると光る、なんてのも面白そう…
めちゃくちゃ笑わせてもらいました。
それにしても、ヒューマノイドの狸穴さんは良いですけど、私らは電源をどこから取ればいいんでしょ?(笑)
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/44/be43479f498a79988f6070b1167b04dc.jpg
がんばって作りましょ☆>ヤジさん
>ohtaさん
>80年代後半から8耐のゼッケンとか…
ほ~、そんなに昔からの技術なんですか☆知りませんでした。
それにしても、きっと目立ちますよ、コレ↑♪
ドロシーはんにどないだ?(笑)