酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

バンクーバーは安藤と織田が…

2009-10-19 06:04:29 | Weblog
 バンクーバー五輪まであと4か月を切り、前哨戦も白熱してきた。フィギュアスケートのGPシリーズ開幕戦、期待の浅田真央は悔しい2位、男子の織田信成は逆転優勝と好対照のスタートとなった。

  《フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、フランス杯最終日は17日、パリで行われ、女子はショートプログラム(SP)で3位と大きく出遅れた浅田真央(中京大)がフリーも2位にとどまり、合計173・99点で2位に終わった。

 浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を含む連続ジャンプは成功させたが、その他のジャンプで転倒や回転不足のミスが相次いだ》=共同=

 《フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦・フランス杯は最終日の17日、当地のベルシー多目的総合体育館で男女のフリーなど4種目が行われ、男子はショートプログラム(SP)2位の織田信成(関大)が自己ベスト更新の163.33点でフリー1位となり、計242.53点で逆転優勝した。GPシリーズ通算4勝目は高橋大輔(関大大学院)と並ぶ日本男子最多タイ》=毎日jp=

 浅田は失敗がなくてもキム・ヨナには勝てなかっただろう。いまはそれぐらい力に開きがある。本番までに形勢逆転持ち込めるかは、かなり厳しい。むしろ、安藤美姫に注目したい。スケールの大きさではキムや浅田をしのぐ。表現力もある。4年前の荒川静香のような存在になる余地は十分あると見たい。ランキング首位のコストナーは、日韓には及ばないだろう。

 男子は大混戦になりそうだ。ランクトップのべルネルは華やかさのある人気者だが、時々大失敗をやらかす。ライサチェック、チャン、高橋、小塚、織田、誰にでもチャンスはありそうだ。

 で、期待したのが織田。飲酒運転でペナルティーを受け、そこから復活したドラマ性がいい。高橋も故障上がりというストーリーは持っているが、これはむしろマイナス要素だ。アスリートにとって半年のブランクは痛い。

 まだシーズンは始まったばかり。いささか気の早い予想であり、大きな情勢変化もあるだろう。他の競技ともども注目して見ていきたい。
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