世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

世の中、何だこれ!(WBC不参加、30)

2012-07-27 10:02:49 | Weblog

もちろん小生も過去2回のWBCの試合は、大いに楽しんだものだ。3回目のWBCも楽しみたいとは思う。しかし間違ったことをされてでも、見たいとは思わない。日本球界にも何がしかのメリットがあったとしても、それに比べればデメリットはその何倍も多いと理解しなければならない。もちろん選手達にも、WBCを待望している人達も多い筈だ。次の記事のように他国からも熱望論があることも分かる。しかしそれにほだされて、間違ったことをしては元も子もない。



李大浩 韓国代表としての気持ちは日本に「出てほしい」
選手会 WBC不参加表明   [ 2012年7月21日 06:00 ]
(Photo,李大浩)
<全パ・全セ>ホームラン競争で優勝し、バレンティン(左)と健闘をたたえあう全パの李大浩  Photo By スポニチ

 韓国代表として09年WBCに出場したオリックス・李大浩が、日本プロ野球選手会の不参加表明に私見を述べた。

 「日本が出ないと、大会のレベルや雰囲気が下がる。オリンピックで野球もなくなった。アメリカと日本の両国が出ることを(韓国の)国民も期待していると思う。個人的には出てもらいたい」。前回大会で韓国は日本と決勝を戦っただけに、「(日本不参加のニュースは)韓国でもインターネットで流れて、知っていた」と関心の高さをうかがわせた。 (ならばスポンサー権などをよこせ、と言いたい。)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/07/21/kiji/K20120721003724910.html



このような気持ちは、過去2回のWBCに参加した各国に共通するものであろう。だからと言って日本は、ノコノコと参加してはならないのである。WBCを真の国際試合に高めるためにも、ここは参加拒否を貫くべきなのである。そのことがWBCIの言う「野球の普及と国際化」に通ずるのである。なんと言っても国際化するには、各国がスポンサー権ライセンシング権を得なければならないのである。各国のスポンサー権やライセンシング権をWBCIが独占する限りにおいては、野球の国際化はありえないのである。だからオリンピックから外されたのでしょう。野球なんぞは、全くのマイナーなスポーツなのである。そのことをNPBも理解しなければならない。

前回大会で日本と優勝を争った韓国でも、WBCに参加するか否かで、もめているという。




韓国も選手会紛糾 WBC不参加か
2012年7月10日

 何とも異様な状況だ。来年3月に開催される第3回WBC。だが、いまだ労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は大会への出場の表明をしていない。そればかりか韓国の選手協会も、WBC不参加を辞さない構えを示している。

 日本の選手会側は、主催であるWBCIが受け取る日本企業のスポンサー収入、代表グッズの商品化権に関し、出場国への帰属を求めてきた。

 だがMLB主催で、日本代表が招待されている形のWBCでは要求を通すのは困難のため、NPBは日本代表「侍ジャパン」を常設化し、新たな代表スポンサーでの収入増で選手会との交渉を続けてきた。順調ならば、20日の選手会総会で参加表明に結びつくだろう。


 一方の韓国は新球団が加わり、来季は9球団となるが、奇数球団での日程作成が難しいため10球団目の誕生が切望されていた。だが、これを6月の韓国野球委員会理事会が否決。選手協会が今季球宴と来年のWBCのボイコットを表明した。10日に再び開かれる同理事会に注目が集まる。

 前回大会の優勝、準優勝国の参加が決まっていない。10日にも行われる日程発表では、日本は「暫定参加国」とされる予定だ。将来の野球発展へ、国際大会は必要不可欠だが、日韓双方で大会へ向かう一体感は見えてこない。
http://www.daily.co.jp/baseball/2012/07/10/0005201105.shtml



韓国球界の事情は詳らかでないが、この記事を読む限りでは、スポンサー権ライセンシング権に関する問題だけでも無さそうなのだ。しかし韓国でも、何が何でもWBCと言う雰囲気でも無さそうなことだけは、わかる。

だからWBCIはどのような手を打ってくるのか、見ものである。日本プロ野球選手会はさておき、NPBがどのような行動に出るか注意が必要である。7月20日の選手会の不参加表明を受けて、「 NPBは近く選手会と話し合い、参加するよう説得する方針」と言っている('12.7.22のNO.5参照のこと)。

7月21日の新聞によると、

加藤良三コミッショナーは「連覇したことでWBCの意義は大きくなった。ファンの期待を無視することはよくない。今後も話し合いを続けたい」と説得する意向を示し、8月1日に選手会と協議する。

なる記事があった。だから8月1日まではなんの動きもないであろう。もっとも無策のNPBだから、何も出来ないことであろうことは分かっていることであるが。ただここでNPBが何を言うかは、大体想像できる。「ファン」のために、新井さん、是非とも考え直してくださいよ、と懇願するだけであろう。スポンサー権ライセンシング権に関することは、ただ単に「侍ジャパン」になるから解決できる、としか言わないであろう。これでは問題の答えになっていないし、問題のすり替えなのである。それもさることながら、利益配分の低さも、重大問題なのではあるが。

侍ジャパンにこれからスポンサー権やライセンシング権が帰属することになったとしても、WBCでのそれは、侍ジャパンには帰属しない。このことが問題なのである。このことに対してはNPBや加藤良三なる人物は、単に「諦めてくれ」と懇願するだけでなんの解決策も提示できないであろう。

結局はこの話し合いは、決裂すべく決裂するであろう。一寸古いが次の記事を参照願う。





WBC参加問題 MLBは困っている
2011年09月27日08:25

2013年に開催予定の第3回WBCへの日本の参加問題について、MLBのジム・スモール アジア副社長が
「私たちは日本が出場に合意し、13年のWBCが日本参加の下に行われることを望んでいる。日本の選手は賞金を除いてMLB選手より多い報酬を受けていると承知している。しかし、選手会はさらなる上乗せを求めている。この状況を3連覇を望む日本ファンに、どう説明するのか?これ以上は待てません」と強調した。

 彼らの主張にだまされてはいけない。
「日本の選手は賞金を除いてMLB選手より多い報酬を受けていると承知している。しかし、選手会はさらなる上乗せを求めている」というのは、論点をずらしている
日本は、代表チームに対するスポンサー料とグッズ収入の権利は、本来はNPBに帰属されるものという当然の主張をしているに過ぎない。それを、報酬増の要求のように主張するとは、世論操作の一環。

どうしても、彼らは、ジャパンマネーが必要のようだ。
もし、日本企業のスポンサー料が必要ないなら、
日本の参加問題に関しては、何も言ってこないだろう。

今回、日本は、要求が受け入れられなければ参加しないことを決定した方がいい。

そうでなければ、今後のWBCもMLBのペースにのせられたまま。
今回参加しなければ、第4回WBC以降は日本の要求は少しでも
聞き入れられるだろう。

そもそもWBCは、サッカーのワールドカップのような世界一決定戦
ではない。MLBの収入を増やすためのあらたな「花相撲」のようなものだ。

MLBがWBCを世界一決定戦という位置づけにするならば、
春に開催することなく、スター選手も当然出ていることだろう。

メジャーリーグに屈するなプロ野球選手会!
http://blog.livedoor.jp/muskegon/archives/cat_968241.html
(続く)
コメント
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