またあのダレル・アイサ議員などもケインからの情報で動いているのであろう。3月23日のNO.7ブログでダレル・アイサ議員も紹介しているが、その記事で述べられていたニューヨーク州でのプリウスの衝突事故も車両側に欠陥があったのではなかった。次の記事を参照願う。
p29運転手が操作ミスの可能性、米NY州のプリウス事故
2010.3.19 11:25 このニュースのトピックス:自動車産業
トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が米ニューヨーク州の道路で急加速して壁に衝突、運転していた女性がけがをする事故が起きたとされる問題で、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は18日、女性が運転を誤った可能性があると報じた。
ただ、AP通信は地元警察が「運転ミスとの捜査結果は出ていない」としていると伝えた。
トヨタなどが事故を起こしたプリウスの車載コンピューターのデータを解析したところ、事故当時にブレーキが踏まれた形跡はなく、燃料や空気の量を操るエンジンのスロットルは開いた状態だった。
運転していた女性は事故当時に「急加速した。全力でブレーキをかけたが利かなかった」と主張していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100319/biz1003191126019-n1.htm
この大野和基氏の論文によると、あのABCニュースで取り上げられた南イリノイ大学の準教授の実験もケインが金を出してやらせたものであった。この論文によると、この准教授(デイビット・ギルバート)は、「人為的に回線の皮膜を破りショートさせて、エンジンの急回転を起こさせたものであり、現実の利用環境では起こりえない」ものであった。こんな事をすれば、GMや他の車でもエンジンがレーシング状態に陥る現象が見られている。
トヨタも公開実験を行ってギルバート准教授の主張に反論している。ちなみにギルバートはケインによって証言者として公聴会で証言をしている。
p17-3トヨタ「電子制御、問題ない」 米の欠陥指摘に反証実験
2010年3月9日11時45分
(Photo)
アクセルペダルの電気配線を示し、電子制御システムに問題がないと説明する米調査会社の技術者=8日、カリフォルニア州トーランス、丸石写す
【トーランス(米カリフォルニア州)=丸石伸一】トヨタ自動車は8日、急加速の原因として米大学准教授が指摘した電子制御システムの欠陥の可能性に対し、反論する公開実験を行った。指摘されるような現象は現実には起こらないと説明し、「現時点で電子制御に問題はない」と改めて主張した。
今回の実験は、南イリノイ大のギルバート准教授が2月23日の米議会下院の公聴会などで公表した実験結果に反論する目的で公開された。ギルバート准教授は、アクセルペダルが踏み込まれた時の強弱のデータをエンジン制御装置に送る電子回路の配線がショートすると、突然の急加速が起こる、と証言していた。
これに対し、トヨタは、ギルバート准教授の実験と同じ条件を再現した。その際、配線がショートする状況は、意図的に回路に傷をつけるなどしなければ起こりえないとし、「通常の利用で急加速の現象が起きる可能性はほとんどない」と主張した。
さらに、同じ条件で配線をショートさせれば、トヨタ車以外の米欧の大手メーカーの主力車でも急加速が起こるとし、ギルバート准教授の実験は「現実味がない」とした。
トヨタは米公聴会でも同様の主張をしてきた。だが、ギルバート准教授の指摘以外にも、電子制御の欠陥の可能性が指摘されており、トヨタもさらに実験を続ける必要性は認めている。8日の実験後も「現時点で電子制御の欠陥は見つかっていないが、検証は続ける」としている。
一方、米議会下院の監督・政府改革委員会のタウンズ委員長(民主)は8日、トヨタに書簡を送り、2006年秋に日本のトヨタの工場従業員らが、安全上の懸念を示したメモを幹部に出していたとされる米紙の報道を受け、このメモを提出するよう求めた。
http://www.asahi.com/special/toyota/TKY201003090169.html
そして同じく涙ながらに証言したロンダ・スミスも、ケインが公聴会に送り込んだ人物だったのである(3月20日、NO.5のブログ参照の事。)。そしてアメリカのメディアは殆どがトヨタバッシング一色に染まっていったのである。しかしすべてが反トヨタでは無いとも言っている。
(続く)